“ろう”の写真家〈齋藤陽道〉が子育てを通して嫌いだった「うた」と出会うまでの美しい記録。映画『うたのはじまり』各プラットフォームにて配信開始

株式会社スペースシャワーネットワークのプレスリリース

俳優・窪田正孝の写真集やMr.Children、クラムボン、森山直太朗などのアーティスト写真を撮影してきた“ろう”の写真家・齋藤陽道(さいとうはるみち)が、自身の子育てを通して、嫌いだった「うた」に出会うまでを記録したドキュメンタリー映画『うたのはじまり』が、各プラットフォームにて配信開始となります。また、NHK「おはよう日本」にて情報掲載が決定しました。

▽配信情報
3/15(月)より配信開始予定
通常版・絵字幕版:iTunes、Google Play(YouTube)、Amazon、ひかりTV、TSUTAYA TV、ビデオマーケット、GyaO!ストア、DMM、FOD、楽天TV、J:COMオンデマンド
通常版のみ:U-NEXT、クランクイン!ビデオ

▽「おはよう日本」放送予定
日時:3月15日(月)朝7時台 ※7時20分過ぎ頃〜約8分
副題:心の壁を取り払って 楽しみながら知る障害の世界(仮)
内容:いま障害という個性を持つ人の世界を楽しみながら知ってもらおうという取り組みが広がっている。聴覚障害のある人とない人が文字に頼らず、ジェスチャーを駆使して謎を解いていく「異言語脱出ゲーム」や“音”をイラストで可視化して聴覚障害のある人たちに届けようとする“絵字幕”という表現などだ。互いの“違い”を楽しむことで心の壁を取り払ってほしいと願う人たちの思いを見つめる。
※急なニュース(災害、事件、政治など)で放送が延期になる可能性があります。ご了承ください。

音楽をスコア・ドローイングによって表現した絵字幕版に関しては下記CINRAの記事をご参照ください。
■映画『うたのはじまり』の試み。ろう者に音を届ける「絵字幕」
https://www.cinra.net/column/202002-utanohajimari_kngsh

▽作品紹介
ある日、息子への子守歌が生まれた――。
“ろう”の写真家、齋藤陽道。20歳で補聴器を捨てカメラを持ち、「聞く」ことよりも「見る」ことを選んだ。彼にとっての写真は、自分の疑問と向き合う為の表現手段でもある。そんな彼の妻・盛山麻奈美も“ろう”の写真家である。そして彼女との間に息子を授かった。“聴者”だった。
幼少期より対話の難しさや音楽教育への疑問にぶち当たり、「うた」を嫌いになってしまった彼が、自分の口からふとこぼれた子守歌をきっかけに、ある変化が訪れる…。生後間もない息子の育児を通して、嫌いだった「うた」と出会うまでを切り取った記録。抱いた赤子に突然泣かれ、ふと子守歌がこぼれる、誰にでもある経験。音は「どんな色をして、どんな形をしているのだろうか?」。無意識に現れた「うた」は一体どこから来たのか。
監督は、古川日出男等による朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を二年に渡り追ったドキュメンタリー映画『ほんとうのうた』(14)、七尾旅人が戦死自衛官に扮したライブ映像作品『兵士A』(16)等の河合宏樹。

▽作品概要
『うたのはじまり』
監督・撮影・編集:河合宏樹
整音:葛西敏彦|字幕作成:Palabra株式会社|Score Drawing:小指
出演:齋藤陽道、盛山麻奈美、盛山樹、七尾旅人、飴屋法水、CANTUS、ころすけ、くるみ、齋藤美津子、北原倫子、藤本孟夫 他
2020年|日本|カラー|16:9|86分|DCP|PG12|配給:SPACE SHOWER FILMS
© 2020 hiroki kawai / SPACE SHOWER FILMS

 

▽公式

公式HP:utanohajimari.com

公式Twitter&facebook:@utanohajimari

 

 

 

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