シネマディスカバリーズ株式会社のプレスリリース
インディペンデント映画の配信サービス「CINEMA DISCOVERIES」(シネマディスカバリーズ)を提供するシネマディスカバリーズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:福島亨)は、映画祭のオンライン開催プロジェクトの第二弾として、11月20日(金)~12日13日(日)の 24 日間、「第17回ラテンビート映画祭」のオンライン開催をサポートいたします。国籍、ジャンルの多様性に特徴をもち、日本とラテン諸国文化の架け橋としてこれまで16回にわたり開催されてきた「ラテンビート映画祭」。ラテンビート映画祭ではオンライン開催にあたりクラウドファンディングを開始、すでに100万円を超える支援が集まっており10月30日(金)まで募集しています。
●オンライン開催の経緯
シネマディスカバリーズは本年4月にローンチいたしましたが、コロナ禍で休館を余儀なくされたミニシアターをはじめとして、映画文化を担っている皆様との連携を強化してまいりました。その一環として緊急事態宣言が解除され、延期やオンライン配信を検討されている映画祭との連携も模索、9月には「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」のオンライン開催をサポートいたしました。
この度、日本とラテン諸国の架け橋となることで映画文化の多様性を支えている第17回ラテンビート映画祭様の取り組みを支援すべくオンライン映画祭の開催をサポートさせていただくことになりました。好きな場所、好きな日時に視聴できることで、より多くの作品を全国の映画ファンにお届けします。
●ラインナップと開催概要
①ラテン諸国の多様な作品をラインナップ!(後日、追加予定。詳細は公式サイトにて順次発表)
『家庭裁判所 第3H法廷』(原題:Courtroom 3H)
米フロリダ州のレオン郡の裁判所。虐待、ネグレクト、育児放棄などを理由に保護された子どもを、親の元に戻すか否かを巡り、数々のケースが審議される。子どもは親といることが最良であるという前提を掲げ、引き離す理由よりも、一緒に過ごしても大丈夫な理由を探そうとする裁判所の姿勢が新鮮に映る。サン・セバスティアン映画祭コンペティション作品。
監督:アントニオ・メンデス・エスパルサ/2020年/ドキュメンタリー/アメリカ・スペイン/115分/第33回東京国際映画祭共催
予告編:https://youtu.be/zkl5lOUNNZE
『息子の面影』(原題:Sin Señas Particulares)
辺境の地から仕事を求めて旅立った息子の安否が分からず、母親が懸命に足跡を追う。一方で、米国から強制退国となった青年は故郷を目指し、ふたりの歩みが交差する…。国を出る者と戻る者。それぞれの思いが交錯する「道」を舞台にした巡礼の物語。長編監督1作目にして見事サン・セバスティアン映画祭オリソンテス賞を受賞した。
監督:フェルナンダ・バラデス/出演:メルセデス・エルナンデス、ダビ・イジェスカス、フアン・ヘスス・バレラ/2020年/ドラマ/メキシコ・スペイン/95分/第33回東京国際映画祭共催
予告編:https://youtu.be/lM_hXWhoEzA
『老人スパイ』(原題:El Agente Topo)
探偵事務所が80歳を超えた男性の求人を出すと、妻を亡くし、新たな生きがいを探していたセルヒオが採用される。業務内容はなんと老人ホームの内偵。セルヒオはスパイとなって老人ホームに「入居」するが…。サン・セバスティアン映画祭観客賞・最優秀ヨーロッパ賞受賞。
監督:マイテ・アルベルディ/2020年/ドキュメンタリー/チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン/84分/第33回東京国際映画祭共催
予告編:https://youtu.be/t4szWk73wh0
『ビボス ―奪われた未来―』(原題:Vivos)
2014年9月26日、メキシコのゲレロ州イグアラ市で起こったアヨツィナパ教員養成大学の学生43人集団失踪事件は世界に衝撃を与えた。犠牲者家族の悼みに寄り添いながら、汚職と暴力が蔓延するメキシコ社会の闇の深さに迫っていく。
監督:アイ・ウェイウェイ/2020年/ドキュメンタリー/ドイツ/112分
予告編:https://youtu.be/JBtoLqsv-_A
『エピセントロ ~ヴォイス・フロム・ハバナ~』(原題:Epicentro)
南北アメリカの中心に位置する島国キューバは、政治的には社会主義と資本主義の争いに翻弄されてきた歴史がある。カメラは、時が止まったような古い街ハバナで暮らす人々のリアルな日常を追いながら、彼らの本音に迫っていく。巨大な国アメリカへの思いを語る子供たちの言葉や、彼らの誇りの高さが印象に残る。2020年のサンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で最優秀賞受賞。
監督・ナレーション:フーベルト・ザウパー/2020年/ドキュメンタリー/オーストリア・フランス/109分
予告編:https://youtu.be/TwMXPAJxY30
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ベネズエラ』(原題:Once Upon a Time in Venezuela)
ベネズエラの北西に位置するマラカイボ湖にある小さな集落コンゴ・ミラドールは、石油によって湖が汚染されたことで、漁業で生計を立てることが難しくなり、人々の生活は荒んでいる。村の有力者、小学校教師、村の美少女コンテストに出場した少女の3人の立場の違う女性たちの目を通して、環境破壊や国政不安により村の生活が脅かされていく過程を追った社会派ドキュメンタリー。
監督:アナベル・ロドリゲス・リオス/2020年/ドキュメンタリー/ベネズエラ・イギリス・ブラジル・オーストリア/99分
予告編:https://youtu.be/FUk1dDQiHgk
②第17回ラテンビート映画祭 概要
・開催期間:11月19日(木)~12日13日(日)(25日間)
・上映:オンライン配信は11月20日(金)00:00から。11月19日(木)は新宿バルト9でのオープニング上映。
・主催:LBFF実行委員会
・プロデューサー&プログラミング・ディレクター:アルベルト・カレロ・ルゴ
・会場運営:(株)ティ・ジョイ
・運営協力:シネマディスカバリーズ株式会社、新宿バルト9
・公式サイト:http://www.lbff.jp/index.html
・クラウドファンディング:https://motion-gallery.net/projects/lbff2020
・視聴環境:WEBブラウザ (PC、タブレット、スマートフォン等)
・視聴料金:1作品1000円(税込)※
※購入後は72時間視聴可能。
・決済方法:各種クレジットカード
・視聴の手順:
①ラテンビート映画祭公式サイト
②公式サイト内の作品視聴ページ
③視聴作品の選択とシネマディスカバリーズの会員登録(無料)
④ご決済
⑤ご視聴
<シネマディスカバリーズについて>
キュレーション型の映画配信サービス。月額見放題800円(税込)、単品視聴300円〜500円(税込) 映画祭で話題になった作品、ミニシアターで上映された旧作などを中心にプロのライターが厳選したエッジーなインディペンデント映画や名作を観ることができます。作品の特徴は、作家の自由な発想とこだわりに満ちた多様な価値観をもつ映画。映画自体だけなく、映画ライターによる作品解説、監督による撮影秘話、監督紹介Q&A、テーマ性のある特集なども楽しめる映画と映画パンフレットがセットになったようなサービスです。7月より監督、キャスト、キュレーターを交えたコメンタリーなどのライブ配信も実施、9月にはSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020のオンライン開催をサポートしました。
<シネマディスカバリーズが目指すもの>
シネマディスカバリーズが発信していく映画は、新旧を問わず、自分らしい表現をしている制作者による、その人にしか作れない作品です。
そうした作品に触れることで、多様な価値観、未知の世界を知る驚き、さらには人生観まで変えてしまう興奮する出会いがあります。
そしてシネマディスカバリーズは制作者も応援しています。その生き方や価値観、人柄や活動内容まで丁寧に伝えファンになってもらうことで、映画の制作支援につなげていきます。
今後は配信プラットフォームとして映画文化を支えるべく、全国の映画祭や業界団体、ミニシアターとの連携を強化し、また、業界を超えて多くの方々に協力いただきながらインディペンデント映画の普及を目指していきます。
<当社について>
(社名)シネマ・ディスカバリーズ株式会社(所在地)東京都千代田区神田多町2-1神田東山ビル7F(設立)2019年12月(資本金)300万円(事業内容)コンテンツ配信プラットフォームの運営(代表取締役)福島亨(ふくしま・とおる)
※代表取締役の略歴:1976年生まれ。早稲田大学卒業後、CM制作会社勤務を経て2013年に株式会社ストライプアンプを設立。CMやネット動画の制作を行う。
<本サービスについて>
URL:https://cinemadiscoveries.co.jp
SNS:https://twitter.com/CINEMADISCOVER
お問合せ先 シネマディスカバリーズ株式会社 担当福島
TEL:080-1113-7271
e-mail: customer@cinemadiscoveries.co.jp