株式会社朝日新聞出版のプレスリリース
今年、デビュー10周年を迎えたSexy Zone。3月8日発売のAERA 3月15日号には、メンバーの中島健人さんと松島聡さんが登場。カラー3ページにわたって対談を掲載し、10年間を振り返るとともに、未来を語っていただきました。巻頭特集は「家庭内ジェンダー問題」。いわゆる「森発言」で改めて注目されたジェンダー不平等ですが、実は家庭内でこそ深刻です。特集ではこの実態を詳細にルポするとともに、放送作家の鈴木おさむさんと男性学の専門家、田中俊之さんが、男性の中にある「森発言」的なものについて語り合っています。この号の表紙はロックバンド[Alexandros]。いずれも最終回となる短期集中連載「細野晴臣×笑福亭鶴瓶」「震災10年」も必読です。
10年前にSexy Zoneがデビューしたとき、中島健人さんは17歳。松島聡さんは13歳。デビュー当時は「本当に子ども」だったという松島さんは、「ケンティー(中島健人)は本当に大変だったと思います」と10年前を振り返ります。お兄さん役だった中島さんは、当時「前を向いて走って走って突っ切るしか、僕ら5人に残された道はないと思ってました」と告白します。それから10年、「みんな大人になり、結束力は今まで以上」と振り返る二人。これからについて、中島さんが「今後もさらに海外の人たちにも僕らの作品が届くといいなぁと思っています」と言えば、松島さんも「世界中を幸せにできるグループになりたいです」と話し、夢は大きく広がります。仲の良さや距離感が見て取れるツーショットも多数掲載。必見です!
巻頭特集は「家庭内ジェンダー問題」と題して、家庭内のジェンダー不平等問題を考えます。保育園から子どもが発熱したと突然の呼び出し。夫にお迎えに行けるかと問い合わせると「仕事だから無理」の一言で切り捨てられたという妻のため息から、記事は始まります。保育園に子どもを毎朝送っていくなど「協力的」な夫ですが、妻が求めているのは育児への「協力」ではなく「当事者意識」です。こういう夫婦、多いのではないでしょうか。女性が不当に扱われたと感じるのは「家事分担の話し合い中」が「職場」を上回り、仕事の機会を妨げているものは「組織内でのサポートが足りない」ことより「家庭内のサポートが足りない」ことだという意識調査も紹介しています。森喜朗氏の発言で注目されたジェンダー不平等は家庭内でこそ深刻。特集はこの実態を詳細に報じています。
妻で芸人の大島美幸さんから「お前なんて森喜朗と一緒だよ―――!」と言われたという経験をコラムで赤裸々に吐露した放送作家の鈴木おさむさんが、男性学の専門家、田中俊之さんと、男性の中にある「森発言」的なものについて語り合う対談も掲載。互いに未就学児を持つ父親の立場からも夫婦の問題を考えました。二人が最も大事だと語ったのは、夫婦間の分担割合以上にそれぞれの家庭での「納得」。そのために、フラットに話し合うことをすすめています。
この号の表紙には、ロックバンド[Alexandros]が登場。デビュー10周年のメモリアルイヤーだったにもかかわらず、イベントやライブがすべて中止になった2020年を振り返り、音楽にかける思いを語りました。ボーカル・ギターの川上洋平さんによれば[Alexandros]は「こんなにも見てもらいたがっているロックバンド」。ドラムスの庄村聡泰さんは“勇退”の舞台となるライブでは「大爆発する」とベース・コーラスの磯部寛之さん。ギターの白井眞輝さんの「彼の最後の舞台をちゃんと彩って送り出したい」という言葉に、庄村さんは「愛おしい気持ちでいっぱい」と応じました。川上さんは放送中のドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」で俳優としても活躍中。表紙、カラーグラビア&インタビューの撮影は、もちろん蜷川実花です。
東日本大震災から10年。この10年間を見つめ直す集中連載「震災10年」は、この号に掲載する5回目が最終回。未曽有の原発事故により今も続く廃炉の現場は、課題が山積。取材を進めるうちに、東京電力は「廃炉終了の定義」を明確にしないまま、その作業を進めているという事実にたどり着きました。この事実から改めて、「フクシマ」の未来を考えました。
そして、こちらも大好評の短期連載、「細野晴臣×笑福亭鶴瓶 往復書簡 まずはどう呼ぶか決めましょう」も、今号が最終回。「妖精と妖怪のシンクロニシティー」と題して交わされる二人の往復書簡では、細野さんの「心が折れそうになった出来事」や、互いの身に起こった「シンクロ現象」の数々が明かされます。
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AERA(アエラ)2021年3月15日号
定価:364円+税
発売日:2021年3月8日(月曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/B08VRBTCQ1