かなた狼監督「ドキュメンタリーか芝居なのか予測不能」撮影に参加した大阪ミナミの店主・常連客200名と「スカタ～ン」で乾杯！

J:COMのプレスリリース

GUM株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役：関口忠宏）と株式会社ジェイコムウエスト（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：原清、以下：J:COM）は、連続短編ドキュメンタリードラマ『スカタン』（以下、『スカタン』）のTV初放送を記念して、「連続短編ドキュメンタリードラマ『スカタン』放送記念舞台挨拶」を2月2日（日）に開催いたしました。

『スカタン』は、GUMが完全オリジナル作品として制作し、J:COMのコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル」（地デジ11ch）で2020年2月3日（月）23時30分より放送する大阪ミナミを舞台としたドキュメンタリードラマです。本イベントでは、撮影に参加いただいた飲食店スタッフや常連客のみなさま200名をご招待し、第一話先行試写のほか、主演を務めるシャック（菊役）、マグナム弾吉（熊役）、総合演出も手掛けたかなた狼監督と飲食店店主15名が登場して本作の撮影秘話やみどころなどを披露するトークイベントを行いました。

＜イベントレポート＞

■『スカタン』の面白さとは？
かなた狼監督は、「コンセプトは、このへん（ミナミ）の街。役者じゃない方、街のみんなと映像作品を作り上げていく。こんな作品は今までなかった。こうゆうことができたことがまず面白い。」「従来は役者がいて台本があってだけど、半分以上は予測不可能な状態。ドキュメンタリーか芝居なのかわからない。撮影が進むごとにお酒の量も増えていきどうなっていくのか・・勉強させてもらえた。」と撮影中の驚きを語ると、「ストーリーを見るというより雰囲気や空気、色々な人が生きて共存している大阪、この街の魅力を感じてほしい。」「この街でこの時代を生きたみんなの姿がひとつの作品で残った。1回見たら終わりという作品じゃないので、ぜひ楽しんでいただきたい。」と来場したミナミの街の人たちに呼びかけました。

■『スカタン』が生まれたきっかけは？
かなた監督が「新たなコミュニケーションの方法として、映像制作（ドラマ）は面白いのではないかと思った。究極のコミュニケーション。」と話すと、碇は「きっかけは監督とJ:COMの出会い。監督が考えている構想が面白くて。街の人たちに仲間になってもらうことで、高い温度感でたくさんの人に伝わっていく。どう広がっていくのか実験的な（試み）。」と期待を語りました。

■お酒を飲みながらの撮影でしたが、監督からはどう演じてほしいと？
シャック「『酒を飲め、服は脱ぐな』という演技指導だけ。」「なじみのお店で、お客さんと店主と呑ませてもらって・・いつも通り。」と話し、本編を見て「半分本当に撮影を覚えてない。こんなシーンあったんやと思った」と笑いを誘いました。
マグナム弾吉「この街のみんなとべろべろになって奇跡の撮影をおこなった奇跡の15分間。」

■飲食店店主が本人役で撮影に参加、作品を作り上げた感想は？
たゆたゆ店主「スカタンのおかげで俳優デビューができた。人生にこんなことがあるなんて思ってもみなかった。」
はなはな店主「照明を学んでいる娘が、監督から声かけてもらって何もできないのに撮影に同行させてもらい、『お店の人もエキストラの人もすごくよくしてくれた』と話していた。ここ（ミナミ）の住人はあったかいなと改めて感じました。」
FUu2店主「たった一言のせりふを言えなくて、30分ずっとアドリブでやってました。そこから台本が不要になった。監督には申し訳ないと思ってます。」
最後に、かなた狼監督から「ミナミは、スカタンのアベンジャーズ的な人が揃っている街。そうゆう街の魅力を新しい形で世界に届けていこうと本気で思っている。」「実はこのドラマシリーズには秘密がある。10話のなかで完結するということでもなく、いろいろな楽しみが控えている。」と、今後の展開に期待を寄せて締めくくりました。

■作中にも登場するドリンク「スカタンボール」で乾杯！！
ドラマの中で繰り返される印象的な乾杯のシーン。本イベントの最後には、実際に何を飲んでいるのか披露したい、と会場に集まった200名全員に作中にも登場するドリンク「スカタンボール」が配られました。一体どんなお酒？という問いに、俳優兼ホルモン屋の名物スタッフでもあるシャックから「いろんなモノが混ざっている。例えて言うなら、愛、夢、希望、初恋だったり。いろんな想いが詰まっている。それをかみ締めて乾杯してもらえたら。」と紹介が。初めて飲む方からは「ドキドキする・・」という声も上がりながら、ラストは「スカタ～ン！」の掛け声とともに、会場一体となった乾杯で大いに盛り上がりました。