日本最大の公募広告賞 第58回「宣伝会議賞」が発表。応募作品61万7203点の中から選ばれたグランプリは、田中貴弘さんの「なかなか見どころのある悩みをお持ちですね。」に決定!

株式会社宣伝会議のプレスリリース

株式会社宣伝会議(東京都港区、代表取締役社長 東彦弥)は3月12日、日本最大の公募型広告賞である第58回「宣伝会議賞」の贈賞式を、都内で開催しました。また、その模様をYouTube上にてライブ配信しました。
合計66万7706点(一般部門61万7203点、中高生部門5万503点)の応募作品(コピー・CM)の中から最高賞のグランプリに選ばれたのは、商工組合中央金庫の課題「企業と商工中金のコラボにより実現できる社会についてのアイデア」に対して応募された「なかなか見どころのある悩みをお持ちですね。」という田中貴弘さんのキャッチフレーズでした。また田中貴弘さんはコピーゴールドも含めダブル受賞を達成しました。

 

■「見どころのある悩みという、経営者の方を力づけて励ます言葉が素晴らしい」(谷山雅計氏・最終審査員)
最終審査員を務めた谷山雅計氏は、グランプリ選出の理由について、「かなりの接戦だったのですが、やっぱり『見どころのある悩み』という言葉の発見の力が素晴らしい。まさにこのコロナの状況で、商工中金に相談に来るような経営者の方たちを力づけて励ますような言葉が素晴らしいということで、最後ギリギリのところで軍配が上がりました。おめでとうございました」とコメントしました。

 

【一般部門各賞の受賞者とコピー】(協賛企業名/課題/受賞者名)
詳細はこちら: https://senden.co/

<グランプリ>
「なかなか見どころのある悩みをお持ちですね。」
商工組合中央金庫/企業と商工中金のコラボにより実現できる社会についてのアイデア/田中 貴弘さん

<コピーゴールド>
「病院に行くほどでもないから、苦しい。」
ビオフェルミン製薬/「新ビオフェルミンS」を使いたくなるアイデア/田中 貴弘さん

<CMゴールド>
「コロナ禍」篇
店員「5000円とコロナウイルスお預かりします。」
店員「1380円とコロナウイルスのお返しです。」
NA「コロナウイルスは、紙幣の上で28日間生き続ける。クレディセゾン。」
クレディセゾン/キャッシュレス社会で日本を元気にする広告アイデア/西本 亜矢子さん

<眞木準賞>
「ギュルリ途中下車。」
ビオフェルミン製薬/「新ビオフェルミンS」を使いたくなるアイデア/守谷 直紀さん

<シルバー>
「や~いお前の母ちゃん昭和55年2月29日生まれ身長160cm暗証番号1234~」
日本情報経済社会推進協会/「プライバシーマーク」を多くの人に知ってもらうためのアイデア/井上 悠仁さん

「挨拶は、一秒でできる防犯です。」
Tokyo Good Manners Project/明日から思いやりある行動をする人が増えるアイデア/河野 正人さん

「生涯賃金の2億円に1%のポイントが付くとしたら。」
クレディセゾン/キャッシュレス社会で日本を元気にする広告アイデア/藤長 誠也さん

「えっ、今回の手術費用もポイントがつくんですか。」
クレディセゾン/キャッシュレス社会で日本を元気にする広告アイデア/船倉 修さん

「9時から12時の間に、待ち合わせよう。そんな約束は普通しない。」
パナソニック/宅配ボックス アイデア/眞木 雄一さん

「「知る人ぞ知る」は、「知られていない」ということです。」
社会情報大学院大学/企業の経営者が、<広報・PR>をもっと重視したくなるような
<広報・PR>にかわる新しい言葉やフレーズ/矢﨑 剛史さん

「現金払い、つまり、ポイント放棄ということでよろしいですか?」
クレディセゾン/キャッシュレス社会で日本を元気にする広告アイデア/矢内 そらんさん

■南 沙良さん「『言葉そのものの強さ』感じた」
今回イメージキャラクターを務めたモデル・女優の南沙良さんは、「グランプリ受賞おめでとうございます。いつかお仕事の場でご一緒できることを楽しみにしています」と話し、日頃言葉に関わる仕事に携わる中でも、田中貴弘さんの作品には「言葉を読んで、エネルギーというか、言葉そのものの強さのようなものを感じました」と話しました。

■中高生部門のグランプリは「みんないまどこ?」
応募資格を中学生・高校生に限定した 「中高生部門」。5万503点の応募作品の中からグランプリ1点、準グランプリ1点、ゴールド1点、シルバー2点、ブロンズ1点、協賛企業賞14点(各社1点)が発表されました。グランプリには、河合塾の課題「オンライン授業が浸透する中、河合塾に通う価値を感じるキャッチフレーズ」に応募された、秀平 晃一さん(神奈川県立相模原中等教育学校)の「みんないまどこ?」が輝きました。

■宣伝会議賞とは 
1962年にスタートし、今年58回目を迎える日本最大規模の公募広告賞。日本を代表する企業の実在する商品・サービスを課題として、キャッチフレーズやテレビ・ラジオCM企画のアイデアを募集する“誰でも参加できる”公募型コンテストです。審査員には仲畑貴志氏・谷山雅計氏・高崎卓馬氏ら日本を代表するクリエイター約100名が名を連ね、一次審査通過率は約1%!応募数は増加を続けており、今回の第58回には、応募数は66万7706点にのぼりました。

【総応募数】66万7706点 (募集期間:2020年10月1日(木)~2020年 11月19日(木)、うち一般部門61万7203点、中高生部門5万503点)

【URL】公式サイト:https://senden.co/

【審査員】 審査員長の仲畑貴志氏(コピーライター/クリエイティブディレクター) ほか、 広告界の第一線で活躍するコピーライターやCMプランナー、 クリエイティブディレクター約 100名。

【課題企業】41社(※以下50音順)

【一般部門】関西電力/キッコーマン/クレディセゾン/サントリー食品インターナショナル/JT/社会情報大学院大学/ショーエイコーポレーション/商工組合中央金庫/セメダイン/中部電力/ Tokyo Good Manners Project/日本情報経済社会推進協会/日本通運/日本レジストリサービス/パナソニック/ビオフェルミン製薬/フレクシェ/分子生理化学研究所/マスメディアン/Meiji Seika ファルマ/ユニリーバ・ジャパン/読売新聞社/楽天デザインラボ 

【中高生部門】岡崎市/河合塾/弘文堂/コールマン ジャパン/ザ・プロアクティブカンパニー/シャボン玉石けん/全国清涼飲料連合会/ソフトバンク/東亞合成/道々楽者/東洋学園大学/日本ガイシ/ユニアデックス/読売中高生新聞/特別課題 (日清食品/スリーボンド/大塚製薬/カンロ)

【選考について】TOTO・ウォシュレットの「おしりだって、洗ってほしい。」というコピーを手掛けた仲畑貴志氏など、日本を代表するトップクリエイター約100人が審査員を務めます。グランプリは賞金100万円、コピーゴールド、CMゴールド、眞木準賞はそれぞれ賞金30 万円。その他シルバーや協賛企業賞などがあります。

■イメージキャラクターは南 沙良さん
広告界で活躍する一流のコピーライターや、糸井重里氏・林真理子氏といったプロの書き手を多数輩出してきた本賞。毎回、広告業界が今注目する、ブレイク寸前の女優をイメージキャラクターに起用しています。今年は、元nicolaモデルで江崎グリコ「ポッキー」、「キリン 午後の紅茶」、ソフトバンク「SoftBank学割」などのCM出演で注目を浴びる南 沙良さんがイメージキャラクターに就任し、全国主要駅・主要書店に掲出中の公式ポスターや、月刊『宣伝会議』の表紙を飾っています。

AdverTimes.(アドタイ)  :  https://www.advertimes.com/

 

第58回宣伝会議賞 : 公式サイト https://senden.co

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