セイタロウデザイン山崎晴太郎がミュージック&アートフェスティバル「MEET IN TOKYO vol.1 REICH85 ”COUNTERPOINT”」でビデオインスタレーションを発表。

セイタロウデザインのプレスリリース

デザイン・ブランディング事業を手がける株式会社セイタロウデザイン(代表取締役:山崎晴太郎、本社:東京都目黒区)の代表・アートディレクターの山崎晴太郎は、NPO ARTSWORKS(東京都 代表理事:加藤訓子)主催のミュージック&アートフェスティバル「MEET IN TOKYO」プロジェクトの第一弾イベントとして、3月31日(水)にKIWA TENNOZ(東京都品川区東品川2-1-3)で開催された「REICH85 ”COUNTERPOINT”」において、ビデオインスタレーション作品『余白のための楽譜 #01 Steve Reich “COUNTERPOINT”』を発表しました。

 

 

 「REICH85 ”COUNTERPOINT”」では、現代音楽の巨匠スティーヴ・ライヒの生誕85年を記念し、全盛期に作曲されたカウンターポイント全曲オリジナル版と加藤訓子のパーカッションバージョン全曲の演奏と合わせて、山崎晴太郎がスティーヴ・ライヒのカウンターポイントシリーズにインスピレーションを受けて制作したビデオインスタレーション作品を披露し、音楽とアートが融合しました。

 

 

『余白のための楽譜』作品概要
左右に配置された2枚のLEDパネルと正面に設置されたスクリーンの3枚によって構成された大型のビデオインスタレーション作品です。五線譜から零れ落ちた音と音の隙間のミクロの世界の音楽性を表現する音楽を可視化するシリーズで、今回は本シリーズの#01として、スティーヴ・ライヒの”COUNTERPOINT”を可視化する作品となっています。
 

 

左右のLEDパネルでは、音楽の波形を可視化するプログラムを用いて、ライヒの連続するループ音の中にある固有の音の形を抽出し拡大。この作業を通して、音と音の隙間に無限の音楽の形があることを発見し、それらを別のプログラムを通じて粒子スケールを変化させながら一定の速度で動かしています。

 

正面のスクリーンは、作品内のメトロノームの役割を果たし、流体のようにゆっくり動くマーブリング。一定の速度を保ちながらもスケールや色彩を変化させ、聞き手が音楽と一体化し、共存する様を表しています。

『余白のための楽譜』 コンセプト

音楽は旋律を持つ。その旋律を作る音の粒と粒の間には、無限に広がる音の深淵がある。
粒と粒の間に存在する、五線譜にすくいとられることがない音の世界。
その粒の合間にある無限の音の世界を、デジタルプログラムによって動的に可視化する。

流体のようなマーブリングは、メトロノームのように一点の速度をもちながら、
その図版はスケールを変え、色彩を変化させ続けていく。
黒い画面に浮かび上がる不可思議な紋様は、特定のプログラムを通してすくいとられた、
可視化された音楽の部分である。

どんな音楽にもどんな音の繰り返しの中にも、同じ形状は存在しない。
これは、固有の音の欠片であり、音になれなかった音たちの世界である。

山崎晴太郎コメント
現代音楽ファンとして、遠い憧れであったスティーヴ・ライヒとこのような形でご一緒できること、そんな数奇な運命に感謝をしつつ、今後もこのMEET IN TOKYOを通じて様々なアーティストの表現が交わっていくこと、僕自身も当事者ながらとても楽しみにしています。

山崎晴太郎プロフィール】

株式会社セイタロウデザイン代表。横浜市出身。立教大学卒、京都芸術大学芸術修士。企業・サービスのデザインブランディングを中心に、グラフィック、WEB、空間、プロダクトと多様なチャネルのアートディレクション・デザインワークを手がける。7年よりアート活動を開始。ペインティングやインスタレーションを国内外で発表。グッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞、IFデザイン賞、JCD DESIGN AWARD、14th Arte Laguna Prizeなど国内外のデザイン・アート関連の受賞多数。各種団体主催のデザイン賞審査委員や省庁の有識者会議検討委員を歴任。FMヨコハマ「文化百貨店」(毎週日曜2430-2500)メインパーソナリティー。東京2020組織委員会スポーツプレゼンテーション・クリエイティブアドバイザー。

【会社概要】
社名:株式会社セイタロウデザイン(英語名称:Seitaro design, inc.)
設立:2008 年 10 月 1 日
代表取締役:山崎晴太郎
本社:東京都目黒区青葉台 3-17-9 THE WORKS ANNEX 1F
URL:https://seitaro-design.com

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