株式会社WOWOWのプレスリリース
https://www.wowow.co.jp/release/005755
藤原⻯也と柄本明が舞台の上で⽕花を散らす︕
藤原⻯也主演、柄本明演出・出演、松井周書き下ろし脚本で話題沸騰のスリリングなステージ「てにあまる」を2021年1月5日(火)夜7時に東京芸術劇場からWOWOWで⽣中継をする。
演劇界においても、映画、テレビドラマ界においても唯⼀無⼆の存在感を放ち続けている怪優、柄本明。その柄本と2015年の舞台「とりあえず、お⽗さん」で共演し、⼀筋縄ではいかない柄本との芝居に強く刺激を受けたという藤原⻯也。そんな2⼈が共演する「てにあまる」を⽣中継することが決定。
本作はある家族を描きながら、⼈間という動物のあらがえない欲望を⾒つめるサスペンスドラマ。脚本は、2011年に岸⽥國⼠戯曲賞を受賞し、主宰する個⼈ユニット、サンプルで活動する劇作家、松井周による書き下ろし。柄本も⼤きな信頼を寄せる松井独⾃の視点で、“どのような⼈間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”と いう真理をあぶり出す。⾃⾝の劇団で数多くの作品の演出を⼿掛けている柄本が演出を担い、出演者としても、その才能を認めた藤原と親⼦を演じ、⼼理的戦いを繰り広 げる。そして、俳優として成⻑を続ける⾼杉真宙、本作が舞台初出演となる佐久間由⾐と、若⼿実⼒派キャストも顔をそろえる。確かな演技⼒を持つ4⼈の役者が織り成 す、濃密な会話劇に期待してほしい。
<ストーリー>
ひとりで暮らす⽼⼈(柄本明)の家に、男(藤原⻯也)がやって来る。⽼⼈は⼾惑うが、その男は⽼⼈を家に連れて帰り、2⼈の奇妙な同居⽣活が始まる。 男はベンチャー企業の経営者であり、部下(⾼杉真宙)が彼を⽀えていた。男の家を訪れ、⾒知らぬ⽼⼈がいるのに驚く部下に対し、男は⽼⼈を「家政夫だ」と紹介。 部下は男に対して盲⽬的な憧れと恐れがあり、素直に信⽤した。 ある⽇、部下は男の別居中の妻(佐久間由⾐)を連れてくる。妻は男と離婚をしたがっており、その話し合いのためだった。家政夫の⽼⼈に対してけげんな⽬を向ける 妻に、⽼⼈は不敵な笑みを浮かべる。⼀⽅、男は妻と部下の関係を疑い、壊れていく。
<番組情報>
放送日時:2021年1月5日(火)夜7:00
収録⽇︓2021年1⽉5⽇(火)
収録場所︓東京 東京芸術劇場 プレイハウス
スタッフ・キャスト/
脚本:松井周
演出:柄本明
出演:藤原⻯也、⾼杉真宙、佐久間由⾐、柄本明