台北駐日経済文化代表処台湾文化センターのプレスリリース
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとアジアンパラダイス共催による台湾映画上映&トークイベントは、今年で5年目を迎え、コロナ渦によりオンラインでの開催となりました。
昨年の金馬奨で助演女優賞、デザイン奨ノミネート。今年の台北電影奨では7部門にノミネートされ、脚本賞、デザイン賞、そして姚以緹(ヤオ・イーティ)が助演女優奨を受賞しました。 日本でも人気の高い邱澤(ロイ・チウ)主演であることと、話題作ということで、申込み時は2分で満席。その期待を裏切ることのないおもしろさに、皆さん大満足でした。
「テンポもよく、丁寧に作られたコメディ。ロイ・チウの役者としての今後にも期待」
「脚本の面白さは格別」
「騙し騙され、ブラックユーモアが小気味よく、演者も上手く、音楽も良い、大満足の映画」
「イレブン・ヤオのイカレっぷりは凄く、プールに飛び降りる直前の監督と2人のシーンが素敵」
「後半のどんでん返しが楽しかった」
「失速することなく展開していく荒唐無稽なストーリーが、最後の最後まで
楽しませてくれた」
「音楽がとても映画にあっていて歌詞も良かった」
「凝った構成、豪華なキャスト陣にかかわらず、肩肘はらずに楽しるというのが素敵な映画」
「アートワークからは想像できなかったゾンビもののコメディー映画というギャップもいい意味で裏切られた」
等々、最後まで読めない展開とどんでん返しが大好評でした。
高炳權(ガオ・ピンチュアン)監督にリモート出演によるアフタートークでは、監督の人柄の魅力と、制作秘話を楽しんでいただけました。
高炳權(ガオ・ピンチュアン)監督
「鑑賞直後に監督の話しが聞けるのは、映画祭みたいで良い」
「クランクインまでの道のり、キャスティング、興行についてなど興味深い話を聞くことが出来てよかった」
「学生時代からのアイデアということで、若き日の監督の映画への思いと、とても魅力的だった劇中の“ザンネン監督”の思いも重なり素敵だと思った」
「台湾ロスのこの時期に、じっくりと監督の話がきけてうれしい」
「突っ込んだインタビューに興味津々」
「興業収益が振るわなくて残念!というぶっちゃけ話が面白かった」
「ロイチウの裸に関する質問は日本のファンにとってぜひ聞いてほしい質問だったので、ファンの気持ちを代弁してくれて感謝」
「監督の次回作が楽しみ」
『ギャングだってオスカー狙いますが、何か?(原題:江湖無難事)』
『ギャングだってオスカー狙いますが、何か?(原題:江湖無難事)』2019年10月9日台湾公開(105分)
映画作りを夢見るふたりの青年が、ひょんなことから脚本を見た黒社会のボスから愛人をヒロインにすることを条件に投資を受け、待望の製作スタートを開始。ところが事故でボスの愛人シャネルが死んでしまい、このままだと映画製作どころか自分たちの身が危なくなる2人は、シャネルにそっくりなドラッグ・クィーンを身代わりにして映画製作を続行させる。シャネルの死体と身代わりと共に日本ロケに向かうのだが、黒社会の抗争に巻き込まれてしまう。果たして彼らは映画を完成させることができるのか…。
金馬奨で助演女優賞、デザイン奨ノミネート。台北電影奨でも7部門にノミネートされ、脚本賞、デザイン賞、そして姚以緹(ヤオ・イーティ)が助演女優奨を受賞。
監督:高炳權(ガオ・ピンチュアン)
出演:邱澤(ロイ・チウ)
黃迪揚(ホアン・ディーヤン)
龍紹華(ロン・シャオホア)
姚以緹(ヤオ・イーティ)
Ⓒ 2019 鹿路電影有限公司 版權所有
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:華映娛樂股份有限公司/大阪アジアン映画祭