フェンダーミュージックのプレスリリース
FENDER MUSICAL INSTRUMENTS CORPORATION(以下フェンダー)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムのWINTER NAMM 2020において、デジタルアンプカテゴリーに50WモデルのMUSTANG LT50、および50/100WモデルのMUSTANG GTXシリーズを発表しました。また’64 CUSTOM PRINCETON REVERBのハンドワイヤードリイシューモデルがチューブアンプカテゴリーに追加されました。
70年以上にわたりフェンダーアンプはエレクトリックギターと共に無数のアルバムでそのサウンドがレコーディングされ、モダンニュージックのサウンドの土台を形成してきました。MUSTANG LT50と最新のデジタルアンプMUSTANG GTXシリーズは、歴代のフェンダーアンプトーンをはじめ、数百通りものサウンドを1台で再現できる機能を搭載しています。MUSTANG GTXシリーズに加え、既存のMUSTANG GTシリーズ、MUSTANG KTシリーズが対応する無償アプリ『FENDER TONE』もv3.0にアップデートされ、新しいアンプトーンやエフェクトが追加されたことにより、より高度なサウンド設計とオペレーションが可能となりました。
今回発表されたMUSTANG GTXシリーズは、MUSTANG GTシリーズの高品位のトーンや柔軟なプリセット機能、そしてWiFi、Bluetooth、ルーパーといったユーティリティ機能をすべて踏襲しながら、ステージ映えするルックスやキャビネット構造、搭載スピーカーなどをアップデートし、エフェクトやアンプトーンの増強、プリセットやグローバルEQ機能の追加、7ボタンフットスイッチへの対応など、より幅広いプレイの多様性に対応するスペックを誇ります。FENDER TONE 3.0と併用することで多彩なサウンド設計がシンプルに行えます。
「MUSTANG GTXシリーズは最新アンプテクノロジーを搭載しており、その研究開発には気が遠くなるほどの時間と労力が注ぎ込まれています。」とフェンダーのエレクトリックギター&ベース/アンプ部門ヴァイスプレジデントのマックス・グトニクは言います。「ディテールまで突き詰めたリアルなアンプトーンやエフェクトのサウンドに、プレイヤーたちは時間を忘れてプレイに没頭し、新しい演奏や音楽スタイルにつながるインスピレーションを受けてくれることと信じています。」
またエフェクトをシグナルパス上の任意のポジションに配置できるようになったことも、MUSTANG GTXとMUSTANG GTの可能性をより押し拡げることにつながります。
フレキシブルさと扱いやすさが定評のデジタルアンプ、MUSTANG LTシリーズには50W出力パワーモデルとなるMUSTANG LT50が追加されました。MUSTANG LT25の上位機種となるMUSTANG LT50は、高品位の12インチスピーカードライバーと多彩なアンプトーンやエフェクトをシンプルな操作で調整できるユーザーインターフェイスを搭載し、バンド演奏での使用にも十分耐え得るパワーを備えています。Mac/PC版FENDER TONE 3.0アプリを使用することで、プリセット管理やクラウド上のプリセットトライアル、ファームウェアアップデートなどを手軽に行うことが可能です。
さらにチューブアンプカテゴリーには、’64 CUSTOM PRINCETON REVERBがハンドワイヤードのリイシューモデルとして登場しました。’64 CUSTOM PRINCETON REVERBは、発表から50年以上経た今なお世界中のライブパフォーマンスやスタジオで高い需要を誇るモデルです。‘64 CUSTOM DELUXE REVERB、57 CUSTOM CHAMP、‘57 CUSTOM DELUXE、そして‘57 CUSTOM TWINに並んで追加された本モデルは、一台一台丁寧にハンドワイヤリングされたスペックで2020年にそのタイムレスなクラシックフェンダートーンを蘇えらせます。