【イベントレポート】バッファロープレゼンツ 家族写真トークイベント「浅田さんと語ろう」開催レポート

株式会社バッファローのプレスリリース

メルコホールディングス(東・名 6676)グループ中核企業の株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)は、一般社団法人写真整理協会(本社:東京都、代表理事:浅川 純子)が主催する、家族写真についてトークするイベント「バッファロープレゼンツ家族写真トークイベント『浅田さんと語ろう』」に写真家の浅田政志氏をお招きし、2020年12月4日(金)に実施しました。

「浅田政志さんトークショー」レポート
イベントには、2020年10月より公開中の映画「浅田家!」のモデルであり、「浅田家」や「アルバムのチカラ」などの著作を持つ写真家・浅田政志氏にお越しいただきました。「浅田政志さんトークショー」では、浅田さんが家族写真を撮るようになったきっかけや、家族写真の撮影の裏話、ご家族が増え父親になった今の家族写真の撮影について、ご自身の家族写真とともにお話いただきました。また、浅田さんと編集者・藤本智士さんの共著である「アルバムのチカラ」を制作するきっかけになった東日本大震災の被災地で自発的に発生した写真洗浄に関するお話も。「いつ、何が起きるかわからないからこそ、本当に大事な写真はデータだけではなく、紙焼きにして残しておきたい」と、写真を印刷して手元に残しておく重要性についてお話いただき、約1時間のトークショーを締めくくりました。
さらに、当日参加された方から事前に募った質問にもお答えいただきました。「家族写真のシャッターを押すときの気持ちを一言で」という質問に、「10年後に見返して、いろんなことを語りかけてくれるような写真になればいいな、と思いながら」との答えを、「家族写真を撮るときのコツは?」という問いには、「家族全員で写真を撮るタイミングを、“習慣”にしていくといいのでは」との回答をされていました。

 

 

 

 

【浅田さんにバッファローのデジタルフォアルバム「おもいでばこ」をご紹介】

トークの後には、株式会社バッファローで製品企画を担当する根本将幸より、デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」を浅田さんにご紹介しました。昨今様々なデバイスで写真を撮れるようになり、それぞれのデバイスに写真がしまったままになっていることを問題提起。家族のそれぞれのデバイスで撮影した写真を「おもいでばこ」に移し、テレビにつなぐとリビングで家族で写真を振り返ることができることをお伝えしました。浅田さんからも「大きな画面で振り返れるのは皆で見られるからいいですよね。バックアップがとれるというのもいいですね。」とコメントをいただきました。

【写真にまつわるプロたちが「家族写真」や「アルバム」についてトークセッション】

後半は、「家族写真トークセッション」と題し、一般社団法人写真整理協会代表理事・浅川純子氏、一般社団法人生前整理普及協会代表理事・大津たまみ氏、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社でアルバムカフェの運営にも携わる須長千江美氏を迎え、浅田さんと4名で「家族写真」をテーマにトークを展開しました。

 

「私たちにとってアルバムとは?」  
ず、家族写真を語るに欠かせない「アルバム」に関する「私たちにとってアルバムとは?」がテーマに。アルバムカフェの活動も行われている須長さんの「日々『アルバムとは何か』って自問自答していますけれども、答えは正直、見つかっていないんです。」問いかけをきっかけに、トークを展開。さらに「ほとんどのお母さんがアルバムを作りたいと思っているんです。でも、言葉の端々に『作らなきゃいけない』とか『自分に課したノルマ』とか、義務感みたいなものが感じられて。『DNAに刻まれている』って、今は自分を納得させていますけれど、これはなんだろうって。」と続きます。この問いに対し、浅田さんから「僕らの世代は、母や父が作ってくれたアルバムを持っている人がほとんどですが、ちょうど途中でデジタルに変わっていった『はざまの世代』なんです。僕ら世代がアルバム作らなければ子ども世代はアルバムがない世代になってしまう。次の世代にアルバムの文化をバトンタッチしていけるかどうか、しっかり考えていかなければならない」と紙焼き写真でアルバムを残すことの重要性についてコメントされていました。また、お母さんたちがアルバムづくりを義務と感じているということに対し、浅川さんからは「写真の整理って、『だれかが負わなきゃいけない』ものじゃなくて、『やってみたら楽しい』ものだと思うので、楽しみを感じながら、貴重な時間にしてもらいたいですね。」とコメントされ、楽しみながら継続的に写真を整理して、常に写真を見られる状態にしておくことの重要性をお話されました。
生前整理の観点から、専門家の大津さんは「アルバムって、人生そのものなんです。頭の中の、記憶にはないけれども記録として残っているもの、それで過去を振り返ることができるもの。だからアルバムが残っていれば、お孫さん世代が、おじいちゃんおばあちゃんを知るきっかけにもなるんですね。『いのちのつながり』というものを感じることができる、最高のツールだなって思うんです」とコメント。これにも一同、「そうですよね」と首を縦に振っていました。

 

見返すためにはまず写真整理が必要
さらに須長さんからは、「ママたちはアルバムを作りたいと言っているんです。作れない理由を聞くと、『写真整理ができないからアルバムが作れない』という声が圧倒的に多いんです。」という話題が。その話題に対し、浅田さんから「写真の整理には、まずはスマホの中でのフォルダ分けですかね?」という問いに、須長さんは「違います!」と即答。その答えは「妻も夫もそれぞれのスマホで写真を撮る。ここにデジカメもある。これらの写真をどこに集約するかでママたちはつまずいています」と問題提起。最近パソコンが家にない人が多い中で一役買うのが「おもいでばこ」であると、写真整理の必須アイテムとしてご紹介いただきました。さらに浅川さんからは、「私はもうひとつ、『写真を見ていない』というのが、整理をはばむ大きな原因。ひとりでスマホで見るんじゃなくて、家族で見て、ワイワイと時間を過ごすというのが、本来の写真の楽しみ方だと思うし、そういう時間が生まれれば、『ちょっと写真の整理でもしてみようか』っていう気持ちが自然に生まれると思うんです」とお話されていました。

家族写真でのコミュニケーション

 

最後に話題は「家族写真」に移り、浅田さんが実践してきた、毎年恒例になっている家族写真撮影会の、知られざるメリットを教えてくださいました。「僕らの場合は“いつもの家族”じゃない、何かになりきって撮影しているので、撮影自体が“いい時間”なんです。それなりに時間もかけて、準備もして、それが1枚の写真に集約されて、一緒に何かをやった成果が残るわけです。一緒に恥かいて、汗かいて、できたっていう成果が写真なんです。1枚1枚の写真に一緒に過ごした時間があって、それを見返すことができる。それが、家族の関係性を活性化してくれていると思います。」
この他にも、「遺影」の撮影についてや、「子ども以外にも、自分や親の写真をたくさん撮影しておくことによる楽しさやメリット」、散らばっているデジタルデータを集約する方法、意外と認知されていない「失われつつある写真データ」についてなど、家族写真にまつわる様々な話題が繰り広げられました。浅川さんより「『写真になっている時点で、その人生の大事なシーンを残す』ことを選択したわけですから、聞いてくれた方がそれをどう活かしていくか考えるきっかけになったらうれしい」と挨拶があり、楽しく穏やかな雰囲気のなか、会を締めくくりました。

イベント内でご紹介した「おもいでばこ」について
「おもいでばこ」は、スマホ・デジカメ等の写真・動画を取り込んで、瞬時に自動整理、リビングのテレビやお手元のスマホ等で身近な人と自由に楽しむ時間を提供するデジタルフォト・アルバムです。どの年代の方にも使い心地の良い画面デザインの採用や、お子様の写真などを一括でスマホに持ち出し、どこでも楽しめる「クリップ」機能の搭載など、使いやすさと利便性の両立を追求。また、Windows用・Mac用アプリの活用で、これまでパソコンに保存していた写真ライブラリーの移行や、パソコンから「おもいでばこ」に保存した写真の表示・再生、データの出し入れが簡単に行えます。増え続ける写真や動画の管理を個人の問題とせず、パートナーやお子さまとも楽しめる提案でスマホ世代のママ・パパや、パソコンでの写真整理にお困りの方々を中心にご支持頂いています。

 

               「おもいでばこ」:https://omoidebako.jp/

 

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