株式会社ソニー・ミュージックレーベルズのプレスリリース
本日(12/4)、奥田民生とmilet(ミレイ)による「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」のアコースティック・パフォーマンス&トーク映像「ナイトミュージアム 〜Live at DOUBLE FANTASY – John & Yoko」が公開となりました。
ビートルズ・ファンとして知られ、Dream Powerジョン・レノン スーパーライブにも幾度となく出演を果たしている奥田民生と、第71回NHK紅白歌合戦への初出場も決定し大注目を集めるシンガー・ソングライターmiletは今回初共演。
1969年12月に行われたジョンとヨーコの平和のためのパフォーマンス「WAR IS OVER! (if you want it) (戦争は終わる、あなたがそう望むなら)」のメッセージを継承して1971年にリリースされたジョンとヨーコ名義の「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」を、展覧会会場で歌い上げる映像は必見です!
「HAPPY XMAS (WAR IS OVER)」NIGHT MUSEUM Live at DOUBLE FANTASY -John & Yoko
https://youtu.be/wuwdP7YfjmY
演奏後、ジョンとヨーコの展示に囲まれながらのパフォーマンスに、「恐れ多かったですね」と語る奥田民生に、「民生さんが隣にいることが恐れ多かったです」とmiletが応えるなど、和やかな雰囲気のアフター・トークでは、miletが二人のベッド・インの平和活動に触れ、「私たちがこの行動をどう捉えて咀嚼して、自分の行動に投影するかが問われている気がする。あなたならどうする?って。もらったメッセージ以上に自分の中で考えることがありました」と話したり、奥田民生が「亡くなっていなかったら、いろんなことを乗り越えたその後の音楽が聞けたのに、と。それがないのが悲しいですね」と40歳で亡くなったジョンに思いを馳せ語る場面も。
続きはぜひ動画をご覧ください!
なお、ジョン・レノン40回目の命日を迎える12月8日より10日までの3日間、ソニーミュージック六本木ミュージアムの会場入り口に献花スペースを設置いたします。どなたでも自由に献花していただくことができます。
また、現在、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアム、Ginza Sony Park 、ユニバーサル ミュージック・ジャパンの都内3箇所では、1969年にジョンとヨーコが行った平和のためのキャンペーン「WAR IS OVER! (IF YOU WANT IT)」のビルボードやポスターが、ARで再現される企画を実施中。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンで上記の場所を撮影すると、アプリを通じて大迫力の「WAR IS OVER!」巨大ビルボードやポスターが出現します。同時にその写真をSNSに投稿すると抽選で”WAR IS OVER!”オフィシャル・グッズ・セットが当たるキャンペーンも開催中です。
ARビルボードキャンペーンの詳細はこちら:https://doublefantasy.co.jp/news/news-592/
プレゼントキャンペーンの詳細はこちら:https://doublefantasy.co.jp/news/news-620/
オフィシャル・サイト:https://doublefantasy.co.jp/
【DOUBLE FANTASY – John & Yoko 情報】
■ 展覧会名:DOUBLE FANTASY – John & Yoko (カナ:ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ)
■ 会期:2020年10月9日(金) ~ 2021年1月11日(月祝) (休館日:12/31、1/1)
■ 開館時間:(入館は閉館時間の30分前まで)
◎[日~木]:10時~18時 ◎[金・土・1/11]:10時~20時
■ チケット:一般:当日2,600円(会場にて販売) / 前売2,500円(いずれも税込)他
詳細はオフィシャル・サイトのチケット・ページまで: https://doublefantasy.co.jp/tickets/
■ 場所:ソニーミュージック六本木ミュージアム(東京都港区六本木5-6-20)
■ 主催:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント / 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
■ メディアパートナー:朝日新聞社
■ オフィシャルサイト:https://doublefantasy.co.jp/ SNS @DoubleFantasyJP(FB/TW/INSTA)
■DOUBLE FANTASY – John & Yoko とは:
ジョンの故郷リバプールで開催され、異例の70万人を動員したジョンとヨーコの大規模な展覧会『DOUBLE FANTASY – John & Yoko』がヨーコの故郷東京で開催!
二人の公私に渡る「愛と平和」のストーリーを、二人の「言葉」で紡いでいく画期的なキュレーションで再現。
今、一番心に響く愛の展覧会!
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“DOUBLE FANTASY – John & Yoko”は、2018年5月から2019年11月までジョンの故郷であるイギリス・リバプール博物館で開催された大規模な展覧会。”ジョンの故郷であるリバプールのために”とヨーコ自身も深く関って完成させたその圧倒的な内容で高い評価と反響を呼び、会期も当初の予定から7ヵ月も延長、異例の70万人を動員した。
話題の展覧会が、ジョン・レノン生誕80年、そしてその生涯を閉じて40年となる2020年10月9日、ジョンの故郷リバプールから、ヨーコの故郷東京にやってくる。
ジョンとヨーコの言葉・メッセージ、作品だけで満たされる世界初の展覧会となる“DOUBLE FANTASY – John & Yoko” では、この伝説的な二人の私生活や創作において共鳴し合う関係性が初めて彼ら自身の言葉で語られる。展示は時系列に沿って、前衛芸術界を牽引する一人の芸術家ヨーコと、世界的ロック・スタージョン、という二人の天才の誕生から、1966年ロンドン・インディカ・ギャラリーでの運命的出会いを経て、その後互いに影響を与えあったアーティスト活動全般を巡り、現在まで続く “IMAGINE PEACE(イマジン・ピース)”キャンペーンを探訪する。
エキシビションでは、ヨーコ自身のプライベート・コレクションからの貴重な品々を含めた100点以上が展示され、互いへの深く強い愛を、アート、音楽、映像作品を通して表現した、世界で最も創造性豊かな二人のアーティストの出会いを祝福すると共に、あたかも二人の人生を共に歩んでいるかのような親密さにも溢れている。
ジョンとヨーコは、自身の知名度と影響力を駆使して世界中で平和と人権のための斬新なキャンペーンを展開し(ベッド・イン、WAR IS OVER! (if you want it)など)、自分たちの生き方のみでなくアート、音楽、行動主義のあり方を永遠に変えていった。二人がその愛を通して訴えた平和や人権への本質的・普遍的メッセージは今なお、また今だからこそ人々の心に響くのだ。
展覧会には、本邦初公開品を含む東京展独自展示コーナー “Japan Exclusive”も!
ジョンとヨーコ、そしてショーンは、76年にジョンがグリーカードを獲得したことでアメリカ国外への旅行が叶い、1977~79年の間、毎年日本を訪れ家族旅行を楽しんでいたことが知られている。東京展の独自展示コーナーでは、日本との絆を感じさせる品々を展示。
ジョンの日本語練習スケッチ・ブックの原画:ジョンが日本語を理解し学ぶためにローマ字とイラストで日本語の単語や表現を綴った日本語練習帳とも言えるスケッチ・ブックのオリジナル原画。「KAZOKU(家族)」「「SABI(寂び)」「AMAI(甘い)」の他、など遊び心に溢れたジョンの人柄に触れられる直筆のイラスト。
軽井沢での日々:度々訪れていたという軽井沢での和やかな家族写真(撮影:西丸文也/Nishi F. Saimaru)とその際着用していた洋服等。
■プロフィール
【ジョン・レノン プロフィール】
1940年10月9日、英リバプール生まれ。1960年代はザ・ビートルズのメンバーとして活躍、史上最高のロックン・ローラー。1966年オノ・ヨーコと出会い、1969年3月結婚。二人は共作したコンセプチュアル・アート「Acorn Peace(平和のどんぐり)」「Bed In(ベッド・イン)」「WAR IS OVER! (if you want it)」などの平和運動とともに、「Give Peace A Chance(平和を我等に)」発表後プラスティック・オノ・バンドとして活動。ザ・ビートルズ解散後の1970年『John Lennon/Plastic Ono Band(ジョンの魂)』を発表しソロ・キャリアをスタート。1971年ヨーコとともに拠点をニューヨークへ移し、同年『Imagine(イマジン)』を発表、英米日で1位を獲得。1972年にはヨーコと共に『Some Time in New York City(サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ)』を発表。その後も1973年『Mind Games(マインド・ゲームス)』、1974年『Walls and Bridges(心の壁、愛の橋)』、1975年『Rock’N’Roll(ロックン・ロール)』とコンスタントにアルバムを発表する。1975年、息子ショーンが生まれた事を機に主夫として生活、しばらく音楽活動を離れる。1980年、5年の沈黙を破りジョン&ヨーコ名義での『Double Fantasy(ダブル・ファンタジー)』で音楽シーンに再登場。しかし、リリース直後の12月8日、凶弾に倒れ悲劇的な死を迎える。享年40歳。ジョンが遺した作品、メッセージは今もなお人々の心に寄り添い、時代を超えて生き続ける。
【オノ・ヨーコ プロフィール】
1933年2月18日、東京都生まれ。1950年代後半よりNYで芸術活動を開始。コンセプチュアル・アートの先駆者、前衛芸術家、音楽家として60年以上にわたり全世界へ向けてメッセージを発信し続ける。1964年『Grapefruit(グレープフルーツ)』を出版。1966年、ロンドンのインディカ・ギャラリーで開催した個展でジョン・レノンと出会い、その後共に音楽・芸術活動を行なう。1968年『Unfinished Music No.1: Two Virgins(未完成作品 第一番 トゥー・ヴァージンズ)』発表。1970年『Yoko Ono/Plastic Ono Band(ヨーコの心)』、1971年『Fly(フライ)』他、2018年最新作『WARZONE(ウォーゾーン)』まで20作のアルバムを発表。1974年郡山での「ワン・ステップ・フェスティバル」、2014年「フジロックフェスティヴァル」など日本のロック・フェスにも参加。ジョンは生前「イマジン」は『グレープフルーツ』から着想を得ていたと語っており、1971年のリリースから46年後の2017年にジョンの希望通り、ヨーコの名前が共作者として正式にクレジットされるに至った。一貫してアートと日常生活の境界を崩すことを試み、彼女ならではの前衛的な方法で愛と平和を訴え続けている。「一人で夢みる夢は ただの夢 一緒に夢みる夢は 現実となる」(「Now Or Never」(1973)より)