株式会社パシフィックボイスのプレスリリース
◆映画を愛し、挑戦し続けるクリエイター齊藤工と共に、“バーティカルシアター”を盛り上げる
舞台やTVドラマ、映画等幅広い作品に出演し、俳優として話題を呼ぶ一方で、近年、映画評論家やプロデューサー、モノクロ写真家やフィルムメーカーとしても、マルチに活躍する齊藤工。自身も幼いころより映画を愛し、レンタルビデオショップに出向いては、片端から映画作品を借りて視聴したエピソードも有名です。WOWOWの映画情報番組『映画工房』で、映画解説を務めたり、2014年には映画館のない地域に映画を届ける移動映画館プロジェクト「cinema bird」を開始したり、演じ手、そして作り手としてのみならず、映画を軸に多岐にわたる活動をしています。SSFF & ASIAは、そんな齊藤と2020年にもコラボ。齋藤が企画・原案・撮影・脚本・総監督ほかを務めた映画『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』の一部を生アテレコ&生ライブパフォーマンスで披露するオンラインイベントを開催。同イベントでは、齋藤の映画への挑戦についても語られ、映画への深い愛、情熱に多くの観客が胸を突き動かされました。そして本年、そこにsmash.が新たに加わり、新たな取り組みをスタート。SSFF & ASIA新設の「バーティカルシアター部門 supported by smash.」に、プレゼンターとして齊藤氏を迎え、短尺×縦型の映画作品「バーティカルシアター」を共に盛り上げてまいります。また以下、齊藤工より、コメントを頂戴しております。バーティカルシアターの楽しみ方と可能性について、語っていただきました。
写真:SSFF & ASIAバーティカルシアター部門 supported by smash.にノミネートされた全23作品
作品情報: https://shortshorts.org/2021/ja/vertical/
◆齊藤工がプロデュース・出演のsmash.オリジナルインプロビゼーションシネマ『Hich×Hook(ヒッチホック)』
SSFF & ASIA は、smash.が制作し、齊藤工がプロデュース・出演を務めるsmash.オリジナルインプロビゼーションシネマ『Hich×HooK(ヒッチホック)』を、SSFF & ASIAバーティカルシアター部門 supported by smash.の招待作品として、今月末にsmash.にて、無料生配信します。
『Hich×HooK(ヒッチホック)』では、齊藤工と映画『MANRIKI』(2019年)等でタッグを組む清水康彦が監督を務め、齊藤工の初長編監督作『blank13』(2018年)の脚本などで知られる西条みつとしが脚本を担当。“インプロビゼーション”の意味する「即興劇」を全編縦型で繰り広げていきます。
ストーリーは、あるアパートに住むユニークな住人たちの人間物語。上下の部屋に住む住人の模様を、縦画面を分割して映し出すなど、“バーティカル”をフル活用した映像を、一部収録、一部生演技にて展開。収録映像と、齊藤工をはじめとする出演者が即興で生演技する2種の映像を組み合わせ、後日smash.にてプレミア公開(smash.内の生放送のようなもの。リアルタイム配信)します。配信日は、2021年6月後半を予定。監督を清水康彦、脚本を西条みつとしが務め、出演者は齊藤工ほか、豪華キャストを予定しております。キャスト詳細、配信日等の詳細は、追って発表いたします。続報をお待ちください。
◆齊藤工コメント
世界のクリエイターが新しい視点で撮るバーティカル(縦型)ショートフィルム。歴史の無いモノに未来はあるのか?
その疑念は誰よりも持っているつもりの昭和アナログ人間の斎藤工です。しかし、歴史を遡ると、モノクロからカラーへ、無声からトーキーへ、フィルムからデジタルへ、3Dや4D,VRなど、時代と共に進化を遂げて来ているのもまた映画です。撮影方法や画角に関しても、アナログに拘りながら進化して行くクリストファー・ノーラン、アスペクト比1:1と言う画期的な手法を用いたグザヴィエ・ドラン、新旧混在する映像業界の現在に”縦型”と”即興”と言う試み。
新たな映像文法を打ち出すと言う大それた事では全くなく、好奇心を持った可能性の拡張を、smash.さん、ショートショートさん、清水監督、西条さん、そして達者な演者の方々と形にしたいと思っています。
現在エンタメの選択肢は膨大だと思いますし、受け止める作品に限りはあると思いますが、今回のこの体験の伴ったこの試みに興味を持たれた方には、覗いて頂けたら幸いです。
◆ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021 バーティカルシアター部門 supported by smash.概要
同部門にノミネートされた全23作品を、6月1日~6月30日までsmash.にて無料で独占配信中。家族の物語から青春群像劇、近未来を描くSF作品、ドキュメンタリーやノンフィクションまで、世界中から集まった奇知をてらうバーティカル作品が名を連ねています。果たしてどの作品が受賞するのか、結果は6月21日(月)の映画祭授賞式にて発表いたします。ノミネート作品の視聴リンク:https://sharesmash.page.link/sbsq
【齊藤工プロフィール】
さいとう・たくみ (俳優・監督・白黒写真・移動映画館cinéma bird・MiniTheaterPark等)
18年、長編初監督作『blank13』が上海国際映画祭での最優秀新人監督賞をはじめ国内外で8冠獲得。
昨年、企画・脚本・監督等の『COMPLY+-ANCE』がLA日本映画祭にて最優秀監督賞、作品賞をW受賞。
また、オレゴン短編映画祭2020にて監督作『Balancer』が最優秀作品賞。
同年Asian Academy Creative Awardにて、監督作HBO asia FOODLORE『Life in a Box』が日本人初の最優秀監督賞を受賞。 監督最新作『ゾッキ』及び『裏ゾッキ』が全国公開中。
主演作『シン・ウルトラマン』Netflix「ヒヤマケンタロウの妊娠」はじめ、『愛のまなざしを』『狐狼の血 LEVEL2』『CUBE』等が待機中。
【SSFF & ASIAについて】 https://www.shortshorts.org/
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。
現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2001年にSSFFで観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督に、SSFF&ASIAから名誉賞が送られました。
また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞、最大4作品が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。
SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。
【smash.について】 https://smash-media.jp/
スマートフォンでの視聴に特化した短尺のバーティカルシアターアプリ。音楽・ドラマ・アニメ・バラエティなど、様々な映像作品を配信します。さらに、お気に入りの映像コンテンツの一部を、二本の指でつまむようにして最大15秒まで切り取って保存するsmash.オリジナルの「PICK機能」を搭載。PICKした動画をご自身のマイページにコレクションしたり、SNSでシェアしたりすることが可能で、サービスを通じて新しいジェスチャー体験をしていただけます。また、プレミア公開(リアルタイム配信)でのチャット機能など、サービス内でお客様同士がつながって楽しめるソーシャル機能も提供しています。
・提供開始日:2020年10月22日(木)
・料金:月額550円(税込)
・提供会社:SHOWROOM株式会社
・利用方法:
【android】https://play.google.com/store/apps/details?id=com.showroom.smash
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