「知って、肝炎プロジェクト」事務局のプレスリリース
この度、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」は、スペシャルサポーター SOLIDEMO シュネル 氏 木全 寛幸 氏が1月14日(火)に茨城県阿見町を表敬訪問し、肝炎に関する啓発活動を行いました。
冒頭、阿見町長 千葉 繁氏からの挨拶では「阿見町では2019年では200人ほどの方が受検されております。肝炎は早く見つけて、早く治療することが大切です。そのために検査の普及活動をしなければいけません。」と阿見町においても検査への普及活動が大切であると述べられました。茨城県稲敷医師会 会長 宮本二郎 氏は、「C型肝炎は飲み薬で治療できるようになりました。この様な時代で生きているからこそ、しっかり検査を受けてほしいです。」と肝炎対策の普及について奮起を促しました。お話を受けてSOLIDEMO 木全氏は、「肝炎の普及啓発において、肝炎について“先ずは知ること”が大事だと感じます。一番怖いのは、大切な人や自分自身が、肝炎に気付かないまま病気が進行して、肝硬変、肝がんになってしまうことです。肝炎の治療は劇的な進歩を遂げており、治療効果も上がっております。 早期発見・早期治療を心がけて欲しいです。」と述べました。最後に「僕らを通して、肝炎の知識や、肝炎ウイルス検査について知って頂き、検査を受けてもらうことが使命です!」と、スペシャルサポーターとして、一生懸命取り組む心意気を改めて表しました。
今後も当プロジェクトでは、肝炎の知識や検査の必要性を知ってもらうことを目指し、啓発活動を行ってまいります。
- 茨城県阿見町表敬訪問 概要
厚生労働省では、肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」を立ち上げ、杉 良太郎氏を同運動の特別参与に任命し、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターを任命して、肝炎対策の普及啓発を行っております。
この度、「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーター SOLIDEMO シュネル 氏 木全 寛幸 氏が茨城県阿見町役場を訪問し、「知って、肝炎プロジェクト」推進のメッセージ伝達を行いました。
■日時
2020年1月14日(火)12:30~13:00
■開催場所
阿見町役場
■出席者
阿見町長 千葉 繁 氏
知って、肝炎プロジェクト スペシャルサポーター SOLIDEMO シュネル 氏、木全 寛幸 氏
東京医科大学茨城医療センター 池上 正 氏
茨城県稲敷医師会 会長 宮本 二郎 氏
阿見町教育委員会 教育長 湯原 正人 氏
厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課 肝炎対策推進室 室長補佐 今井 祐輔 氏
- 知って、肝炎プロジェクトとは
このキャンペーンは、平成23年5月16日に策定された肝炎対策基本指針を受け、平成24年度に厚生労働省の普及啓発事業として開始されました。その後、平成25年度より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎への正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくこと目的とした「肝炎総合対策推進国民運動事業」として啓発活動を致しております。
肝炎とは何か、そしてどのように感染するのか、放置するとどうなるの、そして様々な予防方法と治療法を知ってもらうことを目指します。肝炎は放置すると肝硬変・肝がんという重篤な疾患に進行する可能性があります。世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を”World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。日本でもこれに呼応した取組として、7月28日を日本肝炎デーと定め、国及び地方公共団体、医療団体や事業主団体等の協力を経て、肝炎の病態や知識、予防、治療に関わる正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受検勧奨を推進致します。
また、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動 特別参与 杉良太郎氏をはじめとする、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターの方々に肝炎ウイルス検査の普及啓発などを目的とした広報活動をお手伝い頂いています。