TVISION INSIGHTS株式会社のプレスリリース
今回のランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしました。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどその番組がよく見られていることを示します。
2019年10月クール テレビ番組視聴質ランキング(個人全体)
日曜劇場「グランメゾン東京」が1位。1月クール、4月クールの個人全体で1位だった「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」は2位につけました。全体的にはバラエティーのランクインが多い中、1位~4位をドラマが独占しました。
2019年10月クール テレビ番組視聴質ランキング(男性全体)
「YOUは何しに日本へ」が1位にランクイン。個人全体・女性に比べ、男性のランキングは滞在度・注視度が高い傾向となりました。また、ランキングの9割をバラエティーが占める結果となりました。
2019年10月クール テレビ番組視聴質ランキング(女性全体)
「連続テレビ小説スカーレット」が1位にランクイン。個人全体と同じく1位~4位はドラマが独占しました。7月クールでは音楽・映画などのジャンルもランクインしていましたが、今回はバラエティー・ドラマ・情報/ワイドショーのみのランクインとなりました。
※注釈
・対象番組は2019年9月30日(月)~12月29日(日)に放送された15分以上の番組のうち、5回以上放送があったもの。そのうち、世帯視聴率5%未満、延べ接触回数が20回未満(共に当社計測値)、再放送、スポーツ等の、特別番組のいずれかに該当する番組は除外。
・小数点3位以下は四捨五入
・同じVI値×AI値の場合は、小数点第3位で順位をランキング。
データについて
■視聴質を示す数値
VI値(滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示す。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長い。
AI値(注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。
VI値×AI値(専念視聴度)
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.00としている。
■データの収集方法
一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測している。2015年6月より計測スタートし、2020年1月現在、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っている。
TVISION INSIGHTS株式会社について
TVISION INSIGHTS株式会社は、テレビの「視聴質」を計測する会社です。当社が開発した人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢を取得しデータ化する独自手法で、データセットを取得・蓄積・提供しています。国内では、関東エリアの800世帯・関西エリア100世帯、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組を毎秒レベルで計測(2019年12月現在)。またグローバルにも拠点を広げ、ボストン・ニューヨークでも展開。米国では主要放送局が導入しているほか、日本では放送局や広告主、広告会社をはじめ70社以上が活用しています。テクノロジーとビッグデータを用いて、テレビ本来のポテンシャルを顕在化することを目指しています。
企業概要
会社名:TVISION INSIGHTS株式会社 https://tvisioninsights.co.jp/
代表 :代表取締役 郡谷 康士
所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル6階 Inspired.Lab 内
設立 :2015年3月6日