タワーレコード株式会社のプレスリリース
タワーレコードでは、新宿店始動のアイドル企画「NO MUSIC, NO IDOL?」VOL.210に、1月29日(水)29年ぶりの新曲を収録した豪華ベストアルバム『Premium BEST』をリリースする麻丘めぐみが決定しました。
麻丘めぐみは、1972年に『芽ばえ』でレコード・デビュー。翌年発売した『わたしの彼は左きき』で紅白歌合戦に出場するなど、大ヒットを記録します。今回発売される『Premium BEST』は、アイドル・ポップスの一時代を築いた麻丘めぐみ初のセルフセレクション・ベストアルバムです。
タワーレコ―ドでは、麻丘めぐみ『Premium BEST』の発売を盛り上げるため、「NO MUSIC, NO IDOL?」コラボレーションポスターを制作。このポスターを対象6店舗にて、フラゲ日にあたる1月28日(火)より対象商品をご購入いただいた方へご予約優先、先着で差し上げます。
■ 麻丘めぐみ「NO MUSIC, NO IDOL?」コラボレーションポスタープレゼント
【対象店舗】下記 タワーレコード6店舗・札幌ピヴォ店
・仙台パルコ店
・新宿店
・名古屋近鉄パッセ店
・梅田大阪マルビル店
・福岡パルコ店
【対象商品】
アーティスト:麻丘めぐみ
タイトル:Premium BEST
発売日:1月29日(水)
レーベル:Victor Entertainment
形態・価格:2形態
<生産限定盤>[2CD+DVD+スペシャルフォトブック]6,000円+税
<通常盤>[2CD]3,000円+税
予約者優先、購入者先着にて対象商品1枚購入につきポスター1枚を差し上げます。
■ 商品詳細
《収録内容》
DISC 1
<シングルA面集>
01 わたしの彼は左きき
02 芽ばえ
03 悲しみよこんにちは
04 アルプスの少女
05 森を駈ける恋人たち
06 ときめき
07 悲しみのシーズン
08 女の子なんだもん
09 白い部屋
10 雪の中の二人
11 水色のページ
12 恋のあやとり
13 美しく燃えながら
14 白い微笑
15 卒業
16 夏八景
17 夜霧の出来事
18 銀世界
19 ねえ
<Bonus Track (新曲)>
フォーエバー・スマイル
(詞:松井五郎 曲:都志見隆)
DISC 2
<フェイバリット集>
01 素晴らしき16才
02 大人になる日
03 初めての恋
04 いつも一緒に
05 星のセレナーデ
06 真珠の涙
07 海を見ていたら
08 街角
09 さよならありがとう
10 はじらい
<カバーソング集>
11 恋はボサノバ
12 アイドルを探せ
13 夢みるシャンソン人形
14 砂に消えた涙
15 シェルブールの雨傘
16 グッドバイマイラブ
17 心もよう
18 逃避行
19 人形の家
20 今はもうだれも
■ 麻丘めぐみ
かつては矯正を余儀なくされるなど、肩身の狭い思いをしていた左きき。そんな彼らを歌で勇気づけ、「左ききはカッコいい」というイメージに転換させた歌手がいます。1月29日(水)に新曲入りのベスト盤『Premium BEST』をリリースする麻丘めぐみです。1955年10月、大分県生まれの麻丘は生後間もなく大阪に移り、児童劇団に入団。3歳で子役として芸能活動を開始します。初舞台は上方漫才の重鎮・花菱アチャコや森光子が出演する喜劇でした。そして66年、歌手志望の姉が作曲家・遠藤実の内弟子になると、家族で上京。小学5年だった麻丘もサポートにあたりますが、67年にデビューした姉は3回改名をしたもののヒットには恵まれませんでした。一方、中学時代に本名の“藤井佳代子”名義でモデル活動を始めた麻丘は『セブンティーン』(集英社)や『女学生の友』(小学館)など、少女向けの雑誌で活躍、“カコちゃん”の愛称で親しまれます。やがてその可憐な容姿と抜群のプロポーションがレコード会社のディレクターの目に留まり、スカウトを受けますが、姉を通じて歌の世界の厳しさを知っていただけに、最初は固辞。しかし断り切れずに72年6月、16歳の時に「芽ばえ」で歌手デビューします。当時は71年にデビューした小柳ルミ子、南沙織、天地真理の“新三人娘”が人気を集めるなど、女性アイドルの黎明期。オリコン3位をマークした「芽ばえ」で日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞した麻丘も一躍トップアイドルの仲間入りを果たします。その後も「千家和也(作詞)×筒美京平(作曲)」コンビによる作品でトップ10ヒットを連発しますが、最大のセールスを記録したのが5枚目のシングル「わたしの彼は左きき」(73年)でした。軽快なリズムに乗せて、左ききの彼氏に対するいじらしい恋心を歌った同曲はオリコン1位を獲得する大ヒットを記録。麻丘は日本レコード大賞で大衆賞を受賞したほか、紅白歌合戦にも初出場を果たすなど、73年を代表する顔となります。その73年はカラーテレビの普及率が白黒テレビを超えた年にあたりますが、麻丘はまさにカラーテレビの時代が生んだアイドル。歌だけでなく、モデル出身ならではのファッションセンスや「お姫様カット(姫カット)」と呼ばれた髪型も注目され、真似をする少女が続出します。80年代には「聖子ちゃんカット」が一大ブームとなりましたが、その先駆けが麻丘めぐみだったと言っていいでしょう。また、今では当たり前となったアイドル歌手の振り付けも、パイオニアは彼女。歌詞に合わせて左手を振ったり、ステップを踏んだりするキュートな振りは大いに評判を呼びますが、これも毎日のように歌番組が放送されていたテレビ時代ならではの現象でした。その後も着実にヒットを重ねながら、自ら望んで歌手になったわけではない麻丘は77年、結婚と同時に芸能界を引退します。当時21歳で、周囲からは「続けるべきだ」と説得されますが、多忙な日々に疲れていたこともあり、一旦リセットし、一般人としての人生を歩むことを選択したのです。やがて一女の母となった彼女は27歳で離婚したのを機に、娘との生活のために芸能界復帰を決意。以後、女優として、舞台、テレビドラマ、映画などに出演する一方、2000年に演劇集団『シアタードリームズ・カンパニー(TDC)』を旗揚げし、舞台のプロデュースや演出も手がけるようになるなど、活動の幅を広げていきます。そんな麻丘めぐみが、29年ぶりの新曲とともに、歌の世界に帰ってきます。その背景にあるのは「人生100年時代と言われる今、歌う自分も、聴いてくださるお客様も勇気づけられる歌を歌いたい!」という熱い思い。近年は『私流!若さと生きる力~トップアイドルを経験して~』と題した講演会を各地で開催しており、豊富な人生経験に裏打ちされた飾らないトークと歌で詰めかけた観客を沸かしています。「これからが自分のために生きられる時間の始まり。最近は自然体で歌と向き合えるようになりました」と笑う麻丘の歌声は「左きき」のイメージをポジティブに変えた46年前のように、令和の日本人の心にも明るく響きわたっていくことでしょう。
【オフィシャルInstagram】
https://www.instagram.com/megumi_asaoka_official/