新世代のアナログ・ターンテーブル「No5105」登場

ハーマンインターナショナル株式会社のプレスリリース

ハーマンインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:トム・メッツガー)は、米国を代表するハイエンド・オーディオブランド「Mark Levinson(マークレビンソン)」から、アナログ・ターンテーブル「No5105」を、2020年12月より発売いたします。

「Mark Levinson」は、1972年の創業以来、その驚異的なサウンドパフォーマンスと他に類を見ない贅を尽くした回路素子や回路構成によって、ハイエンド・オーディオの代名詞として市場に認知され続けてきました。

その「Mark Levinson」に新たに加わったラインアップ「No5000」シリーズは、同ブランドが長年培ってきたサウンドクオリティと最高のパフォーマンスをこれまでのオーディオファイルの方々だけでなく、デジタル音楽配信の普及やアナログレコードの復権で新たに高音質の音楽を聴く機会を得た、より多くの音楽ファンにも楽しんでいただくために企画されました。

2019年に発売された「No5000」シリーズの第1弾モデルとなるインテグレーテッド・アンプ「No5805」、第2弾モデルのネットワーク対応SACDプレーヤー「No5101」に続き、第3弾として、アナログ・ターンテーブル「No5105」が登場します。本製品は、33/45回転対応の12Vシンクロナス・フルデジタル・モーターを搭載し、ドライブベルトを使ったシングルベルト駆動方式を採用しています。「No5000」シリーズの優れた機能性と、ブラックとシルバーを基調としたインダストリアルデザインを引き継いだ今作は、高精度加工されたコンポーネントパーツが、アナログディスクから高密度なサウンドを余すことなくピックアップすることを可能にします。

近年、音楽のサブスク化が急速に進む一方で、著名アーティストがレコード媒体で楽曲を発表するなど、レコードブームも再来しています。10代や20代の若い世代からの需要も高く、幅広い層でアナログ回帰が起きている背景も受け、ターンテーブルも再び身近になり、日々進化しています。最高のマテリアルを投入し、洗練された技術とクラフトマンシップによりカスタムメイドされた、新世代のMark Levinsonアナログ・ターンテーブル「No5105」でプレミアムな音楽体験をお楽しみください。

【特長】

■超精密加工と上質な仕上げが施されたプラッターとベース
裏面に共鳴吸収材によるダンピング処理が施されたビーズブラスト仕上げの6.35kgソリッドアルミニウムプラッターを採用。

センタースピンドルの軸受けにはメンテナンスフリーのシンターブッシュ、ベアリングを採用し、潤滑剤と複合素材で構成されたオイルフリーのベアリングボトムを使用。スピンドルシャフトには精密研磨された硬化鋼を採用しています。

50mm厚のアルミニウムブロックから精密に一体切削加工された、コンパクトサイズながら重量級のベース部には、ブラックアノダイズド処理を施し、さらに上質なヘアライン仕上げが施されています。ベースを支える脚部には、ラバーアイソレートされたアルミ切削加工の3本の脚による3点支持構造を採用しています。

フロントには回転スピード切り替えと電源操作のためのコントロールパネルを設置。ガラスとアルミニウムのコンビネーションによるスタイリッシュなデザインに仕上げています。また、ベーストップ面にはバブル式水準器を搭載し、機器の水平設置をサポートします。本体背面にRCA出力端子を装備しているため、アンプとの接続なども容易です。

 

■シングルベルト駆動方式を採用したシンクロナス・フルデジタル・モーター

駆動部には、33/45回転対応の12Vシンクロナス・フルデジタル・モーターを搭載。シンプルなシングルプーリーと、モーターからの不要な振動伝達を抑えながらプラッターへ確実に駆動力を伝える四角断面のドライブベルトを使ったシングルベルト駆動方式を採用しています。

モーターを駆動する出力信号は、温度ドリフトをほぼゼロに抑えることで速度の安定性と低いワウ/フラッター値を保証します。電源部には、100〜260 VACの広範囲に対応するユニバーサルパワーサプライを内蔵しています。

■高精度なトーンアーム

高精度ベアリングを採用したジンバルサポート方式スタティックバランス型のトーンアームを装備。軸受けにはアームの滑らかな動きと遊びの無い高精度な支持のためにプリロード負荷型ベアリングを採用しています。

アームは、10インチ(254mm)長のカスタムメイドのストレート型で、グロスブラック仕上げのカーボンファイバー素材を使用しており、オリジナルデザインのアルミニウム製のヘッドシェルを採用しています。

■伝統かつ最新のインダストリアルデザイン
一目でMark Levinsonと認識できる、歴代モデルの意匠を受け継ぎ、ブラックとシルバーを基調とした「No5000」シリーズ共通のインダストリアルデザイン。フロントパネルに埋め込まれた、滑らかなガラスディスプレイが本体とシームレスに一体化し、洗練された印象を与えます。Mark Levinson製アンプのボリュームノブを思わせるユニークな形状と、アルミと真鍮の複合構造による十分な質量を持ったオリジナルデザインのディスクスタビライザーを付属。赤いLEDマークが特徴のブランドロゴ入りオリジナルデザインのターンテーブルシートが同梱されています。

 

【主な仕様】
製品名:No5105
形式:アナログ・ターンテーブル
モーター:12V シンクロナス・フルデジタル・モーター
回転数:33-1/3rpm、45rpm
電源:AC 100V~260V(50Hz/60Hz)
駆動方式:ベルトドライブ方式
寸法:W 438 × H 154 × D 395 mm (突起部含む)
重量:34kg
付属品:電源ケーブル、取扱説明書、スタビライザー、ドライブベルト(※カートリッジは付属していません)
発売日:2020年12月発売予定
標準価格:¥650,000(税別)
※製品の仕様、および外観は予告なく変更する場合があります。

<Mark Levinson(マークレビンソン)について>
ハイエンド・オーディオという新しいジャンルを確立した米国を代表するブランド「マークレビンソン」。その歴史ある設計思想は、現在も脈々と受け継がれ、常にエポックメイキングな製品を産み出し、世界中のオーディオファンからリファレンスシステムとして高い評価を受け続けています。

<ハーマンインターナショナル(米国本社/Harman International Industries, Incorporated)について>
ハーマンインターナショナルは、プレミアム・オーディオ、ビジュアル、コネクテッド・カーと、それらを統合したソリューションを、自動車、消費者、プロフェッショナルの市場に向けて、設計・製造・販売しています。弊社のAKG®、Harman Kardon®、Infinity®、JBL®、 Lexicon®、Mark Levinson®、Revel®を含む主要ブランドは、オーディオ愛好家やアーティスト、イベント/コンサート会場などで多く利用され、称賛を受けています。また今日では、弊社のオーディオやインフォテイメント・システムが装備された自動車が世界で5,000万台以上走っており、弊社のソフトウェアサービスは、オフィスや家庭、車やモバイルなどあらゆるプラットフォームにおいて、何十億台ものモバイル端末やシステムが安全な接続や統合を行えるよう、支えています。ハーマンインターナショナルは全世界に約30,000名の社員が在籍し、2017年3月にて韓国サムスン電子の子会社となりました。

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