農林水産省のプレスリリース
農林水産省では、「#元気いただきますプロジェクト」の中で、新型コロナウイルス感染拡大により影響を受けている国産農林水産物について、インターネット販売での送料支援や飲食店での利用促進などを通じて、消費者の皆さんに国産食材を食べて生産者を応援していただく機会づくりを進めてきました。長期化するコロナ禍の影響を受けていた外食産業の売上高は徐々に回復してきていたものの、第3波といわれる感染の急拡大により今後も大きな影響を受ける見込みであり、引き続き消費者の皆さんの応援が必要な状況です。
クリスマス、年越しなどの行事が多い年末年始は、1年の中でも特に需要が拡大する時期です。そこで、「#元気いただきますプロジェクト」では、こうした機会に多くの方にプロジェクトに参加していただくため、さまざまな活用シーンを訴求する「年末年始も国産食材を食べて応援!キャンペーン」を実施しています。
第1弾「和食の日(11月24日)」企画を皮切りに、第2弾「いい肉の日(11月29日)」にはバナナマン・日村勇紀さんを起用したWEB動画を公開、今回第3弾としてWEB動画「その“いただきます”が、ニッポンを元気にする。『おうち時間篇』」を12月18日(金)より公開します。
『おうち時間篇』の動画では、ECサイトで購入したいちごを使っておうちでいちご狩りを楽しむ家族が、生産者にSNSで感謝を伝え交流する様子を描いており、キャンペーンをきっかけに国産食材への関心を高め、生産者の皆さんへの応援を呼び掛けます。また特設ページでは、インフルエンサーによる国産食材を用いた料理やレシピの紹介、「#元気いただきますプロジェクト」で消費者からの応援を受け取った生産者からの声などのコンテンツも掲載しています。
コロナ禍で新しい年末年始の過ごし方を模索するこの機会に、国産食材やその先の生産者についても思いを巡らせ、食べることを楽しみながら、応援する輪を広げましょう。
「その“いただきます”が、ニッポンを元気にする。『おうち時間篇』」より
■【#元気いただきますプロジェクト 「年末年始も国産食材を食べて応援!キャンペーン」】について
「#元気いただきますプロジェクト」では、年末年始を、いま一度、国産食材の生産者を応援する強化期間として、さまざまな品目を応援するキャンペーンを実施しています。動画やレシピなどのコンテンツ、SNS投稿などを通じて、応援の輪を広げていきます。
■第3弾「その“いただきます”が、ニッポンを元気にする。『おうち時間篇』」 WEB動画について
「国産食材を食べることが、生産者の応援につながる」という、「#元気いただきますプロジェクト」の意義と、その使い方(参加の仕方)を改めて伝達すべく、「おいしい国産食材で起きる楽しい出来事」と、その体験を通じて生まれる「消費者と生産者のつながり」を描いています。今年注目された「おうち時間」の過ごし方。この「おうち時間」に「#元気いただきますプロジェクト」を使って楽しむ家族の様子を描きました。
具体的には、春先に実際に話題になった「おうちでいちご狩り」というシチューエーションを選びました。めったに外出ができない中でも工夫して、家族との時間を楽しいものにしようという気持ちに、今回のプロジェクトを使っていただきたいという思いを込めています。
■WEB動画出演・いちご生産者のコメント
コロナ禍で、半年ぶりの直売所オープン。
不安もあるが、「#元気いただきますプロジェクト」を知ってたくさんの人とつながり、前を向いている
6~11月に毎年出店しているマルシェ、音楽イベント、ワークショップなどのイベントが軒並み中止になったため、いちごの加工品を出店する場所がなく、前年比50%ほどの減収で苦しい状況にありました。新たに、直売所の前でいちごスムージーのテイクアウト販売を行ったり、たくさんの方に助けていただいたりして、現在は徐々に回復してきています。旬を迎える現在、先行きが見えない不安はありますが、このような状況だからこそ「いちごのいろいろな楽しみ方を提案したい」と思い、以前から検討を進めていたいちご加工品の詰め合わせ販売の準備も進めています。
農園をオープンして11年目を迎え、これまで東日本大震災や、台風などで多くの被害を受けましたが、その度に多くの方に温かいお言葉をたくさんいただき、いちごの生命力にも助けられ、何とか乗り越えてきました。今年はこのコロナ禍。「#元気いただきますプロジェクト」では、インターネットを通じて、自分たちの思いやコンセプトを伝え、それを知った上で商品を買っていただいたり、応援の言葉をいただくなど、お客様とのうれしい“つながり”を感じることができています。
これからもおいしいいちごを作り続けるために、環境に配慮した持続可能ないちご栽培を心掛けていきます。おひさま、大地、水、自然の恵みをたっぷり受け、元気に育ったいちごたちを、ぜひ味わっていただきたいです。たくさんの笑顔につながっていきますように。
■WEB動画 概要
タイトル:「その“いただきます”が、ニッポンを元気にする。『おうち時間篇』」(59秒)
公開日時: 2020年12月18日(金)午前11時
公 開 先 : #元気いただきますプロジェクト公式ウェブサイト 特設ページ
(https://www.kokusan-ouen.jp/contents/connection/)
#元気いただきますプロジェクト公式インスタグラム
(https://www.instagram.com/genki_itadakimasu/)
農林水産省公式YouTube 「その“いただきます”が、ニッポンを元気にする。『おうち時間篇』」
(https://www.youtube.com/watch?v=NYzlx4qx3wk)
■第3弾「その“いただきます”が、ニッポンを元気にする。」 WEB動画 あらすじ
・12/18(金)公開 「おうち時間篇」
家族の休日の過ごし方として「おうちでいちご狩り」を思いついた夫婦が、子供のために「#元気いただきますプロジェクト」のウェブサイトからいちごを購入。届いたいちごを部屋に飾り付けて、家族みんなでいちごを食べながらおうち時間を楽しみ、子供たちは大喜び。そこで、生産者へ感謝の気持ちを届けようと、SNSで生産者に向けて、いちご狩りを楽しむ写真とコメントを投稿すると、投稿を見た生産者も嬉しい気持ちになり、「ありがとう!」とお互いに感謝の気持ちを伝え合う。消費者と生産者の新しいつながりが生まれる様子を描きます。
・12/25(金)以降順次公開予定 「お食い初め篇」
お食い初めを迎える子供(生後100日ごろ)を持つ夫婦が、家でお食い初めをしようと思い立つ。「#元気いただきますプロジェクト」のウェブサイトからお食い初め定番の「鯛(たい)」を注文。そして、調理した立派な鯛と子供の写真をSNSに投稿し、その写真を見て、漁師の方も喜んでいる様子を描きます。
・12/25(金)以降順次公開予定 「オンライン飲み会篇」
友人同士の飲み会をオンラインで開催しようとしている仲良しグループ。せっかくなら世の中にいいことをしようと、「#元気いただきますプロジェクト」のウェブサイトから、それぞれが好きな食材をオーダー。飲み会の当日には、それぞれが思い思いにその食材を調理し、みんなで料理を見せ合いながら楽しくオンライン飲み会をする様子を描きます。
<ご参考>
■第1弾「和食の日キャンペーン」
11月24日は、「一般社団法人 和食文化国民会議」が制定した、日本人の伝統的な食文化について見直し、和食文化の保護・継承の大切さについて考える「和食の日」です。日本の食文化にとって重要な時季である秋の日に、毎年、一人一人が「和食」文化について認識を深め、和食文化の大切さを再認識するきっかけの日となっていくよう願いを込めて、11月24日が“いい日本食”「和食」 の日と制定されました。#元気いただきますプロジェクトの特設ページでは、レシピサイト「クックパッド」とコラボした、肉、水産物、野菜など、さまざまな国産食材を使ったレシピなどを掲載しています。
・和食の日 特設ページ(公開中)(https://www.kokusan-ouen.jp/contents/washoku/)
■第2弾「いい肉の日キャンペーン」
11月29日は、「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が制定した「いい肉の日」。『いい(11)』と『肉(29)』の語呂合わせが由来です。今では全国的に広がり、肉好きの人にとって一大イベントとなっています。
#元気いただきますプロジェクトの特設ページでは、「おうち焼肉の楽しみ方」動画や、生産者の思いが詰まったお薦めのお肉を紹介しています。
・いい肉の日 特設ページ(公開中)(https://www.kokusan-ouen.jp/contents/feature_1129/)
■#元気いただきますプロジェクトについて
・名称
#元気いただきますプロジェクト
・キャッチコピー
あなたのひとくちが、ニッポンを元気にする。
・目的
新型コロナウイルス感染症の拡大がもたらした外出自粛や輸出の停滞などにより、国産農林水産物等の在庫滞留、価格低下、売り上げ減少など多くの問題が発生していることを受け、農林水産物等が適正な出荷時期を逃し価値を失わないよう、また「いのちを支える産業」の循環を次の世代へとつないでいけるよう、影響が顕著な品目の販売促進に取り組み、消費者の皆様においしく召し上がっていただく機会を提供します。
・ロゴマーク
「#元気いただきますプロジェクトロゴマーク」は、「#元気いただきますプロジェクト」の趣旨に賛同いただいた企業・団体等が、それぞれの活動を推進していく意思を表明いただくためのマークです。
■#元気いただきますプロジェクト公式ウェブサイトについて
・公式ウェブサイト URL:https://www.kokusan-ouen.jp/
本事業の内容や日本の食を担う生産者の方の声などのご紹介、今後展開していくキャンペーンの発信などを行うプラットフォームとすることで、消費者・生産者・事業者の皆様の接点をつくり、本事業に「理解・共感」していただける場所を目指します。
■#元気いただきます公式インスタグラムアカウントについて
・アカウント名:@genki_itadakimasu
今回の事業を国民の皆様により身近に感じていただくべく、インスタグラム特有のビジュアルによるコミュニケーションを用いて、対象品目の日常生活への取り入れ方(レシピやライフスタイル紹介)や、生産者の方など「食の現場」について、発信していきます。