【世界初開催】「人文学系学会XR世界合同集会」を仮想現実空間の姫路城で’

一般社団法人伝統文化創造推進機構のプレスリリース

2021年2月27日(土)~2月28日(日) 9:00-17:00
ヴァーチャル会場 「MPUF XRCC」 空間内 「VR姫路城」
最新技術によるXR空間でのアバターによる発表交流やXR姫路城空間でのポスターセッション
従来のリアル対面方式による学会では体験できない、新感覚を体験できる場を提供
時空を超えた新感覚空間から、これまでにない新たな発見、発想、交流が生まれる!
★視聴参加(どなたでも参加可/当日申し込み可)
★XR空間上ポスター設置者(研究者・研究団体の発表用/2月25日〆切)
募集中!
主な配信内容
『地歌舞・古澤流 ”超時空”配信事業「舞」』特別対談 in XR姫路城(事前収録)
 part1 舞について 日本の身体表現と芸術性/日野 晃(日野武道研究所 所長)×古澤 侑峯/2月28日配信
 part2 舞と自然  日本人と自然/美内 すずえ(漫画家)×古澤 侑峯/2月27日配信
 part3 伝統と創作 / 今藤政太郎(人間国宝 長唄 三味線方)×古澤 侑峯/2月28日配信

参考画像:地歌舞配信事業におけるXR対談_日野晃×古澤侑峯

報道機関 各位
プレスリリース
一般社団法人 伝統文化創造推進機構
MPUF、地歌舞古澤流

【世界初開催】「人文学系学会XR世界合同集会を仮想現実空間の姫路城で

「一般社団法人 伝統文化創造推進機構」(通称「伝創」)は『地歌舞・古澤流 ”超時空”配信事業』(文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業 」主催文化庁地歌舞古澤流)における、人文学系XR世界合同学会プロジェクトを企画いたしました。

 新型コロナウイルスの発生と世界的な感染拡大から、人類はこれまでに築いてきた豊かな生活や常識、文化交流が脅かされ、未曽有の危機に直面しています。このような時代ゆえに、新しい生活様式のもと、常に希望を持ち、心の豊かさを保ちながら生き抜くには、どのようなコトが必要でしょうか。そのヒントの一つが、日本の伝統文化、その奥底に込められた自然観や哲学にあるのではないかと考えています。そして、本来であるならばこのような危機にこそ、人類共通の知識・価値観を構築し解決の一端を示すことができるはずの交流が停滞しています。コロナ禍においても安全な学会開催、研究者交流の場を提供するために、世界合同の学術集会・芸術集会をXR上で開催いたします。最新技術によるXR空間でのアバターによる発表交流や、XR姫路城空間でのポスターセッションなど、従来のリアル対面方式による学会では体験できない、新感覚を体験できる場を提供します。時空を超えた新感覚空間から、これまでにない新たな発見、発想、交流が生まれることを期待しています。

 今回、伝創の創設メンバーの一人である地歌舞・古澤流 家元 古澤侑峯(ふるさわゆうほう)が、いまコロナ禍だからこそ知ってほしい・感じてほしい日本の伝統文化にこめられた知恵や精神を、舞を通じて表現していく映像を見ながら、考え・発表し・論じ合う場を企画しています。これを一例として、各国・地域における伝統価値や文化・芸術の学術的発展や交流の活性化のきっかけとなりましたら幸いに存じます。
 
 このようなXR技術を活用した交流をきっかけに、停滞していた学会が活性化し、世界中の地域文化や伝統文化が見直され新たな価値を持って輝き、人々に浸透し、ひいては人類の文明・文化がさらなる厚みを持ち発展繁栄し、永続していくことを願ってやみません。この趣旨に賛同してくださる、世界中の研究者の皆様のご参加、ご協力をお待ちしております。

学会名称:  第一回 人文学系学会XR世界合同集会 於)VR姫路城 / 『地歌舞・古澤流 ”超時空”配信事業』内 プロジェクト
:  2021年2月27日(土)~2月28日(日) 9:00-17:00
:  ヴァーチャル会場 「MPUF XRCC」 空間内 「VR姫路城」 https://xrcc.mpuf.org
:  文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業 」 文化庁、地歌舞古澤流 
発起:  一般社団法人 伝統文化創造推進機構、MPUF、地歌舞古澤流
参加方法:  会場はXRCC 内 VR姫路城となります(お申し込み後にIDを発行いたします)
途中参加・途中退場可ですので、どなたでもお気軽にご参加、ご体験ください。
申込期日:  当日(会期終了まで可)
参加費用:  学生 500円/各日 、 一般 1,000円/各日 
申込 https://forms.gle/dFoy4Y7NtAPrr5wn6 (事前登録。事務局よりIDを発行します)
※研究者・研究団体の発表のためにXR空間上にポスター会場を公開しております。
人文系以外でも学術集会が中止となった学会関係者の参加を歓迎しております。
参加分担金(5,000円)、ご希望の方は上記申込先フォームからお問い合わせください。2/25〆切。
地歌舞・古澤流 ”超時空”配信事業_ 「舞」  配信内容
●4本の配信番組 
 EP1 地歌舞へつながる日本の舞の歴史1_【古代】神話時代の舞「アメノウズメ」
      日本の太古の響きと神話時代の祈りの舞を石舞台古墳に捧げる
 EP2 地歌舞へつながる日本の舞の歴史2_【中世】白拍子の舞「静御前」(しずかごぜん)
      中世の男装の麗人、巫女であり遊女でありファッションリーダーでもあった白拍子(しらびょうし)の登場
 EP3 地歌舞へつながる日本の舞の歴史3_【近世】御殿舞(「亻舞」※人偏に舞)「千鳥の曲」(ちどりのきょく)
      約350年前から姫路城の奥で秘かに舞われていた「御殿舞」を上演
 EP4 そして地歌舞の完成へ 地歌舞へつながる日本の舞の歴史 最終章_【近世~現代】地歌舞「雪」
    地歌舞の代表曲「雪」 名作古典を現代技術VRによる新表現で挑み、新たな古典の表現世界を拓く
●「舞」特別対談 in XR姫路城(事前収録)
 part1 舞について 日本の身体表現と芸術性 / 日野 晃(日野武道研究所 所長)×古澤 侑峯 
 part2 舞と自然  日本人と自然         / 美内 すずえ(漫画家)×古澤 侑峯
 part3 伝統と創作                  / 今藤政太郎(人間国宝 長唄 三味線方)×古澤 侑峯

「一般社団法人 伝統文化創造推進機構」(通称「伝創」)について https://www.mpuf.org/plus2/p2_top.aspx?stdid=10                 
MPUFのスピンオフ団体。MPUFの活動のうち伝統文化(伝統産業・伝統芸能など)に特化した組織として独立法人化した。2020年11月創設。活動実績は、京都の伝統染織産業3団体(西陣織・京友禅・丹後ちりめん)史上初の協働による、コロナ禍において継続可能な新ビジネス形態をめざすXR配信サービス事業「京都染織産業XR推進事業」プロデュース及び事務局運営、そして事業『地歌舞・古澤流 ”超時空”配信事業「舞」』を実施中である。
設立目的は、「世界人類が協働するための共通価値としての日本の伝統文化の調査研究、開発及び普及と振興に関する活動を行い、もって国民の文化芸術活動に寄与することであり、以下の事業を行う。
(1)伝統文化の次世代継承事業           (2)伝統文化の現代技術とのコラボレーション等の開発事業
(3)伝統文化の調査・研究,および普及事業     (4)伝統文化に関するイベントの企画及び運営
(5)その他,当法人の目的を達成するために必要な事業

Microsoft Project Users Forum(MPUF)」 について http://www.mpuf.org/ 
MPUF(マイクロソフト・プロジェクト・ユーザーズ・フォーラム)は、2003年より活動開始。会員約2万名の非営利任意団体。
新しい価値を生み出すプロジェクトをマネジメントする手法の研究、実践、参加機会を提供する事を目的に、セミナー、交流、プロジェクト、ガイド&テンプレートの開発、配布を実施。異業種コラボレーションの場としても機能し、近年、伝統産業復興プロジェクトにおいては、産官学民の力を結集する試みにより、2018年能ロボットの開発や、2018年日本茶の南米進出や日本酒の北欧4か国輸出、2018年丹後ちりめんの海外展開等、日本文化、海外をテーマとした活動において数多くの実績を残す。
VR・XRプラットフォーム実績として
2020年より、XR配信技術「MPUF XRCC」を開発試行。7月「Japan XR Science Forum」(世界初のXRプラットフォーム上での家族参加型学会。通常の3倍の参加を達成。)11月「東北大学GP-MS国際学会」、「青梅市IoT推進セミナー2020」等におけるXRプラットフォーム、提供、運営。 

地歌舞・古澤流 および 家元 古澤侑峯について  https://ufo-mai.jp/            
日本の伝統の舞、「地歌舞 古澤流」は、地歌舞だけでなく、姫路城に伝わった「御殿舞」の流れを汲んで継承している流派です。地歌舞は、「地歌」の演奏に合わせて舞います。「地歌」が、まだ三絃(三味線)が無い室町時代に、琵琶の演奏によって始まったことから、地歌に乗せて舞う「地歌舞」もその頃から始まったと考えられています。二世家元 古澤侑峯は、地歌舞、御殿舞の動きや所作、精神を基本にしながら、源氏物語を舞にした「源氏舞54帖」の創作舞なども上演しております。宝塚本部・東京・桐生・大阪・京都で「地歌舞」と「舞体操」を教えています。能の影響を強く受けながら完成されてきた古典芸能で、「日本舞踊」や「クラシックバレエ」などが、まず「形(フォーム)」を作り上げてから、心を吹き込んでいくというやり方をしているのに比べ、地歌舞(明治以前はただ「舞」と称していました)は、「心の動き」が先行した上で、形と心がほぼ同時進行という特徴を備えています。

 

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