セガサミーホールディングス株式会社のプレスリリース
一般財団法人セガサミー文化芸術財団(本社:神奈川県横浜市、代表理事:里見治紀)が運営するダンスハウス「Dance Base Yokohama(ダンスベースヨコハマ)」(通称 DaBY/デイビー)は、イスラエル・ガルバン『春の祭典』神奈川公演を2021年6月18日(金)・19日(土)・20日(日)の3日間、KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演いたします。
ジャンルを軽々と横断した革新的なパフォーマンスで観るものを圧倒してきたイスラエル・ガルバン。ストラヴィンスキーの『春の祭典』に挑んだ新作を持って待望の再来日を果たします。
ⓒJean Philippe
本公演で、演出・振付・ダンスを担うガルバンは 、フラメンコの定義を更新し続けるダンサーで、近年はパリ市立劇場のアソシエイトアーティストを務めるほか、現代的な国際舞台芸術祭にも招聘されています。また、音楽を担うシルヴィー・クルボアジェとコリー・スマイスも世界的に活躍するアーティストです。クルボアジェは、ニューヨーク芸術財団のフェローに選出、スマイスはジョン・F・ケネディ・センターで演奏の経歴を持ち、これまでにジャズ奏者とのコラボレーション等で、多くの観客を魅了しています。ダンスと2台のピアノで構成される本公演は、ストラヴィンスキーの音楽がテーマとなっています。『Le Sacre du Printemps』では、ストラヴィンスキーの傑作『春の祭典』の演奏と音楽の根源に迫るダンスを披露。『春の祭典』からクルボアジェがインスピレーションを受けて作曲した『Conspiración』と『Spectro』では、ガルバンが独自のリズミカルな身体を持ってダンスとピアノが融合する様を披露します。「ダンス」と「音楽」がコラボレーションする至高の公演にご期待ください。
セガサミー文化芸術財団は2019年3月の設立以来、国際的に活躍するダンスアーティストや作品を、横浜を中心とする観客の皆様に積極的に紹介してきました。2019年7月にはオランダのネザーランド・ダンス・シアター (NDT) を13年ぶりに招聘し、2020年1月には日本・香港・オーストラリアの国際共同製作プロジェクト「ON VIEW:Panorama」の実施にあたり支援を行いました。
DaBYの海外アーティスト招聘事業としては、2020年5月オープン記念イベント「TRIAD DANCEDAYS」にて、フランスからヨアン・ブルジョワ及びコレクティフ・プロトコルの招聘を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により日程未定の延期となっています。そのため、この度のイスラエル・ガルバンの作品上演は、DaBYオープン以来初めての招聘公演となります。
セガサミー文化芸術財団は、夢と感動あふれる芸術・文化活動に対する支援を通じて、豊かな社会の実現と文化の創造に貢献してまいります。
- イスラエル・ガルバン『春の祭典』神奈川公演 概要
開催日時 : 2021年 6月18日(金) 19:00開演(18:15開場)
6月19日(土) 14:00開演(13:15開場)
6月20日(日) 14:00開演(13:15開場)
音楽プログラム構成 : “Conspiración” シルヴィー・クルボアジェ、コリー・スマイス作曲
“Le Sacre du Printemps” イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲
“Spectro” シルヴィー・クルボアジェ作曲
上演時間 : 約70分
初演 : 2019年11月 Théâtre Vidy-Lausanne スイス、ローザンヌ
会場 : KAAT神奈川芸術劇場<ホール> 神奈川県横浜市中区山下町281
主催 : Dance Base Yokohama
共催 : KAAT神奈川芸術劇場
後援 : スペイン大使館
チケット販売 : チケットかながわ(https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/)
KAAT神奈川芸術劇場 2階窓口 / チケットぴあ / イープラス
先行チケット発売 : 2021年5月12日(水)
一般チケット発売 : 2021年5月14日(金)
チケット金額 : 一般 S席7,000円 A席5,000円 B席3,000円
U25 一般の半額(公演日に25歳以下対象 ※要証明書)
車椅子席 4,000円
※客席は、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み決定いたします。
ツアー情報 : 愛知公演 6月23日(水)・24日(木)愛知県芸術劇場コンサートホール
関連イベント : ワークショップ 6月26日 (土)・27日 (日) 会場:Dance Base Yokohama
特設ウェブサイト:https://danceconcert.jp/
※ご来場される皆様へのお知らせとお願い(新型コロナウイルス感染症関連)など、
詳しくは4月上旬に、特設ウェブサイト等で発表予定です。
- 出演者プロフィール
©Jean Louis Duzert
左から「イスラエル・ガルバン」「コリー・スマイス」「シルヴィー・クルボアジェ」
●イスラエル・ガルバン(ダンサー/振付家)
スペイン・セビリア生まれ。複雑でスピーディなフットワーク、卓越したリズム感、フラメンコの新たな世界を切り拓く独創性で知られている。著名な舞踊家の両親よりフラメンコを学び、幼い頃より舞台に立つ。1994年マリオ・マヤ率いるアンダルーサ・ダンス・カンパニーに入団、「天才」「革命児」「アバンギャルド」等の賞賛を欲しいままにする。1998年、自身のカンパニーを創立し、既成概念を覆す革新的な作品を次々発表。スペイン国内で多数受賞のほか、2012年ベッシー賞(米国)、2016 年第16回英国インターナショナル・ダンス・アワードの特別賞(Special Award for Exceptional Artistry)を受賞。パリ市立劇場(Thé âtre de la ville de Paris)のアソシエイトアーティスト。近年では、『SOLO 』『FLA.CO.MEN』をあいちトリエンナーレ2016で上演、2018年には『黄金時代』で再来日し話題となった。
●シルヴィー・クルボアジェ(ピアニスト/作曲家)
スイス生まれ、アメリカ在住。ケニー・ウォルセン、ドリュー・グレスとのトリオでバンドリーダーを務め、現在はエヴァン・パーカー、イキウエ・モリ、マーク・フェスドマンとのミラーズ・テイル・カルテットにサブリーダーとして参加。ワダダ・レオ・スミス、フレッド・フリス、ジョン・ゾーン等と共演。ニューヨーク芸術財団のフェローに選出される。
●コリー・スマイス(ピアニスト)
アメリカ出身。即興家、作曲家、室内楽奏者であると同時に、近現代音楽のパイオニアでもある。ダルムシュタット国際音楽祭、リンカーンセンターなどで演奏。ヒラリー・ハーン(vl)との仕事でグラミー賞を受賞。ジョン・ゾーン、フィリップ・ユレル、藤倉大、クセナキスらの作曲作品を初演、ピーター・エヴァンスを始めとする数多くのジャズ奏者とのコラボレーションも行う。
- Dance Base Yokohama (DaBY)
プロフェッショナルなダンス環境の整備およびダンスに関連するあらゆるクリエイター育成に特化した事業を企画・運営する、ダンスハウス。アーティスティックディレクターを唐津絵理(愛知県芸術劇場シニアプロデューサー)が務め、複合芸術であるダンスの発展のため、振付家やダンサーといったアーティストのみならず、音楽家、美術作家、映像作家、照明デザイナー、音響デザイナー、またプロデューサーやプロダクションスタッフ、批評家、研究者、そして観客の皆様の交流拠点になることをめざしています。Dance Base Yokohamaが、ダンスを巡る多くの人々が垣根なく集える磁場=プラットフォームとなるよう、DaBY(デイビー)の愛称をつけました。クリエイションを行うレジデンススペースでありなが ら、地域のアーティストや市民との交流も行い、ワークショップや実験的なトライアウト公演の実施や、ダンスアーカイブ事業など、さらなる多様な試みを展開予定です。
名 称 : Dance Base Yokohama(ダンスベースヨコハマ)
愛 称 : DaBY(デイビー)
住 所 : 神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2
KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)BRICK North 3階
オープン日 : 2020年6月25日(木)
開館時間 : 10:00~18:00(火~土 / 日・月休)※詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト : https://dancebase.yokohama/
利用方法 : 「DaBYメンバーズ」登録(無料)
公式サイト(https://dancebase.yokohama/members)にてご登録いただけます。
アーティスティックディレクター:唐津絵理(愛知県芸術劇場シニアプロデューサー)
空間設計 : 一色ヒロタカ+小澤成美+森詩央里+オンデザイン
運営 : 一般財団法人セガサミー文化芸術財団