「伝統工芸 絞り染めでSDGs!巻き糸絵 浮世絵展」開催  4月21日~ 6月23日―京都絞り工芸館―

京都絞り工芸館のプレスリリース

絞り染め専門の美術館「京都絞り工芸館」(所在地:京都市中京区、館長吉岡健治)は、館内の展示スペースsmall wallにて4月21日~6月23日、「伝統工芸 絞り染めでSDGs!巻き糸絵 浮世絵展」を開催します。

鹿の子絞りの糸を解く際に出る、色とりどりの解き糸(ほどき糸)。
絞りの製作工程の中で、とてもユニークな、そして絞り独特の素材が出てきます。
普段、私達絞り職人にとっては見慣れた素材であっても、他の人にとっては、とても新鮮に感じられるものばかりです。通常、廃棄されるこの絞りの解き糸を用い、ピンセットでこの糸を1本1本キャンバスに張り付け、とてもユニークな作品を製作しています。

社会的課題とされているSDGs(持続可能な開発目標)に対して、つくる責任 つかう責任、リユースすることがカッコいい社会に!の掛け声の元、これまで廃棄されてきた解き糸をプラスに変える取り組みを、伝統工芸の世界においても実践しています。

今回、京都絞り工芸館の特別展「絞り染め総全長75m 絞り漫画鳥獣戯画展」ご入館のお客様にご覧いただきます。(入館料800円)

展示作品
新作 北斎「神奈川沖浪裏」 
琳派の代表作「紅白梅図屏風」 サイズ 約240cm~105cm
「歌舞伎十八番 矢の根」 サイズ 約110cm~110cm
東洲斎写楽の代表作「三代目大谷鬼次の奴」
歌川豊国「市川団蔵」等
浮世絵をモチーフにオリジナルにて制作した額全10点を公開

総全長75m 絞り漫画鳥獣戯画展&伝統工芸 絞り染めでSDGs!巻き糸絵 浮世絵展
会期 4月21日~6月23日 休館日 毎週月曜日(5月3日は開館します)
開館時間 9時~17時
会場 京都市中京区油小路通り御池下る式阿弥町127
075-221-4252
入館料 大人800円(学割有)

【参考】「絞り染め総全長75m 絞り漫画鳥獣戯画展」
伝統的工芸品「京鹿の子絞」の技術を駆使し制作した、絞り染めの大作「どうぶつの森のオリンピック鳥獣戯画」(全長40m、幅1mのシルク素材)及び、オリジナルの鳥獣戯画をモチーフに同会が以前制作した「絞り 鳥獣人物戯画」(全長35m、幅1mのシルク素材)を合わせて一挙公開する展覧会です。

【施設概要】
施設名:京都絞り工芸館
館長:吉岡健治
広報担当:吉岡信昌
所在地:〒604-8261 京都市中京区油小路通り御池下る式阿弥町127
TEL:075-221-4252
FAX:075-221-4253
URL:https://shibori.jp/
E-Mail:mail@shibori.jp
事業内容:絞り染め美術館

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