投資するならヴィンテージギターで決まり!?

三木楽器 株式会社のプレスリリース

三木楽器株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役:三木 俊彦、以下 三木楽器)はヴィンテージギターの魅力を多くの方に知ってもらう為、楽器としてのヴィンテージギターの価値以外に資産としてヴィンテージギターの価値があることを知ってもらう為、直近20年間のヴィンテージギターの市場価格の推移をまとめたページを公開致しました。

投資と言えば、株式やFX、仮想通貨、不動産などを思い浮かべる方が多いのではないしょうか。

近年ではロレックスやレゴブロックなど現物資産投資の話題を耳にする中、”ヴィンテージギターは長期的投資である”ということを皆さんご存知でしょうか?

今回は楽器店の観点で、ヴィンテージギターの投資価値としてお勧めしたいポイントを市場価格の推移データをふまえてまとめていきたいと思います。
この記事をご覧頂いた後には、ヴィンテージギターの価値をあらためて認識し、投資をハジめられる方も増えるかもしれません!?

  • ”ヴィンテージギターとは?”

”そもそもヴィンテージギターとは”

アコースティックギターは1969年以前、エレキギターは1979年以前に製造されたものを指すことが多く、”マーチン“や”ギブソン“、”フェンダー“といった代表的なブランドが挙げられます。

ギターが好きな方であれば一度は耳にしたことがあるかもしれません。

ヴィンテージギターの特徴としては、単に年式や見た目が古いだけでなく、その年代でしか使用していない木材や装飾、パーツを使用しているなどの魅力的な要素を持っています。また、外観の特徴だけでなく数十年の経年変化により熟成された新品の楽器からは出てこない”ヴィンテージ特有のサウンド”も醍醐味のひとつです。

 

ブランドやモデル、年式ごとに特徴が異なる為、その魅力に惹きこまれたヴィンテージギター愛好家の方も少なくはありません。

ヴィンテージギター市場は古くから活発で、現在も海外や日本国内でも盛んに取り引きされています。
古い年式になるほど市場価格も高くなる傾向にありますが、その中でも製造本数が少ない年代のもの、特別な木材を使用しているもの、などは特に稀少価値が高く高額で取り引きされており、年々市場価格は上昇傾向にあります。

ここで“ヴィンテージギター”を代表するブランドの主要人気モデルを取り上げ、直近約20年間の市場価格の推移をグラフにまとめました。

その当時の景気や市況などの要因による市場価格の振幅の波はありますが、この20年間で市場価格は確実に上昇している様子がお分かり頂けるかと思います。

ヴィンテージギター市場で人気のあるモデルの市場価格の推移

  • マーチン D-28 (アコースティックギター)

まず最初にご紹介したいのは、”ワールドスタンダード”とも言われているマーチン社の”D-28”。

現在のアコースティックギターの基礎を築いた歴史的ギターです。驚くべきは1934年の発売当時には、すでに形状や構造は完成されたものになっており、現代においても、その当時の形状や構造が受け継がれ続けております。

今日にいたるまで数々のミュージシャンにも愛され続けている名器で”これぞアコースティックギター”とも言える超定番の人気モデルです。
下記は、1969年製、1960年製、1940年製の三つの製造年代別の価格変動グラフです。
*グラフは横軸が年代、縦軸が金額。

マーチン D-28 1969年製

MARTIN D-28 1969年製 市場価格推移MARTIN D-28 1969年製 市場価格推移

約20年前の1998年当時、市場価格40万円台前半からスタートし、2021年 現在では90万円へと推移していることが確認できます。年代経過で右肩上がりの傾向となり、20年間で2倍以上の市場価格に上昇していることがお分かりいただけると思います。

マーチン D-28 1960年製

MARTIN D-28 1960年製 市場価格推移MARTIN D-28 1960年製 市場価格推移

 

少し時代が遡り1960年製での推移は、約20年前の市場価格50万円台中盤からスタート後、近年で価格上昇傾向が見られ、2021年現在では市場価格130万円へと推移し、20年間で大きな価格上昇が伺えます。

マーチン D-28 1940年製

MARTIN D-28  1940年製 市場価格推移MARTIN D-28 1940年製 市場価格推移

1940年製になると市場価格が格段に上がります。​1945年以前に製造されたマーチンは”プリウォーマーチン”と呼ばれる戦前に製造されたモデルで、ヴィンテージ・アコースティックギターの中でも希少価値が高く、市場でも高額で取引きされています。
約20年前は市場価格300万円、そこから着実に年々価格が上昇し2021年現在では何と市場価格900万円と3倍近く上昇しました。

 

  • ギブソン J-45(アコースティックギター)

次にマーチンD-28と同じく人気モデルギブソン社の”J-45”。

1942年誕生以来、様々な音楽シーンや名演を支えてきたアコースティックギターです。海外や日本国内で著名なミュージシャンが使用していることでも有名なギターです。

ここでは1969年製、1950年製、1942年製の三つの製造年代の価格推移をまとめました。

*グラフは横軸が年代、縦軸が金額。

 

ギブソン J-45 1969年製

GIBSON J-45 1969年製 市場価格推移GIBSON J-45 1969年製 市場価格推移

1969年製のモデルは、約20年前の市場価格25万円からスタートした後、年代経過と共に振幅の波はありますが、2021年現在では市場価格40万円へと推移しています。

ギブソン J-45 1950年製

GIBSON J-45 1950年製 市場価格推移GIBSON J-45 1950年製 市場価格推移

時代は遡り1950年製では、約20年前の市場価格40万円スタートした後、2021年現在では市場価格は2倍以上の

100万円近くまで上昇しています。

ギブソン J-45 1942年製

GIBSON J-45 1942年製 市場価格推移GIBSON J-45 1942年製 市場価格推移

マーチンと同様にギブソンも1942年製の年代になると”プリ・ウォー・ギブソン”と呼ばれ、戦前に製作された希少モデルとして人気を博し、市場価格が上昇する傾向にあります。

約20年前には市場価格60万円からスタートした後、順調に価格は上昇を続け、2021年現在市場価格は148万円まで市場価格が大きく上昇しています。
 

  • フェンダー Stratocaster(ストラトキャスター/エレキギター)1954年製 後期

エレキギターで有名なフェンダー社の代表的なモデル”ストラトキャスター”。

中でもこのモデルが誕生した初年度である1954年製のものは、現在も高額で取引きされています。

ここでは、その人気のある1954年後期の市場価格の推移にスポットを当ててみました。

フェンダー Stratocaster 1954年製 後期

Fender Stratocaster 1954年製 後期 市場価格推移Fender Stratocaster 1954年製 後期 市場価格推移

約20年前は市場価格200万円でしたが、時代と共に変化しながらも、2021年現在では何と市場価格840万円へと推移しています。リーマンショックで一時的に価格が下落しましたが20年間で市場価格が何と4倍以上と大きく上昇しています。今後も大注目のヴィンテージギターであることに間違いありません。

さてここからは、ヴィンテージギター市場でも極めて希少性が高くかなりの高額(!)で取引きされているギターをご紹介します。

超激レアなヴィンテージギター市場価格の推移

  • マーチン D-45 (アコースティックギター) 1940年製

アコースティックギタープレイヤーの永遠の憧れ、マーチンブランドの最高級機種”D-45″。

1933年から1942年までに91本のみ製造(第二次世界大戦が本格化し、良質な材・生産体制の確保が困難になった為)された超希少モデル(68年から復刻し再生産が始まり現在に至る)。

ヴィンテージギターの中でもトップクラスの超高額モデルで、海外や日本国内でもなかなか市場でお目にかかることの出来ない超激レアなギターです。
ここでは年間僅か19本しか製造されなかった1940年製の市場価格の推移をまとめました。

マーチン D-45 1940年製

 

MARTIN D-45  1940年製 市場価格推移MARTIN D-45 1940年製 市場価格推移

約20年前の時点で既に市場価格は”1600万円”。

その後も着実に価格は右肩上がりに上昇し、2021年現在では何と5000万円超え!

もはやスーパーカーや不動産などの市場価格ではないでしょうか。20年間で約3.5倍の価格上昇となり、今後の市場価格の推移にも目が離せないモデルですが、何せ91本のみの製造で現存本数は70本を切ると言われているモデル、出会えるかどうかが大きな問題です…

まとめ

  • ヴィンテージギターは今後も市場価格が上昇する可能性が高く、”長期的投資”として魅力的なものである。

前述のヴィンテージギター市場価格推移ではモデルや年式によって市場価格の差はあるものの、全般的に価格は年数とともに上昇している傾向にあることがお分かり頂けたかと思います。

年代経過とともに現存のヴィンテージギターはさらに古くなっていきますので、より稀少性が高まり、市場価格は今後も上昇していく可能性が高いと予測されます。

また、価格が上昇しない場合でも価値が下がる可能性は少ないとも考えられます。
数年先や数十年先にもし手放される場合でも、購入時より価格が上がっている、もしくは変わらない可能性があります。

 

これぞ”長期的投資”の醍醐味ではないでしょうか。

一方でヴィンテージギターは単に投資目的だけでなく、楽器演奏として本来の楽しみ方が出来る利点もあります。楽器好きの方、ギター好きの方は実際に趣味の延長として長期的に使用出来ることもお勧めできる点です。

楽器演奏だけでなく自分が生まれた年と同年に製造された”バースデーイヤー”のヴィンテージギターを収集するという楽しみ方も出来ます。

 

維持費もかかりにくく楽器演奏や楽器収集も楽しめる、これとない”資産”と言えます。
 

  • ヴィンテージギターを購入する場合は?

これから”ヴィンテージギター購入”をされる場合の留意点やリスク回避として、高額のものも多い為、ギターそのものの価値が適正かどうかを見極めることが必要になります。同じ年代のギターでもコンディションによって価格は大きく変動しますので、ヴィンテージギターに精通した楽器専門店とよく相談した上での購入をお勧めします。

最近では類似品や改造履歴があるものも混在している為、やはり楽器専門店で的確にアドバイスを貰った方がまちがいないでしょう。
 

  • ”ヴィンテージギター投資”をはじめてみませんか?

いかがでしたでしょうか?いかにヴィンテージギターが”長期的投資”の対象として優れているかがお分かり頂けたかと思います。

 

ぜひこの機会に”ヴィンテージギター投資”をはじめてみてはいかがでしょうか。

【三木楽器について】
 創業1825年の老舗楽器店。関西を拠点にギター・ピアノ・デジタル機材・防音施設・書籍などの楽器販売、教室運営を行っています。
 三木楽器 梅田店・アメリカ村店・Acoustic INNのショップは日本国内有数ギター専門店として一般ユーザーからミュージシャンまで愛用されており、古くから国内外有数の“ヴィンテージギター”の取り扱いも行っています。
ヴィンテージギター本体の知識も豊富の為、ご購入・お買取り・修理のご相談も安心してご利用頂けます。

■ヴィンテージギター取扱販売店:
三木楽器梅田店
https://maido.mikigakki.com/shop/umeda/
三木楽器アメリカ村店
https://maido.mikigakki.com/shop/amemura/
三木楽器Acoustic INN
https://maido.mikigakki.com/shop/acoustic-inn/

記事紹介ページ:https://maido.mikigakki.com/press/vintage/
商品通販サイト:https://www.mikigakki.com/ec/cmShopTopPage1.html

ヴィンテージギター在庫一覧ページ:
https://www.mikigakki.com/ec/Facet?4_product_kind=3_3&dnumber=90

■会社概要
商号       : 三木楽器株式会社
代表者      : 代表取締役 三木 俊彦
所在地      :〒541-0057 大阪市中央区北久宝寺町三丁目3番4号
設立       : 1956年(昭和31年)12月1日
事業内容     : 1)楽器・楽譜の販売
                     2)音楽教室の運営
                     3)音楽イベントの企画・制作
                     4)楽器修理、ピアノ調律ほかアフターサービス
                     5)楽器および付属品の開発、楽譜の出版
                     6)その他、音楽/楽器関連事業
資本金      : 2億5,000万円
URL       : https://www.miki.co.jp

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