カレンダーの裏の「内田啓子65歳」……樹木希林さんのがん治療にあたった医師が語る樹木希林さんとの思い出

株式会社方丈社のプレスリリース

2020年1月31日(金)に樹木希林さんのがん治療にあたった医師、植松稔氏が執筆した『世界初からだに優しい高精度がん治療』が方丈社より発売されます。本書では、がんやがん治療の解説のほかに、樹木希林さんの長女、内田也哉子さんとの対談を収録しています。

内田也哉子さんと植松医師の対談では、鹿児島でがん治療を受けていた頃の樹木希林さんとの思い出が語られています。希林さんが植松医師にはじめて連絡を取った際、カレンダーの裏に書かれた診察依頼書には「内田啓子65歳」とだけ書かれており、来院されたときにはじめて樹木希林さんだということがわかったそうです。そのほか、希林さんが自分の理想的な生き方を望む中で、「『最後まで自分らしくいるためには、もうここらへんで全ての治療を手放したほうがいいんじゃないか』と思っていると感じた」という也哉子さんのお話などから、希林さんが最後まで自分らしく病気や治療に向き合っていらっしゃったお姿が伺えます。

本書に収録されている内田也哉子さんとの対談のトピック
●なんとかして他の方法を●カレンダーの裏の「内田啓子65歳」
●母の乳がんはステージ1だった?●がんが出ては放射線で消すということの繰り返し
●治療を手放す●自分が求める治療を自分で見つけることが大切
●本物は広まらないのです●心の扉が開いた瞬間
●母が大切にしていた、ほんの小さな一筋の光

希林さんを通じてのご縁で、植松医師のクリニックを訪れた筑紫哲也さんのご家族との対談や、クリニックの患者さんの手記なども本書には収録されています。『世界初からだに優しい高精度がん治療』は1月31日より全国の書店およびネット書店で販売をいたします。現在予約を受け付け中です。

書名:

世界初からだに優しい高精度がん治療
ピンポイント照射25年間の軌跡
著者名:植松稔
発売日:2020年1月31日
予価:1500円+税
体裁:四六判・並製
発行:方丈社
ISBN:9784908925610
HP:http://hojosha.co.jp/menu/753421
amazon:https://amzn.to/2PQapPO

著者:植松 稔(うえまつ・みのる)
1956年生まれ。医学博士。がん放射線治療医。防衛医科大学放射線科講師、慶応大学放射線科専任講師、トロント大学放射線医学科客員教授、ハーバード大学放射線腫瘍科客員教授などを歴任。現在はUMSオンコロジークリニック院長。患者の心と身体の負担が少ない、より楽ながん治療を追究し2006年からは世界初の4次元ピンポイント照射(がんを追跡照射)を開始。安全で確実にがんを狙い撃ちにする治療法で、肺がん、乳がん、前立腺がん、肝がんなど、数多くのがんを病期によらず「切らずに治し」、「がんなら手術」という常識に意識改革をもたらしている。著書に『明るいがん治療1~3』(三省堂)、『抗がん剤治療のうそ』(ワニブックス)がある。

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