〜この冬大和シティー・バレエが贈る心が温まる現代のお伽話〜 世界初演!振付:宝満直也×美術:長谷川匠×主演:福岡雄大/小野絢子 冬季バレエ公演2020『美女と野獣』開幕

大和シティー・バレエ株式会社のプレスリリース

 

Yamato City Ballet

神奈川県大和市を拠点に活動する大和シティー・バレエは、宝満直也さん振付による世界初演の新作バレエ『美女と野獣』を2020年12月27日(日)に大和市文化創造拠点シリウスで開催します。

主演は、日本バレエ界最高峰のダンサー、新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子さんと福岡雄大さん。

そしてこの公演の大きな目玉となるのが、建築家長谷川匠さんとのコラボレーションです。彼の紡ぎ出す斬新かつオリジナリティー溢れる世界観がこれまで味わったことのない『美女と野獣』の演出にさらなる魅力を加えます。

<舞台美術>長谷川匠

1985年5月11日 埼玉県深谷市生まれ。
2004年、数多くの著名な建築家のもとでインターンとして経験を積み、2013年 渡仏し1年半パリの建築事務所で学ぶ。2015年 株式会社アトリエ長谷川匠を設立。
2017年 住宅 Maison de Miroir完成。
2020年 「SMALL WORLDS TOKYO」完成。「ART AQUARIUM MUSEUM」設計監修。

【舞台美術担当】
2018年:新国立劇場 JAPON DANCE PROJECT 2018「夏ノ夜ノ夢 SUMMER/NIGHT/DREAM」(最年少での美術担当) 2019年:日本バレエ協会主催 クレアシオン「月下」2020年:青木尚哉自主  公演「LANDSCAPE」

長谷川匠氏は、2020年6月にオープンした世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」の建築設計ディレクター、30,000匹超の金魚が泳ぐ、唯一無二の「生命の宿る美術館」といわれる日本橋で開催中の「ART AQUARIUM MUSEUM」の設計監修をするなど、現在大活躍中の若手新進気鋭の建築家です。

パリ、バンコクなど海外の都市や全国各所で個展を開催し、大胆な画風のアーティストやデザイナーでもある同氏は、バレエ、ダンスなどの舞台美術の世界でも目覚ましい活躍ぶりです。

2018年に新国立劇場主催の舞台であるJAPON DANCE PROJECT 2018「夏ノ夜ノ夢 SUMMER/NIGHT/DREAM」の同劇場史上最年少での美術製作を皮切りに、2019年、日本バレエ協会主催 クレアシオン「月下」や、2020年には振付家青木尚哉氏の自主公演「LANDSCAPE」の美術も担当しています。

新国立劇場 JAPON DANCE PROJECT 2018「夏ノ夜ノ夢 SUMMER/NIGHT/DREAM」
写真提供:新国立劇場バレエ団
 

 日本バレエ協会主催 クレアシオン「月下」より

青木尚哉自主  公演「LANDSCAPE」より
©️大洞博靖

 

長谷川匠氏の紡ぎ出すオリジナリティー溢れる世界観と、今までの舞台美術の既成概念を破る斬新な発想は、観るものを幻想的な境地に誘い込みます。

今回の舞台美術のコンセプトに関して、長谷川氏は次のように語っています。

「今回の『美女と野獣』は振付家である宝満直也さんとの協働作業として依頼を受けました。宝満さんには、今までの僕の作品を全て観てもらっていますし、彼の作品は僕もとても好きで、宝満さんとだから一緒に作ってみたいと思いお引き受けしました。

『美女と野獣』というと、皆さんの頭からはディズニーの作品がどうしても離れないと思います。けれど、期待には応えたい。

そんな中で、予算や期間も踏まえて、色紙で、画面いっぱいに花びらを散りばめようと思いました。その花びらは来場者の心の一つ一つに応えてくれる事を期待しています。クリスマスに近いスケジュールでもあるので、是非大切な人と観て欲しいです」
 

今回、長谷川氏は舞台美術に加え、チケットやパンフレットのデザインの監修もしています。
 

 

「チケットそのものは、1020枚全て一つ一つ手作りです。劇場のチケットは、終わるとゴミになってしまう事が多いけれど、チケットそのものも作品の演出の一つだと思っています。

チケットやパンフレットを手にした瞬間から、特別感や、ドキドキ感、ワクワク感をプレゼントしたいと、総合プロデュースを提案しました。

新しい事への挑戦、理解を快く受け入れてくれた佐々木三夏先生にも、この場を借りて感謝したいです。当日劇場でお待ちしております」

そんな長谷川氏の想いが詰まった『美女と野獣』は、バレエを初めて見る人にも間違いなくスペシャルな思い出深い公演となるでしょう。

また、新国立劇場プリンシパルである主演の福岡雄大、小野絢子他、豪華な出演者に加え、振付には若手ナンバーワン振付家宝満直也を迎え、楽曲は全編ショスタコーヴィチを使用、デザイン性あふれるオリジナル衣装も徹底的なこだわりや見どころ満載です。

ダンスや舞台公演の情報満載のWEBメディア『WebマガジンDancers』では、振付家と豪華出演者5名による70名限定の無料オンラインイベントを11月30日に開催します。

トークの登壇者は宝満直也、小野絢子、福田圭吾、八幡顕光、池田武志の5人。(敬称略)

参加費は無料で先着70名様。本公演にかける思いやリハーサル状況などを語ります。

申し込みは下記リンクから。
https://peatix.com/event/1704218/view

【Yamato City Ballet】https://www.ycb-ballet.com/

大和シティー・バレエは、2016年に大和市文化創造拠点シリウスのオープンを契機に精力的に公演活動を展開しています。古典バレエからコンテンポラリー・ダンスまで、幅広いジャンルを上演しており、様々なバックグラウンドを持つ振付による新作を多数紹介。今年の夏公演に続き、コロナ禍においても積極的な舞台制作に取り組んでいるバレエ団です。今回、開幕する冬季公演2020は、『オン・ステージ新聞 若手振付家 ベスト1』にも選出された才能豊かな若手振付家の宝満直也さんによる新作『美女と野獣』です。建築家出身気鋭の舞台美術作家、長谷川匠さんを迎え、斬新な演出で愛に満ちた世界観を描きます。

この舞台は、単なるおとぎ話ではありません。誰もがイメージする物語とは異なり、喋る燭台や歌うティーポット等は登場しません。原作ヴィルヌーヴ版を基に、表情豊なショスタコーヴィチの曲が全編を彩ります。

お城で孤独に生きる野獣と、新しい世界に憧れを抱くベルが出逢い、新しいモノを受け入れる勇気と形に囚われない愛を学んでいく物語は、コロナ禍で露呈された人種差別や他者批判など、今私たちが直面している社会問題と重ね合わせることができます。

人と姿が違うだけで悲しい思いをしている野獣のように、人々は未知を恐れ、受け入れられずにいます。知らないことを受け入れる勇気と、思いやりを持ったベルに出逢うことで、野獣は心の扉を開き、二人は次第に心を通わせます。お互いを受け入れることで、未来は変わるという希望に溢れたメッセージを込めた作品です。

<主演>福岡雄大
(新国立劇場バレエ団プリンシパル)
K★バレエスタジオにてバレエを始める。’03年文化庁在外研修員としてチューリッヒジュニアバレエ団に入団後、チューリッヒバレエ団に入団し’07年まで所属。’09年新国立劇場バレエ団に入団、’12年プリンシパルに昇格し、以後ほぼ全ての作品に主演している。Birmingham Royal Ballet,Primorsky stage of the Mariinsky Theaterへもゲスト・プリンシパルとして出演する他、トルコ・メルシン、ドイツ・ドルトムントでのガラ公演にも出演。コンクール受賞歴はこうべ全国洋舞コンクール・シニア部門グランプリ、ヴァルナ国際バレエコンクール・シニア部門第3位など輝かしく、’11年中川鋭之助賞、’13年舞踊批評家協会賞、′18芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

<主演>小野絢子
(新国立劇場バレエ団プリンシパル)東京都出身。小林紀子、パトリック・アルモン、牧阿佐美に師事。小林紀子バレエアカデミー、新国立劇場バレエ研修所(第3期修了生)を経て、2007年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。入団直後に、ビントレー『アラジン』の主役に抜擢され成功を収めた。その後、『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ラ・バヤデール』『ジゼル』、アシュトン『シンデレラ』、ビントレー『カルミナ・ブラーナ』『パゴダの王子』『シルヴィア』、プティ『こうもり』『コッペリア』、フォーキン『火の鳥』、ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数多くの作品で主役を踊っている。 11年プリンシパルに昇格。主な受賞歴に04年アデリン・ジェニー国際バレエコンクール金賞、11年芸術選奨文部科学大臣新人賞および舞踊批評家協会新人賞、14年服部智恵子賞、16年橘秋子賞優秀賞、19年芸術選奨文部科学大臣賞などがある。
 

<振付>宝満直也
2008年、新国立劇場バレエ研修所に入所し研鑽を積んだのち2010年、新国立劇場バレエ団に入団する。古典作品のレパートリーに出演しながら、コンテンポラリー作品では、ソリストとして抜擢されデュオやソロなどの重要なパートを踊る。自身も振付活動に、注力しており新国立劇場の振付家育成公演では、多数振付を発表している。

オン☆ステージ新聞 新人振付家ベスト1 選出。2015年には新国立劇場バレエ研修所に作品を提供している。2017年退団後には、NBAバレエ団にて「海賊」「白鳥の湖」などの全幕バレエに振付助手として振付をしている。

Yamato City Ballet Winter Concert 2020
『美女と野獣』 新作 世界初演 実施概要

■振付:宝満直也 曲:ショスタコーヴィチ 主演:小野絢子 福岡雄大 舞台美術:長谷川匠
■日時:2020年12月27日(日) 17:00 開場/18:00開演
■会場:大和市文化創造拠点シリウス 芸術文化ホール メインホール(大和駅より徒歩5分)■出演:小野絢子 福岡雄大中家正博 木下嘉人 池田武志
八幡顕光 福田圭吾
奥田花純 五月女遥 野久保奈央
飛永嘉尉 森田維央
成田遥 盆子原美奈 中村春奈 安藤沙綾
Yamato City Ballet
相原舞 古尾谷莉奈 萩原ゆうき
橋本侑佳 牧祥子 窪田夏朋
細井佑季 刀祢平美咲 河村美来
SBA Jr.Company
Sasaki Ballet Academy■チケットの予約受付 https://www.ycb-ballet.com/rsv
チケット料金(税込) S席:¥6,600/A席:¥5,500/B席:¥4,400/C席:¥3,300
■お問合せ:大和シティー・バレエ
mail@ycb-ballet.com https://www.ycb-ballet.com
■新型コロナウイルス対策について
大和シティー・バレエの2020年12年冬季公演は、会場となる大和市文化創造拠点シリウスの新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえて、新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底し、公演を実施しています。

2020年12月のガイドラインは、まだ会場側から未発表ですが、現時点で会場側から発表されている2020年10月利用に関してのガイドラインのリンクは、下記の通りです。
https://yamato-bunka.jp/hall/files/ae87ddcaa010192cab285a942e72c569e335879c.pdf

2020年8月の夏季公演においては、会場側(大和市文化創造拠点シリウス)のガイドラインを踏まえて、バレエ団のHPに、次のお知らせを提示致しました。https://www.ycb-ballet.com/measures

【リハ動画】

 

【「大和シティー・バレエ」について】
「大和シティー・バレエ」は、ダンサー及び様々なジャンルのアーティストを主体に舞台をクリエイトする環境作りと人材育成を目的に結成された若いバレエカンパニーです。付属のバレエ学校である「佐々木三夏バレエアカデミー(SBA)」からは、ハンブルグバレエ団の菅井円加、モーリス・ベジャール・バレエ団の大貫真幹を始め、海外で活躍中のダンサーを沢山輩出しています。
バレエ、コンテンポラリーダンスが西洋からのものである以上、才能ある若いダンサー達が海外に憧れ目指すのは自然な中、日本にバレエが伝わった100年あまり、日本から西洋に向けて発信できるプロダクションを構築して行きたいという思いで活動しています。

所在地:〒242-0021 神奈川県大和市中央2丁目3-10 大和中央ハイツ1F
代表: 佐々木 三夏 URL: https://www.ycb-ballet.com/

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