オーティコン補聴器、脳で聞く仕組み、 難聴の影響と補聴について学べる  特別講座最終回、本日オンラインにて配信

オーティコン補聴器のプレスリリース

~脳が必要とする情報を提供する補聴器「ブレインヒアリング」~

110余年の歴史を持ち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下 オーティコン)は、脳が聞こえに重要な役割を果たしていることに着目し、脳から聞こえを考える「BrainHearing(TM)(ブレインヒアリング)」に基づき製品開発を行っています。

特別講座 最終回

オーティコンでは一般の方に聞こえに関する情報を分かりやすくお伝えすべく、オンラインによる特別講座の配信を10月以降毎月行ってきました。第1回目は「聞こえの仕組みと難聴~人は脳で聞いている~」第2回目は「難聴の影響~聞きたい音に注意をむける脳の2つのサブシステム~」というテーマで配信を行いました。無限音階やモザイク音声を使って説明するなど、視聴者にも脳で音をきいていることが体感できる内容となっています。本日、当シリーズ最終回となる第3回目の動画を配信いたします。第一回目の配信より12月30日まで、各回抽選で50名様に1,000円分のAmazonギフト券を進呈する、ブレインヒアリングキャンペーンも同時に実施しています。

昨今、コロナウイルス感染拡大予防として、公共の場では、マスクの着用が求められています。更に飛沫防止のためのアクリル板やビニールシートなどで音声が遮断され、難聴者にとって聞き取りがより困難な状況になっています。今まで口元の動きなど視覚情報で聞き取りを補完していた高齢者も、あらためて自身の難聴に気づき、補聴器購入を検討するケースも少なくないようです。いざ、補聴器購入を検討された方が、最も気になる点は、数多くある補聴器の中で、一体どんな補聴器を選んだらいいか、ということではないでしょうか?

今回配信する、第3回目の講座ではこの点について、聴覚の専門家である、弊社のアドバンスト・オーディオロジー・センター、センター長、田中 智英巳と補聴器トレーナー、川田 夏希がわかりやすく解説をしています。

脳の自然な聞こえの機能を最大限に生かすためには、2回目の講座でご紹介した脳の2つのサブシステムがうまく働けるよう、耳から届く音の電気信号(ニューラルコード)の質を高めることが重要です。脳に届く音が欠けていたり、情報量が不十分であるとニューラルコードの質が低下し、聞こえに問題が生じます。耳から届く情報が豊富でニューラルコードの質が高いと脳はより楽に音を理解できるのです。

すなわち、「脳本来の自然な働きを最大限に活かす」ためには、騒がしく聞き取りが困難な環境で会話音声を優先させ、脳に音の全体像を届けることを制限する従来の指向性技術の補聴器ではなく、「脳に音の情景の全体像を届ける補聴器」が有効なのです。オーティコンでは最新の科学研究に基づいた「ブレインヒアリングテクノロジーを使ったアプローチ」をとっています。

指向性技術による補聴器

脳に音の情景の全体像を届ける補聴器

この講座に出演している、オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、センター長、田中 智英巳は次のように述べています。
「このオンラインによる特別講座もいよいよ最終回となりました。各回を通じ、脳と聞こえ、弊社独自のブレインヒアリングアプローチにについて、錯聴音源やスライドも活用しできるだけわかりやすくお伝えするように努めてまいりました。 難聴は聞こえだけの問題ではなく、対処せずに放置してしまうと生活にも多大な影響を及ぼす可能性があります。このような最新の研究結果をふまえ、聞こえの問題があれば早急に聴覚ケアの専門家の方にご相談いただけたらと思います」

この講座の進行役を務める、オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、トレーナー、川田 夏希は次のように述べています。
「このオンライン講座を通して、脳が聞こえにいかに深くかかわっているかを改めて実感しました。これまで2回の配信に関し、販売店の方々、補聴器ユーザーやご家族の方々などから多くの前向きな反響をいただきました。本日配信となる第3回目でお伝えする情報は、脳本来の働きを最大限に活かす補聴器とはどのようなものか、もう一歩踏み込んだ内容となっています。引き続きより多くの方にご視聴いただけたら嬉しいです」

■オーティコン特別講座(オンライン配信)各回の主な内容
第1回:聞こえの仕組みと難聴~人は脳で聞いている~
第2回:難聴の影響~聞きたい音に注意をむける脳の2つのサブシステム~
第3回:脳が必要とする情報を提供する補聴器~ブレインヒアリング~
*ブレインヒアリングキャンペーン終了日の12月30日以降も、これら3本の動画は弊社のYouTubeチャンネルに格納し、継続して視聴いただけます。

出演:田中 智英巳
オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、センター長
米国言語聴覚士協会(ASHA)認定オーディオロジスト、
ハワイ大学マノア校 Adjunct Assistant Professor、静岡県立総合病院客員研究員。

進行:川田 夏希
オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、補聴器トレーナー
言語聴覚士、認定補聴器技能者。

■ブレインヒアリングキャンペーン概要
対象     :動画をご視聴された方。
第3回応募期間:12月11日(金)~12月30日(水)
応募方法   :動画内で発表されたキーワードを、必要項目と共に入力し、
        当社特設サイトよりご応募いただけます。
内容     :ご応募いただいた方の中から、毎回抽選で50名様、
        合計150名様に1,000円分のAmazonギフト券を進呈。
        お一人さま何回でもご応募いただけますが、
        当キャンペーン全期間中での重複当選は無効とし、
        1当選分のみに賞品発送とさせていただきます。
        <すでに第2回目までは締め切っています>
お問合せ   :ブレインヒアリングキャンペーン事務局
        (メールアドレス: jp.marketing@oticon.co.jp )

*その他、詳細は、ブレインヒアリングキャンペーン特設サイト( https://www.oticon.co.jp/event/bhcp )をご覧ください。

■ブレインヒアリングについて
聴覚の独立研究機関、エリクスホルム研究センター(デンマーク)での長期にわたる聴覚認知や脳研究の結果、誕生した考え方。難聴を補うことを主とした従来の考え方が「イヤ(耳)ヒアリング」であれば、脳を最優先に考えるのが「ブレインヒアリング」です。脳から聞こえを考える製品開発のコンセプトであり、オーティコンの補聴器開発の原点です。

<ブレインヒアリングのメリット>
・選択的注意を向上
・脳により多くのスピーチキュー(言葉の手がかり)を届ける
・記憶想起の向上
・聞く労力の軽減
・会話の理解の向上

<ブレインヒアリングテクノロジー開発の歴史>
2010年:ノイズの多い環境でも音声の詳細を保持する優れた適応型圧縮技術であるスピーチガードを発表

2016年:オーティコン オープンにより、従来の指向性に異論を唱え、360°からの音声を難聴者に届ける聴覚ケアのパラダイムシフトをもたらす。バランスよく360°の音の情景を届け、言葉と言葉の間にあるノイズでさえも素早く抑制するオープンサウンドナビゲーターを発表

2019年:ハウリングが発生する前に検知して予防し、一日を通して最適な音量を届けるオープンサウンドオプティマイザーを発表

▼本リリース掲載サイト
https://www.oticon.co.jp/about/press/center/press-releases/2020/20201211

▼オーティコン ブレインヒアリングキャンペーン特設サイト(動画配信ページ)
https://www.oticon.co.jp/event/bhcp

▼オーティコン 特設サイト 聞こえの仕組み(一般の方向け)
https://www.oticon.co.jp/hearing-aid-users/hearing-loss/understand-hearing-loss/how-hearing-works

▼オーティコン 特設サイト 脳を第一に考える(専門家向け)
https://www.oticon.co.jp/professionals/audiology-and-technology/our-approach/we-think-brain-first

▼オーティコン補聴器ホームページ
https://www.oticon.co.jp/

■オーティコン補聴器(Oticon)について
補聴器業界におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、デンマークを本社とする世界的な企業で、15,000人以上の従業員を有するデマントグループの傘下にあります。日本市場においては1973年より製品の製造・販売を行っています( https://www.oticon.co.jp )。オーティコンの新しい企業理念「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」とは、「難聴による制限のない世界、補聴器が難聴者の生活に溶け込み、難聴により引き起こされる健康リスクを抑えながら、その人らしく充実した人生を送る手助けとなれるよう、常に最も革新的な補聴器開発をおこなっていくこと」です。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、革新的な技術を開拓してきました。また、脳から聞こえを考える、「BrainHearing(TM)(ブレインヒアリング)」を補聴器開発の原点に置いています。先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究センター(デンマーク)において、約13,000人以上のテストユーザーと世界中から参集した様々な分野の科学者と共に、軽度から高重度、子供用から大人用まで、あらゆる難聴に対応できるよう、常に最先端で革新的な補聴器の開発・製造を行っております。

■デマント(Demant)グループについて
デマントは世界をリードする聴覚ヘルスケアグループであり、聞こえに悩む人々が周りの世界とつながることをサポートするソリューションやサービスを提供しています。1世紀以上前から、先進的なテクノロジーの開発、人々の聴覚と健康の改善において重要な役割を果たしてきました。補聴器、人工内耳、聴覚検査装置、オーディオソリューション、および聴覚ケアのあらゆる面において世界約130ヵ国以上で製品やサービスを提供し、これらの活動に積極的に取り組んでいます。また、昨今成長している、ゲームやオフィスコミュニケーション用のインテリジェントオーディオソリューション事業もグループ内で重要な位置を占めています。2019年には、ロイヤル フィリップス社とブランド使用におけるライセンス契約を締結し、フィリップスブランドの補聴器を製造・販売しています。全デマントグループ約15,000人の従業員と共に人々の聞こえと健康の改善に努め、人生に変化をもたらす革新的なテクノロジーとノウハウの開発をおこなっています。
*詳細はこちらをご覧ください。
https://www.demant.com/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。