第28回松本清張賞は本学学生 波木銅さんに決定!!

学校法人 大正大学のプレスリリース

大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)表現学部表現文化学科4年生の波木銅さん(本名:鈴木涼)の「万事快調(オール・グリーンズ)」が、第28回松本清張賞を受賞しました。
応募作品748篇の中から3次予選を通過した4篇が最終選考に選出され、第28回松本清張賞選考委員(京極夏彦氏、辻村深月氏、中島京子氏、東山彰良氏、森絵都氏)による討議の結果、本作の受賞が決定しました。受賞作は7月5日(月)に文藝春秋から単行本として刊行されます。
今後、本学では波木さんをゲストとして各種イベント等を企画し、応援していきます。

 

波木さんと髙橋秀裕学長波木さんと髙橋秀裕学長

髙橋秀裕学長に激励される波木銅さん髙橋秀裕学長に激励される波木銅さん

◆松本清張賞とは
1992年(平成4年)に死去した松本清張の業績を記念して1993年(平成5年)に創設された良質な長篇エンターテインメント小説を表彰する公募の文学賞

●賞
・松本清張賞 時計、賞金500万円
※受賞作は文藝春秋から単行本として刊行

●募集内容
広義のエンターテインメント小説、ジャンルは不問

●提出物
・作品
※400字詰め原稿用紙300~600枚
※パソコン、ワープロ原稿の場合は必ずA4の紙に縦書きで40字×30行の設定で100~200枚

●参加資格
不問

●主催
公益財団法人 日本文学振興会
(応募規定より一部抜粋)

 【波木銅さんコメント】
 学部3年生の時に額賀澪先生(客員教員)の講義を受けて松本清張賞を意識したことがきっかけです。執筆活動は高校生の時から始めました。純文学が多かったのですが、今回、エンタメ分野で手応えを感じたので、エンタメ分野で攻めてみたいと思います。映画も好きで、映像制作に興味があり入学した学部の授業や経験が、本作品に活きていると思います。
 今思うと、本作品は賞をとれる手応えはあったと思います。いま、2作目の構想中です。今後、誰も見たことのないような作品を作りたいと思っています。
 

『万事快調(オール・グリーンズ)』
出版社 : 文藝春秋
2021年7月5日(月)発売
単行本 : 312ページ
ISBN-10 : 4163913963/ISBN-13 : 978-4163913964

◆略歴
本名:鈴木涼。1999年茨城県生まれ。東京都在住。
茨城県立日立北高校卒業。大正大学 表現学部 表現文化学科 在学中(4年)。
文芸同好会所属。趣味は映画鑑賞、古着屋巡り。
好きな食べ物はサラダチキン(毎日食べている)。

 ◆表現学部の概要
表現者たちから創作の極意を学ぶ学部。文章を書く、編集する、映像を撮る、演じるなど、さまざまな表現技術を修得していくと同時に、表現者をマネジメントする側の役割についても学びます。指導するのは、各種クリエイティブシーンで活躍するプロフェッショナルたち。2年次からは専門領域(情報文化デザインコース、街文化プランニングコース、放送・映像メディアコース、アート&エンターテインメントワークコース)を選択し、ものづくりの真髄を追究します。

 ◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/

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