TuneCore Japan、2020年度の利用アーティストへの還元額は71億円に

チューンコアジャパン株式会社のプレスリリース

チューンコアジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野田威一郎)が運営する音楽デジタルディストリビューションサービスTuneCore Japanは、2020年度のアーティストへの還元額が約71億円(前年比168%)となったことを発表いたします。

これにより、2012年のサービス開始以来、累積でアーティストへの還元総額は170億円を突破いたしました。

また、2020年のTuneCore Japanの動向やインディペンデントアーティストの活躍を振り返る特設ページ『MUSIC YEARLY STATS 2020』も公開しました。

自分で作った楽曲を利用者であれば誰でも55以上の配信ストア・185ヶ国以上へ配信できる、音楽デジタルディストリビューションサービスTuneCore Japanでは、利用者への “収益の100%還元” が大きな特徴の一つとなっています(楽曲の売上から配信ストアの手数料を除く、すべての収益をアーティストに還元)。

前回の還元額の発表時には利用アーティストへの累積還元額が100億円を突破、そして今回2020年度だけで約71億円をアーティストへ還元(前年比168%)となりました。この還元額が物語る通り、国内でもインディペンデントアーティストの勢いおよび市場におけるシェアはさらに拡大しています。

 

 

■国内でもインディペンデントアーティストの台頭が鮮明に
昨年、音楽アーティストはCOVID-19によりかつてないほどその活動に深刻な影響を受けました。ですが、そういった逆境にも負けないアーティスト、クリエイターの音楽への飽くなきクリエイティビティが顕著になった年でもありました。1回目の非常事態宣言下、少しでもアーティストの活動支援、サポートになればと実施した『STAY TUNE, BE STRONG』キャンペーン( https://www.tunecore.co.jp/news/241 )では、我々の想定をはるかに上回る多数の作品が配信され、音楽の素晴らしさ、そしてインディペンデントアーティストの力強さを改めて実感しました。

さらに、昨年はインディペンデントアーティストの存在が飛躍的に高まった年でもありました。2019年にTuneCore Japanから配信リリースした瑛人「香水」は2020年の上半期にSNSから火が着き各チャートを席巻、その後、年末の国民的音楽番組に出演するまでになりました。この事例をはじめ、多数のインディペンデントアーティストがチャートやメディアなどにおいてこれまでの国内音楽シーンでは見られなかった様々な結果を残し、2020年におけるインディペンデントアーティストの躍進は日本の音楽の歴史に新たな1ページを刻みました。

そういった“自分のスタンスを貫きながら独立した活動をする”新しい時代のインディペンデントアーティストのムーブメントを伝え、サポートするため昨年末から「#IndependentAF」キャンペーンを国内でも立ち上げています。

■アーティストをさらにサポートする新機能の追加
また、様々な機能のアップデートも実施。新たな配信先として『Amazon Music Free』を追加。さらにFacebook、Instagramへの楽曲提供が可能になる「Facebook Music プロダクト」をリリースし、配信楽曲がさらに多くのリスナーと出会うことのできる機会創出を強化しています。また、要望の多かった歌詞の登録にも対応し、主要な配信ストアに歌詞を配信できるようになりました。Video Kicks ビデオ配信サービスにおいても新たな配信先に『Amazon Music Unlimited』、『dミュージック月額コース』を追加し、各配信ストアへのリンク一括機能 LinkCore にも対応開始しました。

■グローバルでも伸長するインディペンデントマーケット
市場における音楽配信の動向に目を向けると、引き続き国内およびグローバルで成長しています。一般社団法人日本レコード協会が発表した国内の2020年音楽ソフト生産金額と音楽配信売上金額の合計は前年比91%の2,727億円となり、うち音楽配信売上の合計は783億円(前年比111%)となっています。国際レコード産業連盟(IFPI)が発表したグローバルの音楽市場における音楽配信のレベニューは216億USドル(前年比107.4%)と7年連続で成長。ダウンロードは縮小傾向が続いていますが、その一方でストリーミング配信は引き続き国内外で成長しており、IFPIの発表によると世界の音楽ストリーミングサービスへの課金ユーザーは4億4,300万人に到達。 国内でのストリーミング売上は589億円(前年比127%)、海外では134億USドル(前年比119.9%)と大きく数値を伸ばしています。このようなマーケット・トレンドの中、TuneCore Japan利用アーティストの2020年度の還元額(アーティストの収益)は前年比168%とそれを上回る成長率を達成しており、インディペンデントアーティストの台頭が音楽配信市場の成長にさらなる拍車をかけていることが伺えます。

世界的にもインディペンデントアーティストが台頭し、新たなステージを迎えつつある音楽産業の中で、TuneCore Japanは【あなたの音楽を世界に】のビジョンのもと【Artist First】と【All for Independence】を掲げ、インディペンデントアーティスト/レーベルがより良い音楽活動ができるよう引き続きサービスに取り組んで参ります。
 

  • 2020年を振り返る特設ページ『MUSIC YEARLY STATS 2020』

TuneCore Japanの2020年の統計数値、新機能、その他詳細に関しては下記の『MUSIC YEARLY STATS 2020』をご覧ください。

▼TuneCore Japan『MUSIC YEARLY STATS 2020』特設ページ
https://www.tunecore.co.jp/music-yearly-stats/2020

▼TuneCore Japan 内 ニュース
https://www.tunecore.co.jp/news/270

 

  • 会社概要

会社名:チューンコアジャパン株式会社
設立:2012年2月
代表取締役社長:野田威一郎
資本金:4,500万円

【TuneCore Japanについて】
自分で作った楽曲を、利用者であれば、『誰でも』世界中(185ヶ国以上)の配信ストアで販売できる、音楽配信ディストリビューションサービス。2012年10月より、日本でのサービスを開始しており、アーティストへの総還元額は170億円を突破。国内外問わずアーティストが楽曲販売可能な音楽配信ストア及び新機能を追加し続け、積極的に事業展開を行っている。
http://www.tunecore.co.jp/

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