石橋貴明と伊達公子が全豪オープンテニスを熱く語る！さらに今年の勝者も大胆予想！！大会はWOWOWで連日生中継＆ライブ配信！

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2月8日（月）開幕の『全豪オープンテニス』を前に7日（日）、YouTubeでWOWOWのスペシャル番組「石橋貴明×伊達公子 灼熱の全豪テニスを熱く語るSP！」がライブ配信された。

「YouTubeの番組出演は、ほぼ初めてです」と言う、WOWOWテニスアンバサダーの伊達公子。その伊達の横で、大きな声で「伊達さん、伊達さん」と叫んでいるのが、ゲストの石橋貴明。「WOWOWの出演は初めて。松岡修造の座、石黒賢のポジションを奪いにやってきました」と自己紹介。伊達とは正月のテレビ番組で共演したという石橋からは「若い頃、付き合っていました」という冗談も飛び出した。

明るい雰囲気で始まったスペシャル番組。まず、スポーツは広く浅く見ているという石橋は「特に80年代のウィンブルドン、ボルグ対マッケンローの試合が好きでした。僕が18、19歳くらいのときでしたね。マッケンローの悪童ぶりに対してボルグは冷静沈着。ふたりの対比が、僕にテニスの面白さを教えてくれました」とテニスが好きになった理由を熱く語り始めた。伊達も「テニスのいい時代は、必ずライバルがいましたよね。アガシとサンプラス、今はフェデラーとナダル、そしてジョコビッチ」とライバルがいることによってテニス界が盛り上がると語る。

そして、本題の全豪オープンテニスの話題に。「とにかく暑い大会というイメージ」と言う伊達。「以前は欠場する選手が結構多かったけど、今では“ハッピースラム”と呼ばれるほど、選手が行きたくて楽しいというグランドスラムになっています」。ただ、今年の大会はコロナ禍で観客の数も半分くらいに制限される。「観客がいると選手のモチベーションが上がる」と言う伊達は現役時代、調子が悪いときでもお客さんが盛り上げてくれて、調子を取り戻すことが何度もあったという。それを聞いて「お客さんの心を掴んだ選手が勝つんですね」と石橋。

ここで、解説を担当する鈴木貴男が現地から中継で登場。選手が泊まるホテルの様子や、駐車場に設置されたトレーニングスペースなどを紹介。例年と違った全豪オープンの雰囲気を映像でレポートした。そして、「2週間の隔離生活を強いられた選手もいましたが、現在はその選手たちに対して練習で優先的にコートが使えるなどの対応があり、現在はほとんどの選手が良い状態に仕上がっている」と報告され、またこの数日は気温が40度に達する日は少なく、涼しい日が多いことも紹介された。

次は、今大会のふたりの注目選手を紹介。石橋は「誰が新しい時代の扉を開くのか？」という切り口で、ジョコビッチ、ナダル、そして今回は参加していないフェデラーのビッグ3に代わる選手の登場に期待していると語った。その新たなヒーローとして、ティーム、メドベージェフ、チチパス、ズベレフ、ルベレフ、ベレッティーニの名前を挙げ。「重い扉をここで開けないと、いつ開けるのか」と熱っぽく訴えた。伊達のほうは「全豪に関してはジョコビッチが強いんですよ。しかもグランドスラムの勝利数で、ジョコビッチとナダルが並んでいるんですよ」とビッグ3の中での争いも、優勝者の行方に影響するだろうと予想。そして、映像では先ほど石橋が挙げた選手の映像が紹介され、さらに21歳のレフティー、シャポバロフの映像も流れた。「マッケンローやナダルのように、左利きの選手に天才肌を感じてしまう」と石橋はコメント。また問題児と評判の地元キリオスの紹介映像では、伊達が「本当はすごくいい人」だという意外なコメントも。そして、石橋は「今年のグランドスラムは、すべて若い選手が勝つ。しかもひとりで2つくらい勝つ選手も」と大胆に予想した。

そして話題は錦織圭選手へ。「ハッピーな話題もあり精神的にも少し落ち着いて、あとは肉体的に戻れば」と語る石橋。一方で、20代の若い選手たちの台頭と、ビッグ3の間に入って、飲み込まれてしまう危惧も指摘。伊達も「今が踏ん張りどころ」と言い、「今のランキングでは初戦からNo.1の選手にあたることもあるので、早くランキングを上げないといけない」とも指摘した。

女子のほうは、石橋は「誰が乱世の時代の扉を閉め、トップに？」と書いたフリップを掲げ、グランドスラムでは毎回優勝者が代わる今の女子テニス界を分析。そしてグランドスラムで3回の優勝を誇る大坂なおみ選手に、その「閉める役割を期待している」と語った。
「みんな可能性があるけど、抜け出せる何かが欠けているのが女子の現状」と分析する伊達。大坂選手に対しては「コーチも代わり、自分でうまくバランスを取れるようになっている。今大会の優勝の可能性も十分ある」と語る。そして、映像では期待される女子選手として、サバレンカ、バーティ、ハレプ、ケニン、シフィオンテク、セレナ・ウイリアムズが紹介されたが、中でもセレナに関して伊達は「ここ数年の中では、体のキレはとてもいい。もしかしたら24回目のグランドスラム制覇もありえる」と予想した。

次に、現地にいる西岡良仁選手がオンラインで登場。「韓国料理をデリバリーしたところ」と食事の話題からスタート。石橋からは「何時に食事して、睡眠時間は？」と質問され、「明日の試合は昼過ぎになるので、食事の時間は難しいですね。8時くらいに朝食を取って、10時からウォーミングアップして、試合前にはバナナとか少しご飯を食べたりする程度。お腹にたまった状態では試合はしたくないほうです」と答える西岡。さらに水分補給は前日からしっかりするように心がけていて、睡眠時間は7、8時間取るようにしていることも紹介した。
明日の1回戦で戦うスペインのマルチネス選手とは初対戦。若い選手で情報がないので、試合の序盤はどんな選手なのか探りながらやっていくと言う西岡。「今回の目標は、去年の3回戦以上。ATPカップで2試合しっかりと戦えたので、いい感じで試合に臨めそうです」と、自分でも大いに期待していると語る。
そして、自身でもYouTubeチャンネルを開設している西岡は、「選手しか紹介することができない部分をそこで伝えたい」と言うと、石橋から「すごいところを見せちゃってください」というエールが。そして、「オフのときは僕のYouTubeチャンネルでコラボレーションしましょう」と提案も。「ぜひお願いします。めちゃやりたいです！」と西岡。このような石橋との楽しいやりとりが続き、西岡の素顔を垣間見ることもできた。

さらに錦織圭選手からもビデオメッセージが。石橋へは「全豪では自分のいい所を出して頑張りたい。貴さんとは再び一緒にテニスができるのを楽しみにしています。貴さんもテニスのほう、頑張ってください」とコメント。伊達へのメッセージは「伊達さんのいろいろな活動を見て、僕も刺激を受けています。最近、伊達さんと練習する夢を見たんです。また一緒にテニスをしたいですね。グランドスラムでミックスダブルに出たいです」。そしてファンへは「いいテニスを見せられるように頑張ります。皆さんもWOWOWを見て応援のほうよろしくお願いします」というメッセージを。
生真面目なコメントに「テニスはすごくうまくなったのに、ちょっとしたコメントが18歳くらいのときのまま」と錦織をいじる石橋。スタジオは爆笑の渦に包まれた。
その錦織の初戦は第15シードのカレーニョ ブスタ。「タフですよね。きつい試合になりそう」と言う伊達。大坂の1回戦の相手であるパブリウチェンコワに関しては、「実力者だけど、やりにくい相手ではない」と分析した。

そして、ふたりは優勝予想を。石橋は「男子はティーム、女子は大坂」と予想。伊達は「男子はジョコビッチ、女子は予想不可」。女子は本当に予想が難しく、逆に言えば誰にもチャンスがあると分析。ニューヒロインの誕生もあるかもしれないと予想した。

最後に石橋は、「観客を入れてやるということは、今後のいろいろなスポーツの大会の良いロールモデルになる。ぜひ安全で素晴らしい大会になることを願っています。そして、それは東京オリンピックにもつながると思います」と語り、「あと、車いすテニスのほうにもぜひ注目してほしいです。ティームだけではないです。国枝さん、上地さんにもぜひ頑張ってもらいたいです」というコメントで締めた。

「石橋貴明×伊達公子 灼熱の全豪テニスを熱く語るSP！」はYouTube　WOWOW公式チャンネル、WOWOWオンデマンドでも配信中。見逃した方もぜひご覧いただきたい。

◆◆◆【WOWOW「全豪オープンテニス」放送スケジュール】◆◆◆
第2日デイセッション　男女シングルス1回戦
2/9（火）午前8:50［WOWOWライブ］

第2日ナイトセッション　男女シングルス1回戦
2/9（火）午後4:45［WOWOWライブ］※終了時間変更の場合あり

2月8日（月）～2月21日（日）[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]にて連日生中継＆ライブ配信！
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【関連情報】
テニスファンサイト「WOWOWテニスワールド」2月8日（月）より本格スタート！
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