conSept 2021年度ラインナップ発表!:大ヒット小説『アーモンド』の舞台化、『いつか〜one fine day』再演など

conSept合同会社のプレスリリース

舞台制作会社conSeptが2021年度のラインナップ3作品を発表した。2019年の世界初演で話題となったミュージカル『いつか〜one fine day』の再演を6月にCBGKシブゲキ!!で、完全オリジナル新作ミュージカル『GREY』を12月に俳優座劇場で、2020年本屋大賞翻訳小説部門1位に輝いた小説『アーモンド』の舞台版を2022年3月にシアタートラムでそれぞれ上演する。
『アーモンド』はconSeptの5周年記念公演としてオーディションも実施予定だ。

いつか〜one fine day 2021 Musical Drama #5

2019年に世界初演され、「日本のオリジナル・ミュージカルの転換点となる作品になるはず」と評された本作が、キャストを新たに再演!
その音楽が第27回読売演劇大賞上半期スタッフ賞にノミネートされた本作。是非ご注目ください。
 

幸せと苦しみの境界線
妻に先立たれた男、昏睡状態の中で心だけ目覚めた女。
二人は胸の内に抱えた悲しみゆえに巡り会い、互いの心の穴を少しずつ埋め合っていく。
しかし、愛する人に突きはなされた絶望はどうすれば癒すことができるのだろうか・・・。

いつか、胸を張って笑えるその日を
傷つけられた誰かを許せる「いつか」
夢を叶える「いつか」
素直に泣いたり笑ったりできる「いつか」
ただ穏やかに過ごせる「いつか」
そして、止まってしまったそれぞれの時間が動き出す「いつか」

いま、あなたにとって大切な人にしてあげられること、それは何ですか?

■SYNOPSIS
保険調査員のテル(藤岡正明)は後輩・タマキ(大薮丘)の担当だった仕事を引き継ぐよう新任の上司・クサナギ(藤重政孝)から命じられる。それは交通事故で植物状態の女性・エミ(皆本麻帆)の事故の原因を調べるというもの。しかし、エミの代理人・マドカ(松原凜子)と友人・トモヒコ(西川大貴)は調査に非協力的で敵対。仕事が進まないなか、病死した妻・マキ(浜崎香帆)のことをまだ整理できずにいるテルに声をかけてきたのは、意識がないはずのエミだった。俄かには信じがたいと思いながらも自分にしか見えないエミと交流を重ねるうちに、事故の陰に幼い頃にエミを捨てた消息不明の母親・サオリ(土居裕子)の存在が浮かび上がってくる。

■上演時期:2021年6月9日(水)〜20日(日)
■会場:CBGKシブゲキ!!
■主なスタッフ
原作:映画『One Day』
脚本・作詞・演出:板垣恭一
作曲・音楽監督:桑原まこ
■出演
藤岡正明、皆本麻帆、松原凜子、西川大貴、藤重政孝、大薮丘、浜崎香帆、土居裕子 
 

板垣恭一(脚本・演出)
演出家・脚本家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て演出家に。「社会派エンタテインメント」というジャンルの確立を模索中。近作に『忠臣蔵討入・る祭』、『Crimes Of The Heart』、『Fly By Night 〜君がいた』、『HUNDRED DAYS』、『フランケンシュタイン』、『In This House~最後の夜、最初の朝~』、『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル2019』、『いつかone fine day』など。日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』が第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。

桑原まこ(作曲・音楽監督)
東京音楽大学作曲科卒業。16歳で東映 画ニメ『女生徒』の音楽を担当。現在は映像、舞台、アーティストサポートなど活動を広げる。音楽監督、作編曲家としての主な作品は、映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』『花とアリス殺人事件』、アニメ『ステラのまほう』、舞台『Fly by Night〜君がいた』『Hundred Days』『bare』『In This House〜最後の夜、最初の朝』など。演奏家としては、『モンティ・パイソンのSPAMALOT』『EDGES』など。本作品の作曲・演奏で、第27回読売演劇大賞 上半期スタッフ賞にノミネートされた。
 

藤岡正明(夏目テル)
1982年12月18日生まれ、東京都出身。CHEMISTRYやATSUSHI(EXILE)を輩出した伝説の「ASAYAN」超ヴォーカリストオーデションを機に2001年デビュー。2005年『レ・ミゼラブル』のマリウス役でミュージカル界にも進出。2008年には『ミス・サイゴン』のクリス役を演じ、以降、数々のミュージカル作品に欠かせない存在となる。自らの演劇ユニット「青唐辛子」では、脚本・演出・音楽・出演すべてを手掛けるなどの多才ぶりも見せる。近年の主な舞台作品に『ジャージー・ボーイズ』『宝塚BOYS』『タイタニック』『いつか〜one fine day』『HUNDRED DAYS』等がある。
 

皆本麻帆(樋口エミ)
2001年ミュージカル『アニー』にアニー役で主演。2011年『ロッキーホラーショー』で舞台活動を再開し、数多くの作品に出演する他映像作品にも活動の幅を広げている。近年の主な舞台作品にミュージカル『イヴ・サンローラン』『魔界転生』ミュージカル『アメリ』ミュージカル『ツクリバナシ』『ONLY SILVER FISH』ミュージカル『ハムレット』、『FORTUNE』等がある。

 

松原凜子(長門マドカ)
岐阜県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻卒業。歌手、女優、ボーカルトレーナーとしても活動。東京藝術大学同声会賞受賞、第63回全日本学生音楽コンクール名古屋大会1位、全国大会入賞。2017年『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を務めたのを皮切りに、ミュージカル、ライブやコンサートなどに出演し活躍している。主な出演作に、舞台:『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』(東宝)、『ゴースト』(東宝)、『ラ・マンチャの男』(東宝)、「ラミン・ミュージカル・コンサート」、「no Musical no life」、「オペラ 美しきまほろば~ヤマトタケル~」、TV:「THE カラオケ☆バトル」(TX)、「関ジャニ∞のTheモーツァルト」(ANB)など。
 

西川大貴(田亀トモヒコ)
2001年ミュージカル「アニー」にタップキッズ役で出演。その後「ボーイフロムオズ」「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」 「ゴースト」など舞台を中心に活動。クリエイターとしては、2019年 ミュージカル「(愛おしき) ボクの時代」の脚本・演出 を務めた。2020年には YouTube「クロネコチャンネル」を立ち上げ、俳優の対談・舞台の裏側・ 音楽フェスの企画など様々な発信を続けている。

 

藤重政孝(クサナギ泰人)
1975年2月9日山口県出身。1994年6月「愛してるなんて言葉より…」でミュージシャンとしてデビュー。「激しく激しい情熱」「FOREVER」「rainy night」など数々の楽曲をリリース。現在はシンガーソングライターとしてイベントやLIVEに出演する他、テレビや映画、舞台など俳優としても精力的に活動中。2019年には舞台の演出家としてもデビューを果たす。舞台「RENT」 「モーツァルト!」 「深夜食堂」「サイドウェイ」ドラマ「龍馬伝」 「相棒」映画「みとりし」 「彼岸島」 「表と裏」など。2020年にはバンドMSTK(ミステイク)を結成。
 

大薮丘(タマキ豊)
1995年石川県出身。2016年「風は垂てに吹く」で初主演。翌年よりミュージカル「テニスの王子様」で3rd 丸井ブン太役をオーディションで獲得。その他、ウォーキング・スタッフ「D51-651」、タクフェス「あいあい傘」、ミュージカル「ハル」、ミュージカル「Beats!」、明治座祭10周年記念特別公演「忠臣蔵討入・る祭」など大劇場や小劇場を問わず、ストレートプレイからミュージカルへ幅広く出演。

 

浜崎香帆(夏目マキ)
1997年5月2日生まれ。福岡県出身。2013年、約17年ぶりに復活した東京パフォーマンスドールのメンバーとなる。2014年、「BRAND NEW STORY」でCDデビュー。女優の活動としては、最近の主な出演に、【舞台】「セールスマンの死」(21/長塚圭史 演出)、音楽劇「ロード・エルメロイII世の事件簿 –case.剥離城アドラ-」(19/ウォーリー木下 総合演出)、ミュージカル『リューン ~風の魔法と滅びの剣~』再演(19/ウォーリー木下 演出)、音楽劇『魔都夜曲』(17/河原雅彦 演出)など。

 

土居裕子(榎本サオリ)
愛媛県宇和島市出身。うわじまアンバサダー。昭和音楽大学客員教授。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。NHK歌のお姉さんを経て、ミュージカルカンパニー音楽座の主演女優として「シャボン玉とんだ、宇宙(ソラ)までとんだ」、「マドモアゼル・モーツアルト」、「星の王子さま」など多くの作品で活躍。以後も音楽劇「わが町」、「人形の家」、「紙屋町さくらホテル」、「サウンド・オブ・ミュージック」(劇団四季)、など幅広い作品に出演。
またディズニー映画「ポカホンタス」(ポカホンタス役)、他、吹替えも多数。CD「カノン」、「こどものじかん」など。受賞歴、藝術選奨文部大臣新人賞、読売演劇大賞優秀女優賞三度受賞、紀伊国屋演劇賞個人賞。

【公式サイト】
https://www.consept-s.com/itsuka2021/

【2019年初演版、2020年コンサート版絶賛配信中!】

conSept-movie
https://consept-movie.myshopify.com
※2019年初演版には初演版出演者による音声コメンタリーや聴覚障害者用の字幕・手話通訳が付いています。

Based on the Korean Motion Picture ‘One Day’ directed by LEE Yoon-ki and produced by Invent Stone.
©️2019, Musical ‘いつか〜one fine day’ was developed by conSept LLC.

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GREY Musical Drama #6

conSept初の完全オリジナル新作ミュージカルが登場します!
 

conSeptオリジナル・ミュージカル作品第2弾となる本作は、初の完全オリジナル作品。
『いつか〜one fine day』のコンビ、板垣恭一(脚本・演出)と桑原まこ(作曲)が本作の世界を作り上げます。
『いつか〜one fine day』でも珠玉の歌詞を紡いだ板垣恭一による書き下ろし新作は、「正義は誰のためにあるのか」「優しさとは何か」について問いかける作品になる予定。
読売演劇大賞ノミネート後、初のオリジナルミュージカル作曲となる桑原まこの音楽にも注目です。

■上演時期:2021年12月
■会場:俳優座劇場
■主なスタッフ
脚本・演出:板垣恭一
作曲・音楽監督:桑原まこ
■出演
後日発表

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アーモンド Young Adultシリーズ第1弾

conSept 5周年記念公演として、2020年本屋大賞翻訳小説部門1位に輝いた韓国発のヤングアダルト小説「アーモンド」を舞台化!
 

もっと多くの若年層やファミリー層に舞台公演を観劇していただきたいという思いを込めて、ヤングアダルト小説作品の舞台化をテーマに新たなシリーズを立ち上げました。
本作を始めとする良質なヤングアダルト小説は、その主な登場人物が青少年で、その年代特有の悩みについて語られていると同時に、年代に関係なく一度は考えるべき社会問題も内包しています。
そんなヤングアダルト・シリーズの第1弾としてお届けするのが本作『アーモンド』。
多くの読者が、他者を思い理解する難しさについて共感したというこの作品を手がけるのは今やconSept作品には欠かせない演出家・脚本家の板垣恭一。
板垣が標榜するエンタメと社会を見つめる視線から『アーモンド』が舞台作品としてどう生まれ変わるのかご期待ください!

■上演時期:2022年3月
■会場:シアタートラム
■主なスタッフ
脚本・演出:板垣恭一
音楽:桑原まこ
■出演
出演者オーディションを開催いたします!
主要3役については2021年2月〜3月にかけてオーディションを実施します。
詳細は下記のURLからご確認ください。
https://www.consept-s.com/audition/

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