【すべての古典芸能ファンへ捧ぐ】純邦楽に特化したオリジナルの音楽番組「音楽驛(おんがくえき)」の配信が決定!【本日より券売開始】

不易流行実行委員会のプレスリリース

 「古典芸能が本来持ちうる芸術性と娯楽性を、現代人が楽しめる形で提供する」をテーマに、イベントの企画・運営を行う不易流行実行委員会(主催:市川弘太郎 運営:有限会社オフィス拓)は、5月15日(土)11時より、Streaming+にて、邦楽の楽曲演奏と演奏家によるトークで構成されるオリジナル番組「音楽驛(おんがくえき)」の映像配信を開始します。
 歌舞伎を構成する三大要素である「音楽」に焦点を当てた本企画では、経験豊富な実演家による演奏とトークを通じて、芝居や舞踊における単なるBGMとして捉えられることの多い「邦楽そのものの面白さ」を伝えることを目的としています。

【「邦楽」が主役の新たな試み】

「音楽驛」は、三味線音楽を中心とした邦楽に焦点を当てつつ、実演とトークで構成された映像の有料配信を行うプロジェクトです。時間としては、実演(2~3曲)とトークでおよそ1時間。毎月1回の配信を予定しており、今回が初回の配信となります。歌舞伎役者の市川弘太郎が司会を務め、回ごとに設定されたテーマに基づいて様々なジャンルからゲストを招きます。

初回ゲストの杵屋佐喜・杵屋五助初回ゲストの杵屋佐喜・杵屋五助

 

母体である「不易流行プロジェクト」は、「古典芸能が本来持ちうる芸術性と娯楽性を、現代人が楽しめる形で提供する」というテーマを掲げて様々な企画を行っています。今回の「音楽驛」は、プロジェクトとしては昨年12月に行った狂言と歌舞伎のオンライン公演「不易流行」(第1弾)、猿翁一門の歌舞伎役者たちによるオンライントークイベント「部屋子の部屋」(第2弾)に続く第3弾の企画になります。

【ルーツの異なる二人の共演】

第一回「音楽驛」のゲストには、12月の「不易流行」公演でも演奏家として参加した杵屋佐喜と杵屋五助を迎え、⻑唄(ながうた)と呼ばれる音楽を披露します。

江戸時代より200年以上続く⻑唄三味線方の家で生まれ育った杵屋佐喜と、三味線一本で地元佐賀を飛び出し、人間国宝・三世杵屋五三郎、四世杵屋五三郎に師事することとなった杵屋五助。ルーツの全く異なる二人が共演することにより、邦楽が持つ芸術性が最大限引き出されるのはもちろんのこと、「ジャンル・流派ごとの違い」や「演奏家のリアル」など、本企画でしか聞けない話題をお楽しみいただける点もポイントです。

<出演者プロフィール>

 

(©池村隆司)(©池村隆司)

◆⻑唄佐門会・唄方 三代目 杵屋佐喜(きねや さき)

1983年東京生まれ。
父は江戸時代より続く長唄佐門会家元・七代目杵屋佐吉。
6歳で国立大劇場にて初舞台。
長唄を人間国宝・杵屋佐登代、今藤尚之に、三味線を祖父・五世杵屋佐吉、田島佳子の各氏に師事。
玉川大学文学部芸術学科、声楽専攻卒業。
声楽を藤原歌劇団テノールの市川和彦に、ピアノ・作曲を仲野真世の各氏に師事。
第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。2002年父の前名である佐喜の名を三代目として襲名。
現在長唄の唄方として全国各地の演奏会、歌舞伎公演、日本舞踊会、NHK『にっぽんの芸能』等のテレビ、ラジオに出演多数。
『市川海老蔵 Grand Japan Theater
NY・カーネギーホール公演』『平成中村座スペイン公演』他、ブラジル、韓国、シンガポール等の海外公演へも参加。劇団☆新感線への楽曲提供の他、BTUスクール校歌、劇団かかし座、新曲アニメーション『カレーライスの唄』など作詞・作曲も手掛ける。2014年日本コロムビアより『和風ビートルズメドレー』発売。
2017年著書『四世杵屋佐吉作曲 三絃童謡集 三味線でうたおう!子どもと楽しむ長唄童謡』を出版。東京、静岡、長野を中心に後進の指導にあたり、全国各地で子ども、教員向けのワークショップを開催。音楽教科書の執筆、監修にも携わる等、長唄の普及活動にも積極的に取り組んでいる。一般社団法人長唄協会会員。
母方祖父は『七人の侍』等で知られる映画俳優の木村功。
 

(©池村隆司)(©池村隆司)

◆杵屋五助

1983年佐賀県出身。幼少の頃より地元で杵屋五州に手ほどきを受ける 。人間国宝・三世杵屋五三郎、四世杵屋五三郎に師事。17歳で杵屋五助の名を許される。2006年東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。同大学にて音楽研究助手を三年間務める。 現在、⻑唄三味線方として歌舞伎公演、日本舞踊公演、⻑唄演奏会、 テレビ、ラジオ等に出演多数。新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」音源収録、「ピコ太郎PPAPT in 武道館」「志の輔らくごinPARUKO」「桑田佳祐LIVE TOUR 2012 I LOVE YOU-nou & forever-」ライブ音源収録に参加するなど、伝統音楽の枠を超えた多彩な活動を展開している。また創作活動では「ぴかぴか手あらい」「蒼天」等を作曲するなど、新しい⻑唄三味線の可能性を模索中。東京・山形・佐賀に稽古場を持つ。⻑唄「奏明会」主宰

【番組構成】

①オープニングトーク
②楽曲演奏:長唄「操三番叟」
③トーク:ゲスト紹介/演奏にまつわる話/「操三番叟」曲紹介/「二つ巴」曲紹介/杵屋佐喜エピソード
④楽曲演奏:長唄「二つ巴」
⑤トーク:「船弁慶」曲紹介/杵屋五助エピソード
⑥楽曲演奏:長唄「船弁慶」
⑦エンディング

【配信概要】

<タイトル>
【不易流行】音楽驛 vol.1 邦楽実演プログラム 長唄

<配信期間>
2021年5月15日(土) 11:00〜5月21日(金) 23:59

<料金> ¥3,000(+システム手数料¥220)

<チケット販売>
◆販売期間 2021年4月28日(水)10:00〜5月21日(金) 21:00

◆購入サイト
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3407920001-P0030001

《チケットに関するお問い合わせ》
・イープラス:050-3185-6760(10:00~18:00 オペレーター対応)https://support-qa.eplus.jp/hc/ja

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『音楽驛(おんがくえき)』ホームページ
https://music.fueki-ryuko.org
企画・運営:不易流行実行委員会
主催:市川弘太郎
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【注意事項】

※お申込みには、事前に配信プラットフォーム(イープラス)の会員登録(無料)が必要になります。
※チケットのご購入前に、配信視聴に適したインターネット環境の有無を必ずご確認ください。
※チケットご購入後、お客様のご都合による変更、及び払い戻しはできません。予めご了承ください。
※閲覧にかかるインターネット通信料等はお客様のご負担となります。
※データ通信量が多くなることが想定されるため、Wi-Fiのご利用を推奨いたします。
※有料・無料を問わず、飲食店、広間等で配信ライブ映像を流す商用利用は禁止いたします。

【市川弘太郎「不易流行」の歩み】

2020年12月 歌舞伎と狂言のオンライン公演「不易流行」配信
2021年2月 オンライントークイベント「部屋子の部屋」隔週で配信開始
2021年4月 初の生配信企画「部屋子の返信」配信
                 オンライン公演「不易流行」再配信&Blu-ray化決定
2021年5月 邦楽の音楽番組「音楽驛」毎月配信開始

「不易流行」公演サイト:https://stage.fueki-ryuko.org
「部屋子の部屋」サイト:https://room.fueki-ryuko.org

【主催者プロフィール】
 

◆市川弘太郎

1983年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学卒業。 屋号は澤瀉屋(おもだかや)。
1993年国立劇場において市川右近(現・市川右團次)の会『勧進帳』の太刀持で初舞台。 1995年三代目市川猿之助(現・市川猿翁)の部屋子となり、 歌舞伎座『小猿七之助』の日吉丸で市川弘太郎を名乗る。
近年では、ラスベガス公演『獅子王』で英語の口上を披露したり、新作歌舞伎や歌舞伎以外の舞台で、蜷川幸雄、野田秀樹、三谷幸喜、宮本亜門の作品にも出演。
舞台以外では、持ち前の明るいキャラクターを活かしてトークショーや司会、ラジオパーソナリティなどとしても活躍。 2017年にはMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島にて、国歌⻫唱と始球式を行った。

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