女性タレント好感度1位は、綾瀬はるか?新垣結衣? 1980年から2019年の調査結果を公開

株式会社ジェーディーエスのプレスリリース

JNNデータバンク販売代理店 株式会社ジェーディーエス(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木正光、以下「JDS」)は、JNNデータバンクで、毎年調査している男女各200名程度のタレントの好感度より、1980年から2019年(女性タレント 総勢832名)の調査結果をご紹介します。

2019年女性タレントベスト20(図1)をみると、綾瀬はるか32.2%、新垣結衣32.0%が僅差でトップを争っています。両者は3位の北川景子23.4%とは差をつけて抜きん出ています。また、ベスト10のタレントの過去10年の時系列変化(図2)によると2013年以降トップを争う新垣結衣はドラマ「逃げ恥」のヒットに伴い2016年から急上昇しています。一方の綾瀬はるかはこの10年間は1位または2位の高位で安定しています。

図1 2019年女性タレント好感 ベスト20 n=7389

図2 女性タレント好感 時系列

■この10年における存在感(好感の蓄積) 1位は綾瀬はるか
以下図3に示したランキングは、この10年間を通して誰が人気を博していたのかをみたものです。
いうなればこの10年間で人気があった代表選手は誰か?ということです。
近年の高ポイントの結果で1位綾瀬はるか、2位新垣結衣となりました。天海祐希は291.3ポイントで2019年のランク5位から3位へランクアップし、2位の新垣結衣313.3ポイントに迫る位置づけとなっています。また、2019年時点で16位の上戸彩は、この10年における人気では4位と高位置です。
一方2019年ではベスト20入りしたものの、10年間のベスト20ランクから落ちたのは、広瀬すず、高畑充希、有村架純、吉田羊、渡辺直美、広瀬アリス、いとうあさこ、逆にランクインは菅野美穂、柴咲コウ、松嶋菜々子、仲間由紀恵、竹内結子、杏、深津絵里です。

図3 10年間(2009~2019年)人気を博している女性タレントベスト20

■この40年における存在感(好感の蓄積) 1位は吉永小百合
以下図4は先ほどの図3と同様計算で1980年からの人気を表したものです。
1位は吉永小百合です。
同様に1980年からの計測があり直の対抗馬になったのは、黒柳徹子、松坂慶子、松田聖子、大竹しのぶ、名取裕子、和田アキ子でした。
小泉今日子は先のタレントより3時点計測は少ないものの他を押しのけ2位となりました。
また、特筆すべきは松嶋菜々子で1998年からの測定にもかかわらず4位となっています。

1980年から40年間を通して人気を博している女性タレント ベスト20

図4 女性タレント 40年間(1980~2019年)好感累積 ベスト20

※分析に用いた好感度は、毎年の調査において対象となるタレントを、その時期における媒体の露出、社会的影響力などの要因を考慮し200名程度選出し、複数回答により好感度を測定した結果を用いています。

ポイントとして表記している累積好感度は対象タレントの各調査次年度の数値を累計したものを指数化したものです。結果として対象者ごとに測定された調査回数が異なっております。ある対象者の特定調査時点における欠損はその調査時点おいて調査対象に選出されていないことを意味します。

図2の時系列グラフにおいて木村佳乃が2011年、2012年、2013年の調査結果の欠損となっているがこの時期は彼女自身の妊娠出産などの時期で媒体露出などの機会が少なく社会的影響もあまりないと考慮し調査対象としていないと考えられます。また、広瀬すずは本格芸能活動が2013年頃からのため測定は2014年からとなっています。

欠損値の処理において全体の平均をとる、前後値の平均とするなど処理は考えられるが今回はそれらを考慮せず単純な累積としています。

今回は試みとして、この計算にて好感蓄積を社会的存在感として比較を行ってみました。

次に、綾瀬はるか、新垣結衣、吉永小百合、それぞれ支持をしている年代構成についてみてみます。

<綾瀬はるか>
時系列の変化をみると2004年測定開始から2011年まで伸び続けていましたが、2012年からは30%中盤から後半の数字となっています。好感度の傾向から見ると獲得できるピークで高止まりしている状況と考えられます。
好感度を持つファン層を見ると当初は若年層に高く高年齢に低い傾向がみられましたが、現在は逆の構成になっており、50代以上の層の好感が高く、特に断層世代以上の好感に伸びがみられます。

図5 綾瀬はるか 全体1 単位:%

図6 綾瀬はるか 年代別1 単位:%

<新垣結衣>
時系列の変化は2007年測定開始から伸び続けています。特に「逃げ恥」オンエアとともに2016年に勢いがみられ2015年27%に対し2016年は36%、翌年39%になりました。
好感度を持つファン層を見ると若干若年層よりではあるが各年代とも大きな差がなく年齢を問わず好感度を獲得しています。中でも中心は20代後半~40代前半のポストロスジェネ、ゆとり世代で、トップを争う綾瀬はるかが、新人類以降の世代に中心がありうまく棲み分けられています。

図7 新垣結衣 全体2 単位:%

図8 新垣結衣 年代別2 単位:%

<吉永小百合>
1980年から2019年の40年間の累積好感で1位です。長期にわたり人気が衰えることなく一定の好感を維持しています。細かく見ると2008年以降は徐々に好感が下がりつつあります。
現在の好感度が全体平均より高いのは、50代後半の新人類以降の世代でこの世代においては時代の変化を経ても好感を持ち続けています。
吉永小百合の好感はこれらの世代によって支えられている構造になっています。
この10年下降傾向にあるのは好感を持っている高年齢世代が徐々にこの調査対象から外れている影響と考えられます。

図9 吉永小百合 年代別3 単位:%

図10 吉永小百合 全体3 単位:% 

<JNNデータバンクとは>
TBSテレビをキー局とする全国28社のテレビ局(JNN系列)が、毎年共同で行っている総合ライフスタイル調査です。
調査対象は、北海道から沖縄にいたる全国の都市部に住む約7,400名の13歳~69歳一般男女。
1971年の第1回調査以来、40年を超える歴史を持ち、膨大なライフスタイル項目について、他に例を見ない貴重な時系列データを蓄積しています。
年に3回の追加調査(首都圏)も実施しており、タイムリーなテーマにも対応しています。
JNNデータバンクは、参加企業を募集しております。お問い合わせは、販売代理店のJDSまで。

※1971年~1992年は、13-59歳 約3,000名、1993年~1999年13-69歳 約3,500名、2000年以降 13-69歳 約7,400名が対象。
※1971年~1999年は、年2回(5月・10月)、2000年以降は年1回11月に調査。
 現在、実査中です。
※2012年より、Japan-VALS(TM)軸で集計ができるようになりました。
※2014年より、札幌・首都圏・名古屋・関西・福岡の5地区は70~74歳が調査対象に加わりました。

TBSテレビ「TBS生活者データ」ご紹介
http://www.tbs.co.jp/research/

JDS「JNNデータバンク」ご紹介
http://www.jds.company/datebase01j/

※本件にてご紹介したバブルのグラフデータについて、「2019年時点ベスト10」のタレントデータを差し上げます。
ご入用の方は、下記よりお申込みください。
http://www.jds.company/inquiry/

■会社概要
商号 : 株式会社ジェーディーエス
代表者: 代表取締役社長 鈴木 正光
所在地: 〒160-0004 東京都新宿区四谷2-11 龍文堂ビル4F
設立 : 1973年4月1日
URL  : http://jds.company

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