ソニフィデア、仙台市・青葉通まちづくり協議会が行うにぎわい創出社会実験おいて、NTTファシリティーズ東北支店の企画に参画

ソニフィデア合同会社のプレスリリース

ソニフィデア合同会社(本社:宮城県仙台市、代表:及川潤耶)は、2020年10月23~24日に青葉通まちづくり協議会(所在:仙台市青葉区)が主催する社会実験「青葉通テラス street stay~青葉通で過ごそう~」において、NTTファシリティーズ東北支店(以下NTTファシリティーズ)の企画に参画しました。

「青葉通テラス」は2019年に続き2回目の開催で、歩道の一部を利活用してにぎわいをつくることをねらいとしています。NTT東日本 青葉通ビル前には、NTTファシリティーズが制作したオリジナルの木製家具「キバコ」が設置され、ソニフィデアはサウンドディフューズスピーカー(*1)やインタラクティブサウンドシステム(*2)などを実装し、行き交う人が立ち止まりくつろげる空間を演出しました。

当日は小雨が降り冷えこんだ2日間となりましたが、地面から聞こえてくる水の音に反応するお年寄りや、サウンドディフューズスピーカーに気づき立ち止まる人。また、インタラクティブなしかけで遊ぶ子どもたちなど、通りかかった人々が非日常体験を楽しむ様子が見られました。

また本システムは、同企画の別会場である仙台市・青葉通 一番町交差点前歩道で行われたピアニスト・作曲家である秩父英里の即興演奏と遠隔地をつなぐ音の共演を生み出しました。離れた会場同士の音環境を作り出し、音によって人と街との関係性をつなぐ現代的なアプローチとして、来場者の注目を集めました。

NTTファシリティーズの担当者は、次のようにコメントをしています。
「NTTエリアでは仙台駅から青葉通へと人が回遊する流れをつくりたいと考え、キバコというアート家具だけでなく《体験》をテーマとしました。豊かなけやき並木の下でサウンドアートを多くの人が興味津々に体験する様子は、まちに新たな環境空間を作り出したのではないかと思います。」

ソニフィデア は今後も、音を活用した社会実験や、日常に音が加わることでより豊かな環境を生み出すことに取り組んで参ります。

◾️ 当日の様子

NTTファシリティーズのオリジナル家具・キバコやサウンドアートによって空間が作られたNTT東日本 青葉通ビル前。

キバコを取り囲むように、スピーカー類を設置。歩行者が音に気づいて立ち止まり、ベンチに腰掛けて休息する様子。

動きに反応して音が生成されるインタラクティブシステム。

◾️ 参考
*1)サウンドディフューズスピーカー
「空間の中で、音の存在をより強く感じさせたい」という及川の世界観を実現するために、欧州での展示作品用に開発された音響拡散システム。本音響システムを通した音は空間で多面的に反響し、音に包まれる感覚をもたらします。

*2)インタラクティブシステム
動作に反応して音が生まれるシステム。音を自らの身体で作り出し楽しむ体験を提供します。(※本システムは国内特許取得済・国際特許出願中)

◾️ ソニフィデア合同会社について
ドイツを拠点としてグローバルに活躍する音響空間作家・及川潤耶が立ち上げた企業。アートを起点とした思想でつくりあげる音とデジタルテクノロジーを用いて、リアルおよびデジタルで音響空間を構築し、これまでにない体験を提供します。実績に、JR東日本の東京感動線プロジェクトでの、西日暮里駅コンコースのサウンドアート導入などがあります。ホームページ:https://sonifidea.jp/

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