ぴあ株式会社のプレスリリース
本日1月31日、東京・SHIBUYA TSUTAYA 8Fイベントスペースにて、ヒップホップグループ・RHYMESTER初書籍発売記念イベント『KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~』(ぴあ刊)の発売記念イベント『脱・濃厚接触! ライムスターがこんな時代なので、サインの代わりと言ってはなんですが、あなたの目の前でオリジナルスタンプを押し、楽しいひとときを演出する会。略して「ライムスター・スタンプ会」』を行いました。
■『KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~』 https://www.piabooks.com/kingofstage
本書は昨年12月23日に発売。ライムスターが結成30周年を記念して行った全国ツアー「KING OF STAGE VOL. 14~47都道府県TOUR 2019~」と並行して「ぴあアプリ」にて連載した「RHYMESTER: One for the Road~47 都道府県ツアー日記~」を中心に、メンバーインタビュー、対談、鼎談などを新たに追加して書籍化しました。
ライムスターが日本の音楽シーンで生きながらえてきた理由、ライムスターが日本でヒップホップを表現することに向き合ってきた試行錯誤の歴史、そしてライムスターという世界的にも稀有なキャリアを歩むヒップホップグループの本質であるライブに関する哲学のすべてが詰まった1冊。SNSを中心に「これから何度も読み返す人生のバイブル決定です。最高の一冊!」「ミュージシャンによる書籍の中でも、ライブに特化した内容のものは非常に珍しいのではないでしょうか」「MCの大切さとか、DJのすごさとか、ライブの新しい楽しみ方を教えてもらった」など話題となり、今年に入りすぐに重版となりました。
発売記念イベントは、接触をできるかぎり避けるためにサインではなくスタンプを押すという内容に。スタンプは書籍の帯に描かれた羽鳥好美氏のイラストを再現したプレミアデザイン。会場では使い捨て手袋を着用したライムスター3人が距離をとって座り、メンバー間と前面に飛沫防止シートを設置。参加者はひとりずつ間隔を空けて順番にライムスターにスタンプ(黒と青2色のうちどちらか)を押してもらいながら移動。貴重な対面の機会となりました。
ライムスター、スタッフおよび参加者の皆様は会場に入る前に検温、消毒を行い、握手・プレゼントなど接触を伴う行為は禁止とさせていただきました。イベント終了後、3人は「初の試みでしたが、やってよかった」「やっぱり早くライブやりたいなって気持ちはもちろん募ってきました」とコメント。インタビュー全文は下記に記載しています。
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ほか
■『KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~』 https://www.piabooks.com/kingofstage
- ライムスターインタビュー
――スタンプ会の感想は?
宇多丸:初の試みでしたが、やってよかったなと思います。様々な手段で発信をしていても、“会う”ということを、こんなに待ってる人がいるのかと実感できましたね。おじさんがハンコ押すだけでいいのかなとも思ったんですが、
ハンコの出来もよかったですし、今できることとししては結構よかったのかなと。
DJ JIN:デジタル配信や無観客という方法もありますが、こうやって気を付けながら、生身のアナログな感じの触れあいというのは、かけがえのない、替えようのないことだなって実感しました。やっぱり早くライブやりたいなって気持ちはもちろん募ってきましたし、このタイミングならではの貴重な体験でしたね。
Mummy-D:泣いてるお客様もいらっしゃいましたしね。握手も何もできないんですが、ちょっと会えるだけで元気づけられるし、自分たちも元気もらえるんだなって思いました。いろんなことが変わっていく中で、ライブも無観客とか声は出さないとかいろいろなやり方がありますが、今回模索できたことはよかったんじゃないかなと思います。
――印象に残っていることは?
DJ JIN:普段は音源とかライブ映像を観てくれたり、ライブでもステージは距離があるので、お客さんが目の前にいる僕らに面食らってたのが面白かったですね。
宇多丸:スタンプ会ってどういうものがわからないですからね。パッと見て「え!」みたいなリアクションしてましたね(笑)。
――改めて本の見どころをお願いします。
宇多丸:2000円は安い(笑)! 大島依提亜さんにダメ元でアートディレクションをお願いしたんですが、いろんなチョイスや仕掛けがさすがというか、渋さ、面白さ、すべてのバランスがよくて、自分たちだけでいつもコントロールしてるものとは違うよさがあります。
DJ JIN:本という物としてよくできてると思います。DJについてものすごくニッチなことを披露していて、普通生きててまったく必要がない情報だと思うんですが(笑)、皆さんそこに食いついて、面白いと言っていただいて、意外というか、よかったです。
Mummy-D:アーティストが作る本だからとか、芸能人が作る物だからとか、そういう甘えを抜きにして、ちゃんとおもしろいものを、絶対おもしろいと思ってもらえるものを作ろうと思っていました。僕らのCDとかもそうなんですが、こちらもコンテンツを作るプロなので、つまらないものを絶対に出したくないんです。つまらないものを出すんだったら出したくない。そういう意味で細かいところまで作り込めたので、いばっていいんじゃないかなと思ってます。
■『KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~』 https://www.piabooks.com/kingofstage
- 『KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~』コンテンツ
・ライムスター47都道府県ツアーグラビア(Photo by cherry chill will)
・はじめに
・ライムスター 2万字インタビュー「King of Stageへの道」
・RHYMESTER: One for the Road〜47都道府県ツアー日記〜
・Mummy-D「チーム論」
・DJ JIN×DJ松永(Creepy Nuts)×DJ DAISHIZEN「ライブDJ鼎談」
・宇多丸×村上てつや(ゴスペラーズ)「対談:ライブ哲学」
・ライムスター「King of Stage」全スケジュール
ほか
【出版概要】 タイトル:KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~ 発行:ぴあ株式会社 著者:ライムスター/高橋芳朗 発売:2020年12月23日 定価:1,818円+税 書店、ネット書店にて販売 サイト:https://www.piabooks.com/kingofstage <タワーレコード限定・オリジナルステッカー> https://bit.ly/39ENO3p <特典なし> ■『KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学~』 https://www.piabooks.com/kingofstage |
<RHYMESTER プロフィール>
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/トータルディレクション)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや俳優など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
・オフィシャルサイト https://www.rhymester.jp/
・オフィシャルTwitter https://twitter.com/_RHYMESTER
ぴあアプリ連載<全48回> RHYMESTER:One for the Road~47都道府県ツアー日記~ 常にシーンの先頭に立ってジャパニーズヒップホップを牽引し続けてきたライムスターも2019年でついに結成30周年。そんな大きな節目の年にキャリア初の47都道府県ツアーを敢行中の彼らが、日本全国津々浦々を巡りながら旅の所感を語るダイアリー型道中記。一見たわいないツアーのよもやま話の背後から浮かび上がってくる、「キングオブステージ」のライブ哲学、そして30年の長きにわたって第一線に踏み止まってきた3人の「辞めない理由」。 [PC版紹介ページ] |
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ライムスター結成30周年記念ツアー
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『KING OF STAGE VOL. 14 全国47都道府県TOUR 2019』
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Blu-ray 2枚組 VIXL-323~4 ¥5,800+税
DVD 2枚組 VIBL-981~2 ¥5,000+税
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オリコンウィークリーチャート5位を記録!
ライムスター結成30周年を記念して、2019年から2020年の初めにかけて、47都道府県48公演をベスト選曲で駆け抜けたツアーライブから、
DISC 1:新木場STUDIO COAST公演の模様
DISC 2:千葉LOOK、松本LIVE HOUSE ALECX、甲府CONVICTION、東京LIQUIDROOM、埼玉HEAVEN’S ROCK VJ-3甲府から、メモリアルパフォーマンス&ドキュメンタリー映像を収録。ベテランの方にもビギナーの方にも自信をもっておすすめします!
【ゲスト・アーティスト】
田我流、KOHEI JAPAN、Zeebra、キエるマキュウ (CQ, illicit tsuboi)、SHOW GUN (MASAKI, YOSHI-ZO, George, TaKuYa)、BOY-KEN、MASTA SIMON (Mighty Crown)、PUNPEE、Full Of Harmony
【副音声】
メンバー自身による副音声オーディオコメンタリーでは、「ぴあアプリ」で連載されたツアー記録「RHYMESTER:One for the Road~47都道府県ツアー日記~」を担当した、音楽ジャーナリストの高橋芳朗をゲストに迎えて、ツアーの裏側をさらに深掘りします。
https://www.rhymester.jp/disco/47tour/