文化庁のプレスリリース
芸術各分野で優れた業績を挙げた方、新生面を開いた方に贈られる「芸術選奨文部科学大臣賞」と「同新人賞」。本日3/3(水)、令和2年度の受賞者が発表されました。https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/92861001.html
- 芸術選奨とは
文化庁による芸術家の顕彰制度。演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術の11分野において、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた方に「芸術選奨文部科学大臣賞」または「芸術選奨新人賞」を贈るものです。
▼歴代の受賞者はこちら
https://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/jutenshien/geijutsuka/sensho/index.html
- 令和2年度(第71回)芸術選奨受賞者一覧
(文部科学大臣賞:18名、文部科学大臣新人賞:11名)
【演劇】
大臣賞:岡本健一 松本祐子
新人賞:鈴木杏
【映画】
大臣賞:諏訪敦彦 伊藤進一
新人賞:小田香
【音楽】
大臣賞:藤本昭子 藤原道山
新人賞:鈴木優人
【舞踊】
大臣賞:井関佐和子 加治屋百合子
新人賞:市川翠扇
【文学】
大臣賞:朝井まかて
新人賞:李琴峰
【美術】
大臣賞:青木野枝 宮島達男
新人賞:エキソニモ (千房けん輔 )(赤岩やえ)
【放送】
大臣賞:伊東英朗
新人賞:塚原あゆ子
【大衆芸能】
大臣賞:宮本浩次 柳亭市馬
新人賞:米津玄師
【芸術振興】
大臣賞:宇川直宏
新人賞:相馬千秋
【評論等】
大臣賞:上島春彦 細川周平
新人賞:平野恵美子
【メディア芸術】
大臣賞:湯浅政明
新人賞:吾峠呼世晴
- 選考経過
新型コロナウィルス感染症の蔓延により、文化芸術業界が大きな影響を受けた令和2年。演劇部門・音楽部門の選考経過は以下のように記されています。(一部抜粋)
(演劇部門)「公演の中止、中途での打ち切りや日程の大幅な変更、延期などが相次ぎ、例年のような状況で舞台に接することができない一年であった。演劇部門の選考にあたり、こうした異例の事態ではあったが、夏以降関係者の尽力で上演が行われてきたことを無にしないためにも選考が行われたことをご理解いただきたい。」
(音楽部門)「令和2年、音楽界は、とりわけ厳しい環境に置かれた。その困難の中でも絶えることなく続けられた芸術家たちの意欲溢(あふ)れる活動が、社会に明るい灯(ともしび)をもたらすところとなったことは、 特筆に値する。」
▼選考経過は文化庁HPで御覧いただけます。
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/92861001.html