おれたちういるすPROJECTのプレスリリース
新型コロナウイルスおよびインフルエンザの“ツインデミック”が想定されるなか、見えないウイルスに対して子どもたちが手洗いの大切さを理解することを促すべく株式会社TBWA\HAKUHODO (本社:東京都港区)と株式会社DREAMS(本社:東京都新宿区)は共に、「おれたちういるす PROJECT」を発足します。
本プロジェクトには、子どもから人気を集めるお笑い芸人で教育系YouTuberでもある小島よしおさんをアンバサダーに迎え、プロジェクト第1弾として、“手洗い教育”にフォーカスをあてた「おれたちういるす」ムービーを、特設サイトに公開しました。特設サイトURL:http://weareviruses.com/
MOVIE URL:https://www.youtube.com/watch?v=RcmrQ451VQE&feature=youtu.be
- プロジェクト発足の背景
新型コロナウイルス感染拡大後、日本において手洗い文化が今まで以上に定着する中で、“子どもが手洗いをする意味をしっかり理解する”ことで、子どものウイルス感染予防に繋がることを目指し、本プロジェクトを発足しました。
実際に、20-40代の子どもを持つ男女への調査※1の結果、「“子どもの手洗い”への意識が増した」と答えた人が97%にのぼり、コロナ禍前後で比較した際その意識は約1.5倍である一方、「子どもに対して手洗いを促すことに苦労した」と答えた人は、約6割にのぼることが判明しました。一般的に子どもに手洗いを促す方法として、親は早く・ラクに手洗いをさせることを考えますが、それでは子どもが「なぜ手を洗わなくてはいけないのか?」を理解できないのではと考え、手洗いの意味を知り楽しい手洗いの時間を提供できないかという“ウイルス教育/手洗い教育”の観点に着目しています。
※1 おれたちういるす PROJECT「子ども手洗いに関する調査」(2020年10月)
- 「おれたちういるす PROJECT」について
本プロジェクトでは、目に見えない6種類のウイルス(コロナ、インフルエンザ、ノロ、エボラ、サーズ、アデノ)をキャラクター化し、子どもの興味をひく形にして展開することによって、ウイルス感染予防についてわかりやす く伝えていきます。
プロジェクト第1弾として、子どもから人気を集めるお笑い芸人小島よしおさんをアンバサダーに迎え、小島さんが歌う「おれたちういるす」をアニメーションムービーとして制作し、特設サイトに公開します。
また、本日より手洗いの大切さを啓蒙する手洗い教室の開催やプロジェクトの推進のため、クラウドファンディングを実施し、さらに、ウイルスを可視化した石けん「POCKET SOAP」の先行予約も開始いたします。
- 【 プロジェクト概要 】
・プロジェクト名:おれたちういるす PROJECT
・特設サイトURL:http://weareviruses.com/
・活動目的:“ウイルス教育/手洗い教育”の考えのもと、“子どもが手洗いをする意味をしっかり理解する”ことで、子どものウイルス感染予防に繋がることを目指す
・活動内容:動画やイベントを通じてウイルスの可視化と手洗いの大切さの啓蒙
・活動団体:株式会社TBWA HAKUHODO/株式会社DREAMS
・賛同団体:NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ/駒沢の森こども園
・アンバサダー:小島よしおさん / てぃ先生
・コメント:
TBWA\HAKUHODO Chief Creative Officer 佐藤カズー コメント
コロナ禍の中、世界的に“手洗い“への意識は高まりましたが、周りをみると何秒か水を流したりするだけなど、石けんを使った正しい洗い方についてはまだ理解が足りていないことに気づきました。とくに子どもたちは、まだなぜ手を洗わなければならないのか理解することが難しく、手を洗うこと自体を嫌がったり、洗い方が雑だったりして、多くのご両親が手洗い教育に苦労していることが調査でわかりました。つまらない・嫌いな手洗いを楽しいものに変えることで、子どもたちが手洗いを好きになるのではないか?という発想から、愛らしいウィルスのキャラクターを作り、このプロジェクトを立ち上げました。この取り組みを通じて石けんを使った正しい手洗い方法を学び、コロナのみならずさまざまな感染症防止に少しでも役に立てたら嬉しく思います。
株式会社DREAMS 代表取締役:添谷徹
ドリームズは、外出先でいつでもどこでも石けんで手を洗えるようにと、2010 年に「SOAP TABLET」という携帯用の固形石けんを開発。
その後も、バイキンのかたちをした紙石けんの商品を開発して参りました。昨今、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、
改めて手洗いの大切さが見直されておりますが、目に見えないウイルスの存在を、子どもたちに理解させることは非常に難しいものです。
子どもたちに正しい手洗いの仕方、手洗いの必要性を啓発していくために、本プロジェクトを発足いたしました。プロジェクトの一環として、ウイルスを可視化した 30 秒で手洗いできる石けん「POCKET SOAP」 を開発します。子どもたちに楽しみながらウイルスを理解し、手洗いの習慣を身につけてもらい、笑顔で暮らせる健康な社会づくりを目指したいと考えております。
NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長:湯浅誠
私たちは、全国約4000箇所のこども食堂を応援する団体です。新型コロナウィルスは子どもたちから大切な居場所を奪いました。しかし、全国の1/4のこども食堂はウイルスに負けずに場を開いています。でも万が一感染者が出たら・・とみんな不安です。こども食堂に安心して来てもらいたい、安心して過ごしてもらいたい、そのためには手洗いによる消毒が基本になります。小さな子どもたちまでが、このプロジェクトを通じて手洗いの大切を知って実行してくれたら・・きっと適当に手洗いする大人もいなくなるでしょう。みんなの大切な居場所を守りたい。そのためにこの取組みが多くの人たちに伝わっていくことを望みます。
駒沢の森こども園 代表:河本和真
駒沢の森こども園では、日ごろより手洗いうがいの習慣付を徹底しています。普段何気なく起こしている行動にも、そこに意味があり、それを理解することで、より丁寧な習慣になると私たちは考えております。今回の取り組みは、まさに手洗いの意味を考えさせられるような取り組みとなっており、ウィルスの「見える化」に始まり、手洗いの大切さを改めて認識する仕掛けが子供たちに、強い意識付けを行ってくれると感じております。この取り組みが、子供たちにとって自発的な手洗いを推進していくきっかけとなってくれる事を祈願しております。
- 〈アンバサダー紹介 / コメント〉
小島よしおさん
1980年沖縄県生まれ、千葉県育ち。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。自身の父が校長を務める専門語学学校・欧米・アジア語学センター副校長。大学在学中から事務所に所属し芸人としてのキャリアをスタート。「そんなの関係ねぇ!」が2007年の『ユーキャン新語・流行語大賞』に入賞するなど大ブレイクを果たす。現在YouTubeの「おっぱっぴー小学校」が話題を呼び、子どもたちを釘付けに。プライベートでは2016年に結婚。
〈コメント〉
新型コロナの影響で、これまでにないくらい手洗いが重要だと言われていると思います。
この取り組みを通じて、1人でも多くの子ども達に手洗いの大切さを知ってもらい、僕の歌を口ずさみながら楽しんで手洗いをしてもらえたらと思ってます。
てぃ先生
関東の保育園に勤める男性保育士。
ちょっと笑えて、可愛らしい子どもの日常をつぶやいたTwitterが好評を博し、フォロワー数は50万人を超える。著書である『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』は15万部を超える大人気作、コミック他含め、著書は累計50万部を突破している。保育士として勤務する傍ら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演活動は年間50本以上。
他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。ちなみに、名前の読み方は「T」先生。最近ではYouTubeに動画を投稿し始め、チャンネル登録者は早くも24万人を超えている。
〈コメント〉
手についたバイ菌やウイルスは目に見えるものではないため、いくら手を洗うことの重要性を説明しても、子どもたちが自分から「手を洗わなきゃ」と考えてもらうことは難しいです。僕自身も「手にバイ菌がついていて、そのままご飯を食べるとお腹痛くなっちゃうかもよ」と子どもへお話をしたことはありますが、その時も手をジーっと見たあと「ついてないよ」と言われてしまいました(笑)
このように、子どもは「視覚」「聴覚」に頼ることが多いため、「手にバイ菌・ウイルスがついているんだよ」と言われてもポカーンとなります。今回の「おれたちういるす PROJECT」では、見えないウイルスを可視化して子どもたちにもっとダイレクトに分かりやすく伝えようというコンセプトを強く感じることができ、ぜひ全力で応援したいと思いました!
- <「おれたちういるす」キャラクター紹介>
ウイルスの症状に合わせ、性格付を行っています。
この性格付には、医療法人社団 幸野メディカルクリニック 院長 /医学博士 幸野敬子氏に監修していただきました。
また下記キャラクターは、特設サイトにて無料でダウンロードしてご使用いただくことが可能です。
URL:http://weareviruses.com/
ノロウイルス(5類感染症 ノロウイルス感染症)
ふだんは無気力だけど、ステージに立つと暴れだすバンドマン。おなかに入ると下痢や吐き気を引き起こすぞ。
熱に弱いので、食べるものは充分に火を通すようにして対策しよう
インフルエンザ(5類感染症 インフルエンザ)
ウイルス界のスピードスター。体を一気にアチアチにする。人から人へあっというまに感染っていく。
インフルエンザが元気な冬になる前に、ワクチンを打っておくと安心だ。
コロナ(2類感染症 新型コロナウイルス感染症)
おっとりした性格だけど、ときどき別人のように暴れだす二重人格ウイルス。症状が軽いからといって甘くみてはいけない。人から人に飛び移るのが得意。コロナの好きな3密には近づかないように。
サーズ(2類感染症 重症急性呼吸器症候群)
謎に包まれた大泥棒ウイルス。体中の酸素を奪ってキミを苦しめるぞ。いまだに尻尾がつかめておらずワクチンも未完成。今は休んでいるという噂だが…。ふたたび活動しはじめないことを祈ろう。
アデノ(5類感染症 流行性角膜炎、咽頭結膜炎)
こどもが大好きで無邪気なウイルス。夏はプールでよく遊んでいるぞ。アデノに好かれるとノドが腫れたり、目が真っ赤になったり。プールのあとはしっかりシャワーを浴びて連れて帰らないようにしよう。
エボラ(1類感染症 エボラ出血熱)
史上最強の伝説のアサシン。攻撃力はウイルス界でもトップクラス。狙った獲物は2〜3日で仕留めてしまう。その確率なんと50%!エボラのいる地域には近づかないことが賢明だ。
- <「おれたちういるす」ムービー>
小島よしおさんが、キャラクター化した6種類のウイルス(コロナ、インフルエンザ、ノロ、エボラ、サーズ、アデノ)の特徴を、ウイルスの気持ちになって歌うアニメーションムービー。ウイルスをアニメーションにしてわかりやすく描くことで、覚えてもらいやすくなっています。
YouTube URL:https://youtu.be/RcmrQ451VQE
・歌詞カード
この映像に合わせ、歌詞も完全オリジナルで制作しました。
- <「おれたちういるす PROJECT」メイキングムービー>
小島よしおさんが歌う「おれたちういるす PROJECT」のメイキングムービーも同日に公開を開始します。メイキングでは、小島よしおさんの歌唱シーンやインタビューを通じて、“手洗いの大切さ”を伝えています。
YouTube URL:https://youtu.be/yOksPa1uELU
- ウイルスを可視化した石けん「POCKET SOAP」
“おれたちういるす”のキャラクターのカタチをした小さな石けん「POCKET SOAP」は、手洗いの推奨秒数である30秒で消えるようになっています。このウイルスを可視化した石けんを使い切ったら、実際のウイルスもなくなる石けんになっており、子どもたちが楽しみながら手洗いをすることができます。また持ち運び出来るサイズなので、公園などで遊んだあともすぐに石けんを使って手洗いが可能です。本日から、ドリームズオンラインショップにて先行予約受付を行います。
商品名:POCKET SOAP (カナ表記:ポケットソープ)
先行予約受付開始日:2020年11月5日(木)
URL: https://www.dreams6-shop.com/SHOP/DHG31160.html
※試作品のためイメージとなります。
- クラウドファンディングについて
本日よりクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて、手洗いの大切さを伝えるイベントの開催や、本プロジェクトの推進のため、クラウドファンディングを実施いたします。子どもたちにウイルスについての知識を深め、手洗いの大切さを楽しく理解してもらい、感染症対策へ繋げることを目標に活動いたします。
実施プラットフォーム:READYFOR
実施期間:2020年11月5日(木)〜12月4日(金)
目標金額:100万円
サイトURL:https://readyfor.jp/projects/weareviruses
◎実現すること
1.親子で楽しめる手洗い啓発イベントの開催
保育園・幼稚園、その他子どもが多く集まる場所で、手洗いの大切さを伝える啓蒙イベント開催して、子どもたちに手洗い習慣を身につけてもらうための活動を行っていきます。ウイルスクイズや、ウイルスのお絵かき、「POCKET SOAP」を使用した手洗い、歌を通じて楽しく学ぶ場にしていきたいと考えています。
2.子どもたちに、「ういるす石けん」を届けます。
“おれたちういるす”のキャラクターのカタチをした小さな石けん「POCKET SOAP」を全国の方にお届けします。手洗いの推奨秒数である30秒で消えるようになっていて、使い切ったらウイルスもなくなる石けんになっており、子どもたちが楽しみながら手洗いをすることができます。
※参考資料:
〈調査概要〉
調査名:子ども手洗いに関する調査
調査期間:2020年10月18日〜2020年10月19日
性別:男女 年齢:20~49歳 地域:全国 その他条件:3-7歳の子どもを持つ男女
調査対象者数:300名
■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースリリースの内容の掲載にあたりましては、【出典:おれたちういるす PROJECT】と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。
■ 新型コロナウイルスの影響で「“子どもの手洗い”への意識が増した」と答えた人が97%にのぼり、コロナ禍前後で比較した際その意識は約1.5倍(10段階評価の平均値を前後で比較)、多くの方が“子供の手洗い”への意識が向上していたことが判明。
■ 多くの方が“子供の手洗い”への意識が向上していた一報で、「子どもに対して手洗いを促すことに苦労した」と答えた人は、約6割となった。
■ 「子どもの手洗い嫌いを直そうと試みたことがある」と答えた人は約9割にのぼり、その中でも「手洗いの意味を理解させる“動画”があったら見せたい」と答えた人は、3人に1人となった。また、試みたことがある人の中には、一緒に洗う(50代男性)、楽しくなるように歌を歌いながら洗う(60代女性)、手洗いをしたら、シールを1枚あげる(40代男性)、手を洗えばおやつをあげた(30代男性)、キッズユーチューブで手洗い動画(バイキン)を見せる(60代女性)などを実践していた。