株式会社スペースシャワーネットワークのプレスリリース
2019年6月21日に公開されたGEZAN初のドキュメンタリー映画『Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN』のDVDが3月18日(水)に発売され、さらに同日配信もスタートとなる。
GEZANは2009年の結成以来、精力的な活動を続け、野外フェス<全感覚祭>やレーベル<十三月>を主催し、現在の日本のアンダーグラウンドシーンを牽引するロックバンド“GEZAN”。少し音楽に対して敏感な人であれば、彼らの楽曲が次第に幅広い層に受け入れられ始めていることはもちろん、特にボーカルのマヒトゥ・ザ・ピーポーの歌詞の世界観と発言が、ある種のカリスマ性を持ち始めている事は現在進行形の事実として受け止めているだろう。
特に2019年はフジロックへの出演が大きな話題を呼び、秋には全感覚祭19 TOKYOと題して前代未聞の「フリーフード」開催を予定していたが、台風19号の影響であえなく中止を発表。しかしながら急遽「SHIBUYA全感覚祭-Human Rebelion-」と題して、翌日に渋谷のライブハウスを会場にサーキットイベントを開催し、入場できない人の行列がありえない規模で発生するも、街全体が生き物のようにうねり、前代未聞のフェスとなった。満を持して発売されたニューアルバム「狂(KLUE)」は<神殺しのレベル・ミュージック>とも呼ぶべき大傑作であり、絶賛の嵐となっている。そんな彼らの「変化の原点」とも言うべき出来事が、この映画には記録されている。
▽DVD情報
DVD『Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN』
<特典映像>
◆WESTCOAST TOUR ボディビルディングプロジェクト未収録映像
◆2019.8.31 ライブ映像
◆recording with Steve Albini -a Making of Silence will Speak-
2020年3月18日発売 | JSGM-35 ¥3,500(税別)
DVD 88+44min / Color / Stereo/1枚組
▽配信情報 ※配信は映画本編映像のみとなります
GooglePlay、YouTube、Amazon、ひかりTV、ビデオマーケット、Rakuten TV、TSUTAYA TV、GYAO!ストア、DMM他にて配信予定
▽作品情報
映画『Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN』
差別と葛藤。ツアー先で彼らが見たものは、マヒトゥ・ザ・ピーポーの感情を揺さぶり続け、
そうして生まれたメッセージは音と重なり、GEZANを突き動かしていった。
自分たちなりのクラウドファンディング<BODY VUILDING project>で資金を集め、アメリカツアーとスティーブ・アルビニによるアルバムのレコーディングを敢行したGEZAN。彼らの盟友である映像作家“でるお”こと神谷亮佑はそこに帯同する。アメリカの地ではどこへ行っても彼らは歓迎を受け、表向きにはパンク・アンダーグラウンドシーンの世界的な連帯を感じさせた。しかし、そこには先祖の時代から大きく横たわっている根深い人種差別、拭い去れない憎しみが存在する事を彼らは知ることになる。遠い彼の地で受けた感覚と感情の変化を背負い帰国した彼らだが、その情動は消えるはずも無く、彼らに覆い被さるのだった・・・。そんな中、アメリカでの映像の編集に向き会っていた“でるお”は極限の状態にまで追い詰められ失踪する。そして、彼らが主催するイベント<全感覚祭`18>の開催はもう目前に迫っていた・・・。
製作:十三月|プロデューサー:カンパニー松尾
監督・撮影・主演:神谷亮佑
音楽:マヒトゥ・ザ・ピーポー
主演:GEZAN<マヒトゥ・ザ・ピーポー、イーグル・タカ、カルロス尾崎、石原ロスカル>、神谷亮佑
出演:青葉市子、テニスコーツ、原田郁子、THE NOVEMBERS 、行松陽介、UC EAST、imai、踊ってばかりの国、HIMO、呂布カルマ、やっほー 他
デザイン:マヒトゥ・ザ・ピーポー
photo:池野詩織
題字:STANG
2019年|日本|カラー|ビスタ|88分配給 / 宣伝 : SPACE SHOWER FILMS