学校法人大阪音楽大学のプレスリリース
関西唯一の音楽単科大学である大阪音楽大学(豊中市庄内幸町、学長本山秀毅)は、第52回吹奏楽演奏会を、2021年3月6日(土)にザ・シンフォニーホールにて開催します。
●オール高昌帥プログラム(高昌帥本人が指揮)
●委嘱作品(初演) 「まじなひ その参」
●吹奏楽コンクールで多数取り上げられる作品から、演奏機会の少ない大規模な難曲までを演奏
▼吹奏楽演奏会 専用ページhttps://www.daion.ac.jp/concert-news/180318/
高昌帥(作曲・指揮)
今年の吹奏楽演奏会は、オール高昌帥プログラム。吹奏楽で名高い作曲家であり、本学教授を務める高昌帥の世界を堪能できるプログラムとなっています。指揮も高昌帥本人が務め、自身の作品の世界観を表現します。
これまでも、様々な団体で自作自演はありましたが、オール高昌帥プログラムは初めて。吹奏楽部に所属する中高生はもちろんのこと、吹奏楽の社会人団体やプロの演奏家にとっても必聴の演奏会となることは間違いありません。
プログラム前半は、吹奏楽コンクールなどでも多く取り上げられる2つの作品『吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」』、『ウインドオーケストラのためのマインドスケープ』です。どちらも部分的に取り上げられることが多く、全曲がノーカットで演奏されることは大変稀です。今回は、それぞれ作品の全体像をお届けします。
プログラム後半は、今回の委嘱作品『まじなひ その参』に加え、『雷神』、『吹奏楽のための協奏曲』と難曲が並びます。『雷神』はソロのみならずバンドも難しいためなかなか演奏される機会がない作品です。最後を締めくくる『吹奏楽のための協奏曲』は、2015年の大阪音楽大学創立100周年記念委嘱作品。吹奏楽で使われるほぼ最大規模の編成で、全5楽章から成る大曲です。それぞれの楽器がくまなく活躍するスタイルで、豪華な祝祭の音楽となっています。
■作曲・指揮の高昌帥よりメッセージ
全曲自作自演は初めてのことで、おこがましい気持ちですが、母校への恩返しのつもりで演奏したいと思います。自分の作品ですが、私の指揮が理想の形というわけではありませんので、一例だと思ってお聴きください。技術的に難曲であると評されることも多い作品に果敢に取り組んでくれている学生たちと共に、ご来場をお待ちしております。
■概要
日時:2021年3月6日(土) 18:00開演(17:00開場)
会場:ザ・シンフォニーホール(大阪府大阪市北区大淀南2丁目3−3)
出演:指揮/高昌帥、吹奏楽/大阪音楽大学吹奏楽団
曲目:高昌帥作曲
◆吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」
◆ウインドオーケストラのためのマインドスケープ
◆雷神~ソロパーカッションと吹奏楽のための協奏曲
(パーカッション/新堂帆士斗・大学4年)
◆まじなひ その参(委嘱作品)
◆吹奏楽のための協奏曲
入場料:全席指定 3,500円(高校生以下無料招待)
チケット取り扱い:
オンライン申込(https://www.daion.ac.jp/concert-news/180318/)
大阪音楽大学 コンサート・センター(TEL:06 6334 2242)
ザ・シンフォニー チケットセンター(TEL:06 6453 2333)
主催:大阪音楽大学
■出演者プロフィール
【指揮/高昌帥】
大阪音楽大学作曲学科作曲専攻卒業後、スイス・バーゼル音楽アカデミーに留学。これまでに作曲を田中邦彦、R.ケルターボーンの各氏に、指揮をJ.マイヤー氏にそれぞれ師事。第1回コダーイ記念国際作曲コンクール佳作、第12回朝日作曲賞受賞(2002年吹奏楽コンクール課題曲『ラメント』)、平成20年度・24年度JBA「下谷奨励賞」受賞、第19回吹奏楽アカデミー賞作・編曲部門受賞等。現在、大阪音楽大学教授。日本現代音楽協会、関西現代音楽交流協会、21世紀の吹奏楽“響宴”各会員。
プロ・アマ問わず多数の委嘱を受け、管弦楽・吹奏楽・室内楽など様々な編成の作品を作曲する傍ら、現代音楽の指揮、アマチュアオーケストラや市民バンドの指導にも携わる。代表作に、音楽劇「河内湖」(初演:フェスティバルホール)、ソプラノ独唱とバリトン朗読、オーケストラのための「あなたに」(初演:ザ・シンフォニーホール)
■本リリースに関するお問い合わせ先
大阪音楽大学 広報統括事務室
TEL:06-6334-2904(不在の場合はメールでご連絡ください。折り返しお電話いたします。)
e-mail:koho@daion.ac.jp