米倉涼子と城田優の共同プロデュース公演開幕!120分間フルスロットルで踊り歌う。エンターテインメントを愛する想いが詰まった『SHOWTIME』

株式会社キョードーメディアスのプレスリリース

米倉涼子と城田優の共同プロデュース公演「SHOWTIME」が6/23(水)シアターオーブにて開幕。初日公演に先駆け、公開ゲネプロが開催された。

Sing,Sing,SingSing,Sing,Sing

米倉涼子と城田優がタッグを組んで演出を手がけるというから一体どんなステージに?と思っていたら、最高にエネルギッシュでパンチの効いたショーが飛び出してきて驚いた。キャスト全員がパワーを凝縮して、ほぼノンストップで踊り歌いまくる。身体が自然にリズムを取り出し、こんなご時世でなければヒューヒューと叫びまくりたい。エンターテインメントの醍醐味がとことん味わえる、至福の120分間といえるだろう。

真っ赤な幕があがるとオーケストラの生演奏。舞台袖から足と手が!ハットにズボン姿の米倉涼子はどうやら相棒の城田優を探しているようだが…と、笑いに満ちた登場からカンパニー勢揃いでの「ウィルコメン」(『キャバレー』)へと展開し、ボブ・フォッシーの妖艶で猥雑、ウィットに富んだ独特な世界へと誘われる。

MEIN HERRMEIN HERR

 

​前半はダンス&フォッシー祭り!フォッシーファンはもちろんのこと、初心者も魅せられるだろう工夫が凝らされている。米倉が殺人犯として収監された人妻ロキシー・ハートを演じた『シカゴ』からは4曲。米倉は2012年以来、米ブロードウェイと日本でたびたびロキシーを演じてきただけあり、奇天烈かつ難しいフォッシースタイルを自分のものにしているのが素晴らしい。城田がロキシーを弁護する敏腕弁護士ビリー・フリン役で登場したのにはビックリ。「オール・アイ・ケア・アバウト」では羽に囲まれて意気揚々とソロを歌い、「ウィ・ボース・リーチド・フォー・ザ・ガン」では米倉ロキシーを膝の上に乗せて絶妙なパフォーマンスを披露。あまりにお似合いで、城田が全幕でビリーを演じる日が来ますように!と祈ったほどだ。また韓国でロキシーのライバルであるヴェルマ・ケリーを演じたJKimと米倉のデュエットという貴重な顔合わせ、スペシャルゲスト前田美波里を加えて3人によるクライマックスの「ナウアデイズ〜ホット・ハニー・ラグ」は胸熱としか言いようがない。

I want Billy〜 All I Care AboutI want Billy〜 All I Care About

NowadaysNowadays

Hot Honey RagHot Honey Rag

 

 

同じくフォッシー作品『ピピン』からは3曲。名曲「コーナー・オブ・ザ・スカイ」では2019年にタイトルロールを演じた城田と2022年に演じる森崎ウィン、新旧ピピンがデュエットするという『SHOWTIME』ならではのお楽しみも堪能。二人の伸びやかな美声に心が洗われるようだった。またフォッシーの名を世界に知らしめた「スチーム・ヒート」(『パジャマゲーム』)を米倉と男性ダンサー2名が披露。このコミカルながらハードルの高いダンスナンバーに挑む米倉のフォッシー愛の深さたるや、心意気に拍手を送りたい。長年フォッシースタイルに取り組んできた大澄賢也による「ミスターボージャングルズ」(『ダンシン』)も見応えたっぷりだ。
 

Corner of the SkyCorner of the Sky

Mr. BojanglesMr. Bojangles

後半は聴かせるヴォーカル曲が続く。米倉と城田のハーモニーが美しい「フォーリング・スローリー」、森崎ウィンによる切なさが迫る一曲「頭の中の壁」(『ジェイミー』)圧巻の歌唱力を見せつけたJKimによる「見果てぬ夢」(『ラ・マンチャの男』)などのミュージカル曲から「イマジン」「ハレルヤ」などポップス曲まで幅広く、耳も心も幸福感で満たされた。城田が作詞・作曲を手がけたオリジナルのバラード「SHOW MUST GO ON」では、キャスト全員が手話を取り入れた振付を踊りながら思いの丈を歌う。エンターテインメントの意義を改めて想いながら、劇場でこの瞬間に浸れることに感謝した。

HallelujahHallelujah

終演後の囲み取材では「お客様、キャスト、スタッフ、公演に関わる全ての人の想いが詰まった作品。少しでも皆様に夢と希望、まだまだ人生楽しいことが待っていると感じて欲しい。」とコメント。城田優は「コロナ禍だからこそ、今回の舞台は実現したと思う。米倉さんと一緒にこんなにも素敵な空間を作り出せたことを誇りに思うし、多くの皆さんに観ていただきたい。そして前向きな、心弾むような気持ちになってもらいたい。」とコメントした。

エンターテインメントを心から愛する人々がこだわって創っているから、愛に満ちているし共感できる。
極上のショー、ぜひご体験あれ。

セットリスト
Overture
Willkommen
(ウィルコメン『キャバレー』より)                
MEIN HERR
(私の愛するあなた 『キャバレー』より
Rich Man’s Frug
(リッチマンズ・フルーグ 『スウィート・チャリティ』より)
I GOTCHA
(アイ・ガッチャ『ライザ・ウィズ・ア・“Z”』より)
All I Care About
(オール・アイ・ケア・アバウト 『シカゴ』より)
We Both Reached for the Gun
(ウィ・ボース・リーチド・フォー・ザ・ガン 『シカゴ』より)
Roxie
(ロキシー 『シカゴ』より)
With You
(ウィズ・ユー『ピピン』より)
Corner of the Sky
(コーナー・オブ・ザ・スカイ『ピピン』より)
Blackbird
(ブラックバード/ビートルズ)
Steam Heat
(スチーム・ヒート『パジャマゲーム』より)
Mr. Bojangles
(ミスターボージャングルズ『ダンシン』より)
No Time at All
(ノー・タイム・アット・オール『ピピン』より)
*前田美波里出演回
Cabaret(キャバレー 『キャバレー』より)
*中尾ミエ出演回
If My Friends Could See Me Now
(今の私を見せたいわ『スウィート・チャリティ』より)
Nowadays〜Hot Honey Rag
(ナウアデイズ〜ホットハニーラグ『シカゴ』より)
Falling Slowly
(フォーリング・スローリー『ONCEダブリンの街角で』より)
The Wall in My Head
(頭の中の壁『ジェイミー』より)
The Impossible Dream
(見果てぬ夢『ラ・マンチャの男』より)
Imagine
(イマジン/ジョン・レノン)
Hallelujah
(ハレルヤ/レナード・コーエン)
SHOW MUST GO ON
(ショー・マスト・ゴー・オン/オリジナル)

公演概要                                                              

■公演名:米倉涼子 X 城田優 『SHOWTIME』

■公演日時:上演中〜6月27日(日) 全7回公演

 *上演時間 約90分(休憩なし)予定

■会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)

■キャスト:米倉涼子、城田優、森崎ウィン、JKim、大澄賢也、青山航士、碓井菜央、尾関晃輔、
加藤さや香、神谷直樹、田極翼、中嶋紗希、伯鞘麗名、橋本由希子、福田えり、松出直也、三井聡

■スペシャルゲスト:中尾ミエ、前田美波里

■スタッフ:演出:城田優 米倉涼子 振付:大澄賢也 音楽監督・指揮:上垣聡

■チケット料金:S席12,000円 A席9,000円(税込・全席指定)*未就学児入場不可

▶6/24(木)13時公演は当日券を午前11時〜会場窓口にて販売予定。
それ以外の公演については残席がある場合のみ、開演の2時間前までチケットぴあ(https://w.pia.jp/t/theshowtime/)で販売。

*やむを得ない事情により出演者が変更になる場合もございます。出演者の変更による払い戻しは行いません。
*「SHOWTIME」では政府・自治体・関係団体のガイドラインに基づき、新型コロナウイルスの感染拡大予防対策を講じ、ご来場の皆様の安全と安心を確保できるよう努めてまいります。
チケットをご購入される前、ご来場の前は必ず公式HP(https://theshowtime.jp)をご確認の上、ご購入・ご来場くださいますようお願い申し上げます。

■お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
 

 

 

 

 

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