京都府のプレスリリース
京都府では、文化庁・京都府高等学校文化連盟との共催による、日本の伝統文化の継承・発展に勤しむ全国の高校生が集う「令和2年度全国高校生伝統文化フェスティバル-伝統芸能選抜公演-」を、2020年12月13日(日)に開催します。第9回目となる今年度は、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、オンライン上で一般観覧を実施する予定です。
「全国高校生伝統文化フェスティバル-伝統芸能選抜公演-」は、全国各地で古くから受け継がれている太鼓や踊り、箏曲など、伝統文化に勤しむ全国トップレベルの高校生が京都に集い、日々の成果を披露する「晴れ」の舞台です。それぞれの目標を高く持ち、活動する高校生達がここ京都で新たに出会い交流する場として、毎年多くの高校生が参加しています。
さらに本フェスティバルでは、ステージ出演はもちろん、広報活動やお客様のお出迎え、案内、舞台の裏方・運営まで、京都府内の高校生達が主体となって作り上げるなど、まさに“高校生が創り上げるフェスティバル”です。近年では、「茶道フェスティバル」も開催し、ますます広がりを見せています。
第9回目の開催となる今年度は、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、例年実施してきた一般観覧者の募集を中止する運びとなりました。しかし、高校生たちの勇姿を多くの人へ届けたいという思いから、今回はインターネットを活用したリモート出演によって、全国へ圧巻の演技をお届けします。
日本の伝統文化を継承すべく、日々鍛錬を重ねてきた高校生達の晴れ姿に、ぜひご期待ください。
■「全国高校生伝統文化フェスティバル」概要
開催日:2020年12月13日(日) 14時50分~17時50分
会場:京都コンサートホール・小ホール(京都市左京区下鴨半木町1-26)
※府内校出演者のみ。一般観覧はオンライン上で実施します。
料金:視聴無料
主催:文化庁、京都府、京都府高等学校文化連盟
お問い合わせ:075-414-4222 (文化スポーツ部文化芸術課)
公式HP:http://www.pref.kyoto.jp/denfes/index.html
【今年度の大会テーマ】
『大切にしたい日本のこころ』
【プログラム内容】
・プロローグ
狂言 京都府立嵯峨野高等学校
・歓迎プログラム
和太鼓 京都橘高等学校
・交流プログラム
宇治田楽 京都府立莵道高等学校
・古典の日朗読コンテスト優秀者発表
・開会宣言/主催者挨拶
・全国校公演
○日本音楽
植田創価高等学校(東京都)、和歌山県立日高高等学校
○郷土芸能(伝承系)
岩手県立北上翔南高等学校、新潟県立羽茂高等学校、沖縄県立八重山農林高等学校、浪速高等学校(大阪府)【特別枠※】
○郷土芸能(和太鼓)
愛知県立松蔭高等学校
※特別枠:伝統芸能の継承・発展に対する特色ある取組を行っている、これまで出場機会がなかった高校を対象に、都道府県高等学校文化連盟の推薦により決定。
【実施方法】
全国の出演校の公演映像(録画)と京都府内校の歓迎公演(プロローグ等)を会場からライブ配信するとともに、全国の出演校をオンラインで繋ぎ参加生徒の交流を行います。
一般視聴者にもYouTubeライブにて配信を予定しており、その視聴方法など詳細については、当フェスティバル専用ホームページにて順次お知らせします。
http://www.pref.kyoto.jp/denfes/index.html
【おもてなし隊】
京都府内校の生徒により構成され、例年、広報活動やお客様のお出迎え、御案内、舞台運営、出演者との交流企画の運営を担っています。
今年度は、舞台運営、出演者インタビューを実施するとともに、新型コロナウィルス感染症の状況を踏まえ、例年とは違う方法で実施してまいります。
構成メンバー:京都府立北稜高等学校、京都府立鳥羽高等学校、京都府立嵯峨野高等学校、
京都学園高等学校、京都西山高等学校
■「茶道フェスティバル」概要
開催日時:2020年12月12日(土) 14時00分~16時00分
会場:京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区下鴨半木町1-29)
※一般視聴不可
主催:文化庁、京都府、京都府高等学校文化連盟
お問い合わせ:075-414-4222 (文化スポーツ部文化芸術課)
【今年度の大会テーマ】
『一期一会 心かよわせて』
【プログラム内容】
・主催者挨拶
・歓迎公演 箏曲:京都光華高等学校
・記念講演 講師:千家十職袋師 土田半四郎氏
・全国から参加する茶道部の活動紹介及び生徒の交流
【実施方法】
京都府内校の歓迎公演及び記念講演と全国から参加する茶道部の活動紹介(録画映像)を実施するとともに、会場と全国の参加校とをオンラインで繋ぎ参加生徒の交流を行います。