無料配信で世界クオリティの演奏を、ライブ収録では生演奏の迫力をお楽しみください。TIVAA“on Live ” & “ at Home ” 「クリスマス・オペラ・ガラコンサート」開催のお知らせ。

特定非営利活動法人日本伝統文化交流協会のプレスリリース

東京インターナショナル声楽アカデミー(Tokyo International Vocal Arts Academy;略称TIVAA、以下略称で記載)は、声楽家むけトレーニング・プログラムの開催と、声楽を中心としたコンサートを提供しております。この度、12月12日(土)に3大陸30名の音楽家が集うオンラインコンサートを無料生配信いたします。「ワルキューレの騎行」など配信曲の一部は12月4日(金)に実施するライブ・コンサートで収録。ライブ公演と、オンラインコンサートそれぞれをお楽しみください。
TIVAAのオンライン・コンサートは、演奏曲の字幕付けはもちろん、出演者による生解説、トークを交え、音楽番組さながらにお届け。この配信スタイルは声楽コンサートやオペラの楽曲を始めて聴く方に大変好評をいただいております。
TIVAAは3月以降、音楽家の「表現の場」をつくり、聞き手に喜びと感動をつくるための取り組みを重ねております。前回の6月6日(土)のガラコンサートの模様は日経新聞などでも報道されました。 今回、文化庁の「文化芸術収益力強化事業」への採択を受け、さらに新しい表現を追求してまいります。

無料配信!世界的な豪華出演者の演奏をご自宅で楽しめます!
TIVAA芸術監督、アメリカを中心に世界のオペラ・ハウスで指揮者として活躍するホルヘ・パローディが厳選した世界的音楽家、日本を代表する音楽家たち30名による約15曲の演奏を、日本、中国、アメリカ、イタリアと4か国から皆様のご自宅に直接お届けします。
「オペラや声楽に興味はあるけれど、なんだか敷居が高い。。。」そんな方でも自宅でお夕飯やお飲み物と共に気軽に楽しめる超本格的なオンライン・コンサート。スマートフォンの画面とともにイヤホンで。PCをHDMIケーブルなどでテレビにつないでご家族で。字幕や生解説もあり、初心者にも安心。ネットにつながる環境さえあればどなたでもお楽しみいただけます。

今回、文化庁の「文化芸術収益力強化事業」への採択により12月12日(土)19時からの生配信に限り無料でご提供いたします!

出演者に名を連ねるのは、世界のトップ歌手が共演者として指名し、数々の賞に輝く、メトロポリタン歌劇場の副指揮者、ハワード・ワトキンス、天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典で国歌を披露した森谷真理、二期会でスター・テノールとして活躍す山本耕平、アメリカでもその評価が日に日に高まるバリトンの新星、栗原峻希、五島記念文化賞新人賞を受賞の砂田愛理、新国立歌劇場を中心に活躍する田村由貴絵、そのマルチキャリアが注目を集める武井涼子、そして中国からはナン・チン、カナダ人歌手のウィリアム・デビアンなど。そのほかの出演者もホルヘ・パローディが認める実力者ぞろいです。ナビゲーターにはフォーブス ジャパン Web編集部 編集長の谷本有香をインタビュアーに迎え、出演者から普段はなかなか聞くことのできない演奏に対する思いなどを伺います。

ビデオ指揮、2台ピアノによる「ワルキューレの騎行」も演奏
オンラインコンサート配信曲の中でも3曲程度は、ルーテル市ヶ谷ホールを舞台に、12月 4 日(金)19時より、200名の定員に対し70名の観客を客席に入れ、感染対策を徹底して行うライブ公演から収録予定です。本コンサートでは20曲の演奏を予定。中でも「地獄の黙示録」の有名なヘリコプターシーンでもおなじみ、R.ワーグナー作曲、オペラ《ワルキューレ》より「ワルキューレの騎行」の演奏は、ホルヘ・パローディのビデオ指揮に合わせ、8名の歌手、2台4手のピアノが共演いたします。
もちろん、オンラインでも楽曲の魅力を知ることは可能ですが、マイクなしで何千席もの観客に声を届ける声楽の音の魅力は、生でしか味わうことができません。迫力ある演奏をオンラインでも、そしてぜひライブでもお楽しみください。

オンラインコンサート配信は継続。VR映像も配信予定!
今回制作するオンラインコンサートは、オンデマンドが可能な強みを生かし、無料生配信後も「U-NEXT」「観劇三昧」をはじめとするいくつかのプラットフォームで継続して販売する予定です。また、特に「ワルキューレの騎行」はVR撮影を行い、歌手の視点、ピアニストの視点、指揮者の視点といった多彩な視点でリアルのコンサートでは観客が決して見ることができない映像を制作。360Channelなどで配信を行います。配信映像ならではの新しい体験にご期待ください。

TIVAAは3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大によるコンサートやオペラ公演の相次ぐ中止の中、音楽家の「表現の場」をつくり、うたのちからを伝え、聞き手に喜びと感動をつくり、つなぎ続けるための取り組みを重ねて参りました。4月26日(日)にオンライン・コンサートを開始し、5月17日(日)には有料でオンライン・コンサートを開催しました。その後、6月6日(土)には、3大陸から29人の歌手とピアニストが競演するオンライン・オペラ・ガラ・コンサートを配信。2週間の告知期間にもかかわらず500名近くのお客様にご覧いただき、その模様は日経新聞などでも報道されました。
7月5日(日)には、アフタヌーン・オペラ・コンサートを、そして9月26日(土)と10月4日(土)にはオンラインとライブを組み合わせた公演を実施し、実績を重ね音質・画質の向上を図るとともに、配信者数を順調に伸ばし、好評を博しております。中でもライブ公演と、再構成された生配信によるオンライン・コンサートという形で2つの違った姿をお伝えするコンサートは、他に例を見ないスタイルとして大きな反響を呼びました。今回はその要素に加えさらに、ビデオ指揮と大人数での生演奏のVR配信を行い、あらたな境地を切り開きます。TIVAA では、ウィズコロナ時代、ニューノーマルな新たな公演鑑賞の形として、今後もオンラインによる新しい取り組みを継続していく予定です。

【公演概要】
■ライブ公演(収録も行います):
2020年12月4日(金) 午後6:30開場 7:00開演
ルーテル市ヶ谷ホール
入場料 ¥5,000(税込) 70席限定
▼チケット販売は、https://christmasgala.peatix.com より

ルーテル市ヶ谷センター 新宿区市谷砂土原町1丁目1
最寄り駅:市ヶ谷駅 J R総武線地上出口から徒歩7分 都営地下鉄新宿線A1出口から徒歩7分、東京メトロ有楽町線及び南北線 5,6番出口から徒歩2分 ※公演は「クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿って行います。

■オンライン・コンサート:
2020年12月12日(土) 午後7:00配信開始
生配信 無料 
https://christmasonline.peatix.com より事前登録をお願いいたします。
配信URLは配信開始約30分前に決定し、ご登録いただいた皆様にご連絡いたします。
※見逃し配信は販売いたします。

◆出演◆
ソプラノ 岩井理花、岩崎香、岩下晶子、砂田愛梨*、宗心裕子*、武井涼子、森谷真理*
メゾソプラノ 井谷萌子、浦野美香、川口美和、佐藤早穂子*、下倉結衣、田村由貴絵、中村裕美
テノール 佐野成宏*、山本耕平、渡辺正親
バリトン 栗原峻希*、ウィリアム・デビアン*
バスバリトン 後藤春馬、ナン・チン*
ピアノ 青木ゆり*、笈沼甲子、川瀬史康*、立神粧子、田中健、宮崎智子、ホルヘ・パローディ** ハワード・ワトキンス*
ナビゲーター 谷本有香*
*12月12日配信コンサートのみの出演者
**ホルヘ・パローディはビデオによる指揮で12月4日のコンサートにも出演いたします。

◆12月4日(金)プログラム(予定)◆
ワーグナー作曲 オペラ《ワルキューレ》より「ワルキューレの騎行」
ヘンデル作曲 『メサイア』より「シオンの娘よ、おおいによろこべ」
ビゼー作曲 オペラ《カルメン》より「恋は野の鳥」(ハバネラ)
シューベルト作曲 「魔王」                  他全19曲

※ライブ・コンサートは収録を兼ねます関係上、舞台上にカメラなど機材が設置されておりますことをご了承ください。
※座席によっては視界を機材が遮る場合もございます。席数には余裕がございますので、、その際にはご移動をお願い申し上げます。

◆プログラム(予定)◆
ワーグナー作曲 オペラ《ワルキューレ》より「ワルキューレの騎行」
ビゼー作曲 オペラ《カルメン》より「恋は野の鳥」(ハバネラ)
ヴェルディ作曲 オペラ《椿姫》より「ああ、そは彼の人か~花から花へ」
モーツアルト作曲 オペラ《フィガロの結婚》より「訴訟に勝っただと!」
ヴェルディ作曲 オペラ《リゴレット》より四重唱           他全16曲

*曲目・出演者は予告なく変更になる場合があります。
*上演に際しては、クラシック音楽公演運営推進協議会の制定する「クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」にのっとって感染防止策を徹底いたします。
*やむを得ぬ事情により収録コンサートを延期・中止する場合がございます。

主催:東京インターナショナル声楽アカデミー
​字幕制作:三浦真弓
制作・協力:一般社団法人 奏楽会

【参考】
特定非営利活動法人 日本伝統文化交流協会
日本文化への理解と、その世界での普及を促進し、21世紀を担う若い世代の人々の育成に努めるとともに、日本及び地域社会はもとより、外国の人々への紹介や交流を通じて相互理解を深め、豊かな国際社会の実現に貢献することを目的とする。1999年9月に設立された。
東京インターナショナル声楽アカデミー (Tokyo International Vocal Arts Academy、 略称:TIVAA)
特定非営利活動法人 日本伝統文化交流協会(代表:梅若和子)のプロジェクト、「日本の心の歌を世界のクラシックに」をモットーとするFoster Japanese Songsの一環として、芸術監督にホルヘ・パローディを迎え、日本人歌手や声楽専門ピアニストが世界で活躍し、各地で日本歌曲を歌う日を実現するために2014年に開設された。
毎年夏に、浦安市のTIVAA実行委員会の委託を受けて開催される東京ワークショップや、イタリアで「モンテフェルトロ 音楽祭(Montefeltro festival)」に参加するイタリアワークショップの開催に加え、声楽を中心とするコンサートを実施。日本人声楽家と声楽専門ピアニストの技術の向上と海外での演奏機会の提供を行い音楽家に世界に羽ばたくチャンスを提供する。

【関連情報 過去の掲載実績】
■GLOBIS知見録
withコロナ時代のニューノーマル 「オンラインオペラの試み」新しいカスタマージャーニーをつくる
(前編)
https://globis.jp/article/7682 (2020年6月25日掲載)
(後編)
https://globis.jp/article/7683 (2020年6月26日掲載)

■日経夕刊文化欄(2020年6月30日)/日経電子版 NIKKEI STYLE
オンライン公演に活路 解説付き・投げ銭…工夫凝らす
「ウィズコロナ」のクラシック(下)
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO60957070Q0A630C2BE0P00

以上

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。