音楽フェスが「そのまま」配信可能に。MUSIC/SLASHが新しい配信システム『マルチ・タイムテーブル配信機能』を開発。2021年夏までに実装へ。

株式会社SPOONのプレスリリース

株式会社SPOON(本社:東京都港区 代表取締役:⾕⽥光晴)は、同社が運営する最⾼レベルの⾳質による動画配信サービス『MUSIC/SLASH(ミュージックスラッシュ)』に、1枚の配信チケットで同時に複数のステージから配信されているコンテンツを自由に切り替えて試聴可能なマルチ・タイムテーブル配信機能を2021年夏までに実装し、サービスの提供を開始すると発表した。

MUSIC/SLASHが新たに実装する「マルチ・タイムテーブル配信機能」とは、複数のステージで同時に様々なパフォーマンスが繰り広げられる音楽イベント、所謂「音楽フェス」を、そのまま配信することを可能にした画期的な配信システム。このシステムは、複数のステージにおいて、複数のタイムテーブル(スケジュール)でパフォーマンスが展開される音楽フェスを、丸ごとそのまま配信・試聴することができる。

この「マルチ・タイムテーブル配信機能」が実装されると、ユーザーは1枚の配信チケット(イープラスで購入)でMUSIC/SLASHが配信する対象配信番組にログインすると、音楽フェス会場で複数のステージを行き来するように、お目当てのアーティストの出演スケジュールに合わせてタイムテーブル間を自由に行き来しながら配信を楽しむことができるようになる。またMUSIC/SLASHの特徴である高音質とDRM(デジタル著作権管理)はそのまま反映された状態で配信される。

大小様々なステージがある音楽フェスをそのまま配信できるのは勿論のこと、国内外問わず遠隔地のライブハウスやコンサートホールで同時に開催されるライブを連携させて「遠隔地型フェス」のような新しい配信などに応用することが可能になり、ある特定の地域の様々な会場を連携させた「特定地域フェス」など活用方法は様々。この機能の実装により、コロナ禍に於いて中止という選択を選ばなければならなかった音楽フェスの多くが配信可能になる。

同技術は、離れて点在する複数のライブハウスや場所を配信会場とし配信することで、出演者ならびに関係者は多数の接触リスクを下げることが可能になる。何よりユーザーはそれらの配信を自宅に居ながら視聴することができる為、1箇所に多数の人が集まる大型イベントにおける感染リスクを、大幅に軽減する技術として期待される。

同技術は既に特許出願の⼿続きを済ませ、テストレベルで性能を確認しており、今後は様々な環境でのテストを行い2021年夏までにはサービス提供を開始する。

■MUSIC/SLASHオフィシャルサイト
https://musicslash.jp/

■関係者コメント

株式会社SPOON
代表取締役 谷田光晴

平素は、弊社サービスであるMUSIC/SLASHをご利用いただき、誠にありがとうございます。

MUSIC/SLASHは、日本の音楽シーンにとってなくてはならない音楽フェスの開催が制限されている状況を、なんとかできないかと考え、昨年からこの技術の開発を進めて参りました。弊社は、2021年の緊急事態宣言が発せられてからコンテンツ配信事業を制限し、エンターテインメント業界の皆様のお手伝いができる技術開発を優先して参りました。本日こうして、皆さんの元にこの技術の発表、ならびにご報告ができることを大変ありがたく、そして嬉しく思っております。

この「マルチ・タイムテーブル配信機能」は、2021年夏にサービス提供を開始しますが、この機能を使って配信を行ってみたいという関係者の皆さんは、是非お問い合わせください。MUSIC/SLASHはそんな皆さんと2021年の夏、日本のエンターテインメントシーンにこの新しい配信形式によって「音楽フェス」を取り戻したいと考えております。

今後ともMUSIC/SLASHをよろしくお願い申し上げます。

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