株式会社アセティアのプレスリリース
2021年4月25日(日)に人気コスプレイヤーのすみれおじさんがファンとのコミュニケーション用にTikTokアカウントの運用を開始した。最初に投稿した自己紹介動画は、翌日には5万回再生を突破するほどの人気を見せた。また、現在TikTokにコメントが来た場合すぐに本人から返信が届くファンサービス企画を実施している。期間限定の試みなので、積極的に話しかけてみよう。
ハンバーガーを頬張るすみれおじさん
すみれおじさんは2018年12月末にブラジルのアニメフェス「Ressaca Friends(ヘサカフレンズ)」で本格的な活動を開始したコスプレイヤー。欧州のコスプレ世界大会「CWM(コスプレワールドマスターズ)」の審査員に抜擢されるほど、コスプレのクォリティに定評がある。
これまでファンとの交流を避けてきたが、『Tales of YouTube Channel』への出演を機に、同じゲームが好きなファン同士との交流を図るために動画SNS「TikTok (ティックトック)」アカウントを開設した。
初めに投稿した自己紹介動画は、投稿翌日で5万再生されるほどの人気ぶりを見せTikTok界のニューヒロインとして注目を浴びているようだ。
Hカップボディでスタイル抜群のすみれおじさん(『幻想少女』より)
既に投稿されている動画のなかでももっとも推したいのが『家にあるものでジブリ女子』という即席コスプレ動画だ。私服や家庭にあるものだけを使ってジブリヒロインになりきる必要がある。
ジブリ女子動画を投稿したすみれおじさん(アセティア:提供)
ジブリ女子動画:https://vt.tiktok.com/ZSJSUm1LL/
動画ではわずか22秒の間に5つのキャラを演じる必要がある。通常は撮影に数日かかるこの動画を、すみれおじさんは準備を含め24時間以内に撮り切った。縛りの厳しいコスプレだが、それをカバーする彼女の発想力にはただただ驚かされる。
『もののけ姫』のサンでは、廃棄用のウィッグをリメイク。ネックレスの牙や額のサークレットなどの装飾品は厚紙やボタンを使って立体的な造形を再現している。武器のナイフは、配信コードを考えて中華料理のデリバリーでついてきたレンゲを使った。
『千と千尋の神隠し』の千尋には地毛で臨んだ。赤いニットにタオルを2つ肩に巻き付けてタスキがけを再現。一瞬映るおむすびを見つめる表情にも千尋の葛藤を表現するなどしている。
『ハウルの動く城』のソフィー・ハッターには、『ローゼンメイデン』の水銀燈のために作ったウィッグをリメイク。無地の麦わら帽子には赤い布を巻き付けて極力原作に近づけている。ただ、こちらは近い服がなかったようで青のチャイナドレスを着用せざるを得なかったようだ。
『コクリコ坂から』松崎愛では、地毛を三つ編みのツインテールにして臨んだ。U字ヘアピンを使いながら三つ編みの形を調整している。コロッケは近くのコンビニやスーパーを探しに行ったが、あいにく品切れだった。
『借りぐらしのアリエッティ』アリエッティは、髪留めに布団ばさみを使用した。ボディバッグは革製ベルトを体に巻きつける形で代用している。
ナース衣装がかわいいすみれおじさん
これらすべての即席コスプレを終えたすみれおじさんは、
「コスプレは準備にもすごく日数をかけて、原作を何度も見直しながらキャラクターの心情について理解を深めたりするんですけど、今回はTikTokのルール(?)に合わせて挑戦しました。
いまは映像のお仕事など色々とやることがあるのもそうなんですけど、こだわりと納期のバランスを理解する修行のために、準備を含めて24時間以内に投稿しようってノルマを勝手に自分のなかで決めていたんです。
だから、正直今回の動画投稿は全然納得していない。メイクもキャラに合わせて作り直せなかったし、原作キャラの良さをまったく表現できていませんが、制限をつけることは自分にとっていい修行になりました。
TikTokは私の苦手なダンスもたくさん課題としてあるので、苦手なことを克服するのにはいいチャンスかも……という風にポジティブに考えています。
でも、やっぱりコスプレはきちんと時間をかけてキャラの素晴らしさを伝える手段として臨みたいですね。マンガとのコラボグラビアとかであればやってみたいです。バトルものであれば、中国四大兵器の棍と中国刀だったら動きの再現も多少はできるはず」
と、学びの多い動画であったと同時にコスプレの再現性を高める意思を新たにした。
色々と葛藤をしながらの投稿だったようだが、TikTok上では「可愛すぎる!」「原作を超えた」「クオリティが高すぎる」など評価は上々のようだ。すみれおじさんは、毎日17時に動画を投稿する目標を掲げている。これからどんなかわいい動画が投稿されるのか要チェックだ。
藤の花を撮影をするすみれおじさん
すみれおじさんプロフィール:
東京都出身 1994年12月16日生まれ O型
T155・B92(H) W58 H88 / S22.5
特技:棍術、刀術、水泳、歌唱、ウィッグセット、メイク
趣味:コスプレ、ゲーム、まんが、お菓子作り
ツイッター:https://twitter.com/sumire_ojisan
インスタグラム:https://www.instagram.com/sumire_shinohana/
2018年12月にブラジル最大のアニメフェス「Ressaca Friends(ヘサカフレンズ)」への出演を機に本格的な活動を開始。デビュー3ヶ月で『ヤングジャンプ』(集英社)の表紙を飾るほか、DVDランキングでAmazon、Yahoo!、DMMで3冠達成するなどの人気ぶりを見せた。コスプレでは欧州の世界コスプレ大会「CWM(コスプレワールドマスターズ)」の審査員として招聘されるなどの実力も評価されている。また、近年では仮面ライダーシリーズ監督の舞台『Witch Trial -卒業ライブ殺人事件-』でメインキャストに抜擢されるほか、中国武術の大会に出場するなど女優としても注目される。