株式会社キネマ旬報社のプレスリリース
「2020年 第94回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」初 ライブ配信決定!
《2月4日(木)18時よりキネマ旬報WEBにて》
この度、2021年2月4日(木)18時より、キネマ旬報社公式サイト「キネマ旬報WEB(https://www.kinejun.com/)」にて「2020年 第94回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。
キネマ旬報ベスト・テン表彰式の長い歴史の中では初の試みとなります。「キネマ旬報ベスト・テン」の全16賞を、このライブ配信にて一挙発表致します。表彰式の視聴方法は、「キネマ旬報WEB」にアクセスして下さい。
配信と言う新たな形での開催により、参加人数の制限もなくなり、多くの『キネマ旬報』ファンの皆様へ表彰式の様子をお届けが出来ることになりました。
【表彰式 配信詳細】
■日時:2021年2月4日(木)
■時間:18時~19時半を予定
■内容:1位作品の発表、受賞者登壇の表彰式
《表彰内容》
第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)
日本映画監督賞、外国映画監督賞
日本映画脚本賞、
主演女優賞、主演男優賞
助演女優賞、助演男優賞
新人女優賞、新人男優賞
読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞
読者賞、特別賞
■視聴方法:キネマ旬報社公式サイト「キネマ旬報WEB」よりアクセス
サイトURL:https://www.kinejun.com/
※事前のチャンネル登録をお願い致します。
キネマ旬報ベスト・テンとは
『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇りま
す。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2020年度のベスト・テンで94回を数えます。
キネマ旬報ベスト・テンの特徴としては──
- 世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で94回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2020年で第93回となる)であること。
- ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。
- ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2020年度はのべ130名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。以上が挙げられます。
■特別賞に関して
『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。
そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。
(※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております)
■文化映画に関して
「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、
ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。
一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」