N.Y.・スイス・パリ…世界が注目する、やまなみ工房。大分県立美術館で初の展覧会『 やっぱり ぼくには わからん展』を開催。

株式会社リッシのプレスリリース

日本のアウトサイダー・アートの代表的存在「やまなみ工房」。
地蔵500体から絵画や刺繍など、貴重な作品を目の当たりにする12日間。

独創的なアート作品を生み出し続ける障害者施設として、いま世界的な注目を集めている「やまなみ工房」の作品展を大分県立美術館にて開催します。「やまなみ工房」は国内外で作品を発表するほか、スイス「アールブリュットコレクション」やフランス「ABCDコレクション」等、世界的に有名なコレクションに作品が収蔵されるなど、世界的な注目を集めています。

本展覧会のコンセプトは、やまなみ工房の山下施設長のホンネである。アートや芸術の専門知識をもたない山下氏。世界中から注目される作品が次々と生まれるなか、その作品の価値が分からない。ただ、知識をもたなくとも、その圧倒的な作品の強さに、作家自身に、強い尊敬の気持ちで日々接している。本展覧会は、山下施設長のホンネのように、知識も理由も分からないけど、世界中が注目してしまうパワーをもつ作品群を目の当たりにできます。

 

また、本展覧会の音声ガイダンスを女優、モデル、ミュージシャン、絵描きなど、多方面で活躍される「のんさん」が担当。「のんさん」とやまなみ工房山下施設長の対談形式の音声ガイダンスは至上初の試み。

以下、本展覧会のイントロダクション

やっぱり ぼくには わからん展
〜やまなみ工房 施設長のホンネ〜

目、目、鼻、口、と呟きながら割り箸で粘土に穴をあけ続ける人。
「どれが目でどれが鼻なのか・・・」

何色もの糸を使い布一面を縦にだけ縫い続ける人。
「刺繍をしてるつもりはないと思うけど」

20年以上地蔵だけをつくり続ける人。
「もう何万体つくったのかわかりません」

大好きな僕!?との日常(妄想ですけど)を粘土でつくり続ける人。
「ゾワゾワします、いろんな意味で」

世界からも高い評価を受ける作品の、
意味や価値は正直ぼくにはよくわからない。
だけど、表現し続けることの意味はわかる(ような気がする)。

没頭し、真っすぐ見つめ、誰にも媚びず歩く一本道。
目指す場所はなく、ただ道だけがある。

なんかすごいね。みんなかっこいいよ。尊敬します。
でも、やっぱりよくわからない。

やまなみ工房施設長 山下完和

[開催概要]
名称/やっぱり ぼくには わからん展 ~やまなみ工房 施設長のホンネ~ 期間/2020年2月5日(水)~16日(日) 時間/10:00~18:00 ※最終日は17:00まで 場所/大分県立美術館3階 展示室B 住所/〒870-0036 大分県大分市寿町2-1 主催/大分県・(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団

[同時開催/映画]
同施設を舞台にしたドキュメンタリー映画『地蔵とリビドー』が大分県初ロードショー。
期間/2020年2月8日(土)~14日(金) 時間/上映時間は映画館のホームページで随時公開 場所/シネマ5 住所/〒870-0021 大分県大分市府内町2丁目4-8 『地蔵とリビドー』ホームページ https://www.jizolibido.com
 

 

【お問合せ先】
株式会社リッシ 広報担当:大坪
電話:06-4794-1500 メールアドレス:otsubo@rissiinc.jp FAX:06-4794-1501
 

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