レ・ロマネスクTOBI 初の長編小説『七面鳥 山、父、子、山』刊行! 新しい親子小説の誕生!

株式会社キューブのプレスリリース

仮面ライダーセイバーのタッセル役など、独特なスタイルで活動の場を広げる、アーティスト、レ・ロマネスクTOBIが、長編小説を刊行することが決定しました。広島の山の中から、「フランスで最も有名な日本人」になるまでの間に何があったのか!? 家族と向き合う時間が増えた今だから、レ・ロマネスクTOBI自身の半生と重ねて描く親子の物語は是非お読みいただきたい1冊です。

【異色のパフォーマー、レ・ロマネスクTOBIの少年時代を描く長編小説】 
 レ・ロマネスク TOBI(トビー)が、初の小説を書き下ろし。
キッチュな楽曲を派手なメイクとコスチュームで歌い踊るパフォー マンスで知られ、昨秋、築地本願寺で 2 万人の聴衆(すべて故人) を前に生演奏コンサートを大成功させました。
本書は、普段の音楽・俳優活動や前著『ひどい目。』からはほとんど 想像できない、初の本格小説です。
 
 緻密な風景・人物・内面描写を張り巡らし、小説世界を強くカタチ づくりました。そして TOBI の筆は、実際の自分の大切な記憶へ向 かっていき……。
父や母、一番近くにいた人とのくすぐったい記憶がよみがえる、 傑作親子小説が誕生。2021 年必読の一冊です。

【あらすじ】
「ぼく」は息子が生まれて、いろんなことを思い出した。そうだ、「ぼく」はずっとカリフラワーを七面鳥だと 信じていたんだ。
 ビルも地下も歩道橋もない、広島の林業の街に生まれた「ぼく」。
 力も気も胃も弱い。
 父親・フミャアキは、酒を 飲んで運転し、カープが負ければ家中のものを捨て、「早うせい」が口癖。
「そとづら」だけはいい。デコトラで、 スナックで、家業の乾物屋で、スキー大会で、運動会で、野球場で、結婚式場で、パリで……。
 四歳、九歳、十九歳、三十八歳の 4 章で綴られる、子と父の物語。

【レ・ロマネスクTOBI プロフィール】
広島県比婆郡(現在の庄原市)出身。
フランスで結成された音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメ インボーカル。
キッチュな楽曲を派手なメイクとコスチュームで歌い踊るパフォーマンスで徐々に 人気を集め、2008 年春夏パリコレでのライブをきっかけに、世界 12 ヵ国 50 都市以上で公演。
 2009 年フランスの人気オーディション番組に出演した動画のYouTube 再生回数が、フランスで 1 位を記録し、「フランスで最も有名な日本人」となる。
 2011年「FUJI ROCK FESTIVAL’ 11」出演を機に日本に拠点を移し、 精力的にアルバム・シングルをリリース。
 2018 年、エッセイ集『レ・ロマネスク TOBI のひどい目。』(青幻舎刊) 刊行。大学卒業後就職した会社の連続倒産、銀行強盗に巻き込まれる、 大西洋漂流など、自らの稀有な体験をまとめた内容が話題に。
「お伝と伝じろう」(NHK E テレ)、「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日)、舞台『ウェ スト・サイド・ストーリー』(19~20)、映画『生きちゃった』(石井裕也監督、20)への出演など活 躍の幅を広げている。
 現在、出演中の「仮面ライダーセイバー」では奇しくも本の中の世界の住人=タッセルを演じている。本書が初めての小説作品となる。

【書籍概要】
タイトル:『七面鳥山、父、子、山』
出版社:リトルモア
発売日:2021年3月1日
価格:1800 円+税 / 四六判 / 上製 /288 頁
装幀:有山達也・中本ちはる
挿画:ワタナベケンイチ
 

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