“ろう”の写真家〈齋藤陽道〉が子育てを通して 嫌いだった「うた」と出会うまでの美しい記録。映画『うたのはじまり』予告編映像解禁

株式会社スペースシャワーネットワークのプレスリリース

 2 月 22 日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムで公開される(以降、名古屋の名演小劇場、大阪のシネ・ヌーヴォ、京都のみなみ会館等でも順次公開)。俳優・窪田正孝の写真集や Mr.Children、クラムボン、森山直太朗等のアーティスト写真を撮影してきた“ろう”の写真家・齋藤陽道(さいとうはるみち)が、自身の子育てを通して、嫌いだった「うた」に出会うまでを記録したドキュメンタリー映画『うたのはじまり』の予告編映像が解禁となった。
 

▽作品紹介

ある日、息子への子守歌が生まれた――。
“ろう”の写真家、齋藤陽道。20 歳で補聴器を捨てカメラを持ち、「聞く」ことよりも「見る」ことを選んだ。彼にとっての写真は、自分の疑問と向き合う為の表現手段でもある。そんな彼の妻・盛山麻奈美も“ろう”の写真家である。そして彼女との間に息子を授かった。“聴者”だった。

幼少期より対話の難しさや音楽教育への疑問にぶち当たり、「うた」を嫌いになってしまった彼が、自分の口からふとこぼれた子守歌をきっかけに、ある変化が訪れる…。生後間もない息子の育児を通して、嫌いだった「うた」と出会うまでを切り取った記録。抱いた赤子に突然泣かれ、ふと子守歌がこぼれる、誰にでもある経験。音は「どんな色をして、どんな形をしているのだろうか?」。無意識に現れた「うた」は一体どこから来たのか。
監督は、古川日出男等による朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を二年に渡り追ったドキュメンタリー映画『ほんとう
のうた』(14)、七尾旅人が戦死自衛官に扮したライブ映像作品『兵士 A』(16)等の河合宏樹。
 

▽作品概要
映画『うたのはじまり』

<監督・撮影・編集>河合宏樹
<整音>葛西敏彦
<字幕作成>Palabra 株式会社
<Score Drawing>小指
<出演>齋藤陽道、盛山麻奈美、盛山樹、七尾旅人、飴屋法水、CANTUS、ころすけ、くるみ、齋藤美津子、北原倫子、藤本孟夫 他

<配給>SPACE SHOWER FILMS
<コピーライト>© 2020 hiroki kawai/SPACE SHOWER FILMS
<公式 HP>utanohajimari.com

2020 年 | 日本 | カラー | 16:9 | 86分 | DCP | PG12

2020年2月22日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか順次公開
 

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