市川猿之助さん、武田梨奈さんご登壇「東京二八そば」ブランド立ち上げ1周年記念 記者発表会 開催事後レポート

東京都麺類協同組合のプレスリリース

開催日時:2020年12月16日(水) 12:00~ / 開催場所:ベルサール神保町アネックス(千代田区神田神保町2-36-1 1F)
出演者:市川猿之助(ゲスト)、武田梨奈(「東京二八そば」ブランド公式アンバサダー)

東京都麺類協同組合(代表理事:田中 秀樹)は、“江戸生まれ、東京育ちの名物:二八そば“ を、現代そして未来へと継承すべく、2019年に「東京二八そば」ブランドを立ち上げ、この2020年12月に1周年を迎えました。これを記念し12月16日(水)、東京・神保町で『東京二八そば』ブランド立ち上げ1周年記念 記者発表会を開催しました。
当日は、ブランド公式アンバサダーである女優・武田梨奈さんに加え、テレビドラマでも活躍中の歌舞伎俳優・市川猿之助さんがゲストとして登壇。同組合代表理事 田中秀樹 や、同組合専務理事 野澤功が 「東京二八そば」ブランドの概要・コンセプト・ビジョン、年末年始の“年越しそば振舞い“イベント計画などを説明の後、市川さんと武田さんが、「利きそば」「つゆ食べ比べ」に挑戦。その後のトークショーでは、「江戸の粋とは」「そばのたしなみ方、今昔」などをテーマにしたトークで盛り上がりました。また、先日の京都市東山区の清水寺で発表された今年の漢字「密」を受けて、お2人にとっての「来年の漢字」を1字、直筆で記していただき、2020年の振り返りとともに、来年への抱負を語りました。

代表理事:田中 秀樹 は「江戸時代から継承する伝統と職人技に裏打ちされた、東京の高品質でおいしいそばを未来に繋いでいくという想いのもと、品質向上と各店こだわりのおいしさを追求しています。私共の強みは、自家製の麺とつゆの、生そば(きそば)店であること。受け継いできた技術・しきたり・調理法を現代まで発展させ、お客様に粋とこだわりを楽しんでいただいています。来年の東京オリンピックに向け、国内外の多くの皆様に江戸から続く東京の味としてご満足いただけるおいしさを提供したいと思います」と挨拶。

また、専務理事:野澤 功は、2020年の組合活動総括と共に、「大晦日の風物詩といえば、年越しそば。困難な年でしたが、年越しそばには一年の災厄を断ち切るという験担ぎ・縁起ものの謂れがございます。東京都麺類協同組合は、12月24日のクリスマス・イブに、東京国際フォーラムで、500食の「年越し天ぷらそば弁当」を振る舞うイベントを開催します」 と発表。東京二八そばによる年越しそばを召し上がって、希望のある新年をお迎えください。と締めた。

◆武田梨奈さん「あこがれるそばの食べ方があります。粋な食べ方をしたいなと」
―――いよいよブランド公式アンバサダーの女優・武田梨奈さんがステージに登場。アンバサダー就任後の想いを語っていただきました。

武田梨奈:「いろいろ薬味を変えて食べ比べしました。そばに“自然薯(じねんじょ)のとろろ”をかけてかき混ぜてスルッていただくのも好きです。あこがれるそばの食べ方があります。それは二八そばを食べて、すぐに「お会計を」とか、粋な食べ方をしたいなと思いました。」

◆市川猿之助さん「店に長居しないこと。20分以上は店にいない。注文した品が来たらすぐ食べて、さっと帰る」
―――”粋“な俳優として、歌舞伎俳優・市川猿之助さんがステージに登場。

市川猿之助:「二八蕎麦のブランドが立ち上がって1周年。無事に迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。日ごろより、大好きなそばを食べています。これを機に、国内・国外を問わず、そばの魅力がもっともっと広がればいいな、と思っています」

―――また、「粋なそばの食べ方」について聞くと、市川猿之助さんはためらいもなくこう話します。

市川猿之助:「お店に長居しないことですね。20分以上はいない。注文して、来たらすぐ食べて、さっと帰る。そばは、あまりおしゃべりしたり、仲間内でワイワイやって食べるものではないですね」

◆市川猿之助さん「ぼくは海外公演などに行くときは、ダンボール1箱ぶん、そばを持っていきますから」
―――「四六」「二八」「十割」のそばが名前を伏せられた状態で登場。食べ比べをしていただきました。

武田梨奈:全然違いますね。(二八は)スッと食べれる感じがしました。お子さんでも食べられそう。
市川猿之助:(二八は)のどごしが良く、洗練されている感じがしますね。ほどよくクセがない分、海外の方にも好まれそう。実はぼくは海外公演の時には、お世辞抜きでダンボール1箱ぶんのそばを持っていきますからね。海外で一番食べたくなるのはそばです。それはもう、おいしいんですよ。
そば職人:お2人とも舌が肥えてらっしゃるので、見事に当てていただいて。

―――武田梨奈さん市川猿之助さんお2人とも見事正解!

◆武田梨奈さんと市川猿之助さんが記す、来年の漢字一文字――「傍」と「粛」 、その想いは?
―――また、来年はどのような年にしたいか? という問いに、2人は漢字一文字で記してこう説明しました。

武田梨奈: 「傍(そば)」です。映画の舞台挨拶やイベントなどがほとんど中止になってしまって、ファンの方たちの前でお披露目する機会がなくなってしまった。映画のクランクアップのときも握手やハグもできない状況で距離を感じてしまっている。でも心はつながっているから、来年はもっと「傍」で、コミュニケーションをとれるようになればと思っています。
市川猿之助: 「粛」ですね。まあ粛々と。いま気が緩んできて新型コロナ感染者も増えてきているわけですから。来年も気を緩めることなく粛々と。いまの状態をより気を引き締めてね。そばの世界でいえば、1人でそばを食ってりゃいいですから。そばは、1人で食べられる江戸からの食ですから。でもこのコロナの時代は、たとえ5~6人で行ったとしても、お店にいるのは20分以内にね。みんなで食べても、早く帰れば問題ない。2021年は、粛々といきましょう。

◆市川猿之助さん&武田梨奈さん 「年越しそばで災厄断ち切る。東京二八蕎麦、エイエイオー!」
―――そしてさらに、市川猿之助さんは歌舞伎役者としての思いについて、こう話してくれました。

市川猿之助:2020年3月に歌舞伎がなくなるかもしれないという、突きつけられた絶望感が思い出。そして2020年8月に歌舞伎が再びできた時のよろこび……奇跡だとも思っています。ドラマ『半沢直樹』(TBSテレビ)に出演していた自分をみて、歌舞伎の世界に飛び込んでくれる人が増えてくれるとうれしいなって思いましたね。最近、歌舞伎役者の存在を知ってもらえた点も、うれしいですよね。

―――2人はこのあと、フォトセッションに挑み、 「年越しそばで災厄断ち切る。東京二八蕎麦、エイエイオー!」というかけ声のもと、報道陣から一斉にフラッシュをシャッター音を浴びせられていました。

■「東京二八そば」とは

粋を楽しむ、技を味わう「東京二八そば」。
江戸から東京へ。継承してきた職人技を磨き、お客様に粋な食体験を提供して参ります。

江戸生まれ、東京育ちの名物といえば、「二八そば」。二八そばは、そば粉8割つなぎの小麦粉2割で打ったそばで、そばの香り・風味と喉ごしの良さをより豊かに味わっていただける黄金比率といわれています。この高品質でおいしいそばを多くの皆様に召し上がっていただくため、東京都麺類協同組合加盟店では、技術向上に取り組み、現在、都内561店舗にて「東京二八そば」を提供致しております。江戸から東京へ、そして未来へ。継承・発展する東京のそばのおいしさをぜひ体感してください。

ブランド公式HP https://tokyo28soba.tokyo/

■東京都麺類協同組合とは

東京都麺類協同組合は、1912年に創立、今年109年目を迎えた都内そば・うどん店事業者による協同組合です。
当組合の特長は、自家製の「麺」と「つゆ」を製造・調理する「生そば(きそば)」店のみで構成されていることです。江戸から継承する暖簾やその技を修業した店主・オーナーの営む専門店で伝統の職人技・店主こだわりの味をご堪能いただけます。

公式HP http://www.menkyo.or.jp/

「東京二八そば」ブランドローンチ・育成プロジェクトは、東京都及び東京都中小企業団体中央会の「チャンスをつかもう2020プロジェクト」特別支援事業です。
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