TRIO VENTUSのプレスリリース
スタイリッシュでエモーショナルな演奏が特徴のピアノトリオ「TRIO VENTUS」(以下、トリオ・ヴェントゥス)は、2021年2月27日(土)に小金井宮地楽器ホール(武蔵小金井駅)にて、コンサートを開催いたします。本コンサートは、初のオンライン・オフラインでの同時開催です。開催に伴い、ピアノ三重奏曲第1番(メンデルスゾーン)のコンサート告知動画を公開。さらに、初のニューアルバム「シューベルト&ショスタコーヴィチ」の演奏動画第2弾、CD収録に関する想いを語ったインタビュー動画の2本を、2月18日(木)より公開いたします。
■「トリオ・ヴェントゥス リサイタル」概要
日時:2021年2月27日(土)13:00 開演 12:15 開場
場所:小金井宮地楽器ホール 大ホール (JR武蔵小金井駅前)
プログラム:
シューベルト: ノットゥルノ 変ホ長調 D.897
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第一番 ニ短調 作品49
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
チケット料金:
全席自由 ¥2,500 学生 ¥1,500
公式サイト予約フォーム:
https://www.trioventus.com/koganei/
チケットぴあ:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2100460
■オンラインチケットについて
視聴チケット:¥1,500 出演者応援チケット(1,000円分出演者への投げ銭付き) :¥2,500
3月6日23時59分までお好きな時に何度でもご覧いただけるチケットです。
予約フォーム:https://oreodacci.zaiko.io/_buy/1pqt:Rx:45ba8(Zaiko)
■チェロ鈴木皓矢が20年間育った小金井への思いに重なる、美しいメンデルスゾーンの調べ
ピアノ三重奏曲第1番(メンデルスゾーン)コンサート告知動画
URL:https://youtu.be/OrDijuyhv7E
本動画は、チェロの美しい旋律から始まる中で「いつも帰ってこれる場所、どこよりも安心できる場所が小金井なので。小金井の方々に聴いていただけることをとても嬉しく思う」と、鈴木が故郷への思いを語るところからスタートします。繊細なメンデルスゾーンの音色と重なりながら鈴木は、「オンラインでのコンサートは初めてです。コロナ禍で外出が難しい方やお子様をお持ちの方にもご自宅からお楽しみいただきたい」とオンライン配信ならではのコメントも。「20年以上、僕の心と体を育んでくれた自然豊かな小金井。地域の方々にお世話になったので、恩返しのつもりで演奏できれば嬉しい」と、コンサートへの意気込みを語っています。
■ピアノ・ヴァイオリン・チェロの音が強くぶつかり合う緊迫感と迫力溢れるショスタコーヴィチ
CD発売記念プロモーション動画 第2弾
URL:https://youtu.be/k0h2l_eaNAM
公式サイト(http://www.trioventus.com)での販売開始に伴い、CD発売記念プロモーション動画の第2弾を公開いたします。収録されている「ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲第2番」より第4楽章の一部を動画に収めました。3人の音が強くぶつかり合いながらもその奥に光の調和がある、緊迫感と迫力が溢れる演奏です。
■CD制作にまつわる収録の裏話、コロナ禍の中で発売した思いを伝えたインタビュー
1stCD発売『Schubert & Shostakovich』インタビュー動画
URL:https://youtu.be/K_43izZLO0Q
シューベルトのピアノ三重奏曲第2番が流れる中で、「コロナ禍という分断された状況で、自分の精神状態も見つめ直すようになった。深刻な状況で作られた2曲と、自分たちの状況がリンクしている。思い入れを、自然に込めることができたのではないかな」と北端が語リます。鈴木は、「音楽家に限らず、ぽっかりと時間が空いたような方がいると思う。演奏会がなくなり、その時間をこのファーストCDに捧げました。多くの方と一緒に作り上げ、とても幸せな時間でした」と微笑みを見せました。続いて廣瀬は、収録の裏話として「外は40度を越える猛暑の中で群馬県で収録でした。録音時は雑音が入ってはいけないのでエアコンを切らないといけないため、ものすごく暑くて丸2日こもって。汗だくになりながらの熱い瞬間を収められたと思います」と語っています。
【TRIO VENTUS ファーストCDについて】
・名称:シューベルト&ショスタコーヴィチ
・収録曲:シューベルト/ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 作品100, D929、ショスタコーヴィチ/ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 作品67
・発売日:2020年10月21日(水)
・価格:¥2,800(税抜)
・発売元:日本アコースティックレコーズ
・出演:廣瀬心香(ヴァイオリン)、鈴木皓矢(チェロ)、北端祥人(ピアノ)
・購入方法:全国のCD販売店、Amazon、公式サイトでお買い求めいただけます。
“VENTUS”はラテン語で「風」を意味し、2011年~2019年にドイツ・ベルリンを留学の地として活動していた三人の音楽家によるピアノトリオです。日本へ活動拠点を移すのを機に、2019年9月に結成し「同じ土地の風」を浴びたメンバーによる、三者三様の風の重なりを聴いて欲しい、という想いで活動しています。スタイリッシュでエモーショナルな演奏スタイルを特徴としています。
【演奏者プロフィール】
ヴァイオリン 廣瀬心香(ひろせ みか)
宮崎県都城市出身。桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学を首席卒業。ドイツ国立ベルリン芸術大学学士課程、修士課程を共に最高位で修了。ソリストとして、ドイツ・イエナフィルハーモニー、九州交響楽団など国内外のオーケストラと共演。 全日本学生音楽コンクール、日本クラシックコンクール、江藤俊哉ヴァイオリンコンクール等入賞、霧島国際音楽祭賞を受賞。桐朋学園大学卒業時には皇居の桃華楽堂にて御前演奏の機会を与えられた。東京文化会館にてソロリサイタルを開催、ヨーロッパ各地でリサイタル、室内楽オーケストラ演奏を行う。ベルリンコーミッシェオペラ管弦楽団を経て、ドイツ・ハノーファー州立管弦楽団契約団員フォアシュピーラー奏者として活躍。これまでにヴァイオリンを永野真一、木野雅之、加藤知子、ノラ・チャスティン、ノア・ベンディックス=バルクリーの各氏に、室内楽を東京クァルテット、アルテミスカルテットに師事。
チェロ 鈴木皓矢(すずき こうや)
桐朋学園大学チェロ科首席卒業。バルセロナのリセウ音楽院にてルイス・クラレット氏のもとで研鑽を積み、その後渡独。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程を修了。小澤征爾音楽塾オーケストラプロジェクトIに参加。これまでにルイス・クラレット、ダミアン・ヴェントゥーラ、倉田澄子の各氏に師事。室内楽を東京クァルテット、アルテミス・カルテットに師事。第10回ラス・コルツ国際コンクール器楽部門第4位入賞。日本チェロ協会主催「第9回チェロの日」にソリストとして出演。2019年、東京文化会館にてソロリサイタルを開催。各方面より好評を博す。古典から現代までのレパートリーに加え、新曲初演にも多く携わる。現在ソロ、オーケストラの他にDUO CHISPA、DUO CORNU、TRIO VENTUS、Paulownia Cello Quartet 等幅広い分野で活躍中。
ピアノ 北端祥人(きたばた よしと)
大阪府出身。2016年、第6回仙台国際音楽コンクール第3位のほか、日本ショパンピアノコンクール、リヨン国際ピアノコンクール、リスト国際ピアノコンクール等、国内外において数多くの賞を受賞している。京都市立芸術大学、同大学院を首席で修了後渡独し、ベルリン芸術大学修士課程ソリスト科を経て、同大学室内楽科を修了。ソリスト、または室内楽奏者として日本・ヨーロッパ各地で演奏を行う。2018年秋には西本幸弘氏(仙台フィルハーモニー管弦楽団・九州交響楽団 コンサートマスター)とのCD「VIOLINable vol. 5」がFONTECよりリリースされた。これまでに佐々木弘美、大川恵未、椋木裕子、上野真、マルクス・グローの各氏に師事。2019年の秋に活動の拠点を日本に移し、2020年度より東京藝術大学附属音楽高等学校の非常勤講師として、後進の指導にあたっている。
TRIO VENTUS official website :http://www.trioventus.com
以上