《新刊のご案内》     「気がつけば警備員になっていた。」

株式会社 笠倉出版社のプレスリリース

24時間365日、喜びも悲しみも「ビルの中」にあり。夢に敗れて、挫折を繰り返し、たどり着いた仕事は、「高層ビルの警備員」だった……。「誰でもなれる職業」と自嘲しながらも、置かれた場所で懸命に働く「施設警備員」の実態を、警備員自身が、愛と憎しみで描き出す。
すべて実話の問題作。

報道関係各位
2021年6月15日
株式会社笠倉出版社

高層ビル警備員のがわかる実録ルポ
『気がつけば警備員になっていた。』が刊行
〜笑って泣けてじんわりくる、中年警備員のドタバタ奮闘記が書籍化!〜

株式会社笠倉出版社(本社:東京都台東区、代表取締役:笠倉伸夫)は、警備業界の裏側に迫るルポルタージュ『気がつけば警備員になっていた。』を2021年6月28日(月)に刊行いたします。
【URL】https://www.amazon.co.jp/dp/4773061324

 

 24時間365日、喜びも悲しみも「ビルの中」にあり。
 逃げて、逃げて、また逃げて……。夢敗れ、挫折を繰り返し、現実から逃げ続けた青年がたどり着いた仕事は、「高層ビルの警備員」だった。
 「誰でもなれる職業」と自嘲しながらも、置かれた場所で懸命に働く「施設警備員」の実態を、警備員自身が、愛と憎しみで描き出す実録ノンフィクション。

 著者の堀田孝之氏は、高層ビルの「施設警備員」として4年間を過ごしてきました。そのときのリアルな体験をまとめたものが本書です。
 

 商業施設やオフィスビルでは、たくさんの警備員が日夜働いています。お勤めのオフィスビルにも、デパートにも、美術館にも、駅にも、「施設」と呼ばれる場所には必ず警備員が配置されています。警備員の姿を見かけな日はないと言っても過言ではありません。

 現在、警備を生業とする人の数は57万人を超えています。にもかかわらず、その仕事の実態は一般にはあまり知られていません。
 警備員と聞くと、つい「立っているだけの仕事」「歩いているだけの仕事」のような偏見を伴ったイメージを持ってしまいがちです。しかし、本書を読むと、警備員は「マニュアル人間」には務まらない、非常に奥深い仕事であることがよくわかります。

 コロナ禍の現在、失業者が増えるに従い、警備員を志す人が増えていくことが予測されます。そんななか本書は、警備業界を知るための格好の材料になるはずです。
 これまでにも、ベストセラーになった『交通誘導員ヨレヨレ日記』(三五館シンシャ)など、交通誘導警備員のルポルタージュは存在していました(堀田氏はこの漫画版の制作にも携わっています)。
 しかし、施設警備員についての詳細なルポは、本書が本邦初です。そういった意味では、貴重な「職業紹介本」といえます。

 また、本書の最大の魅力は、「読み物としての面白さ」です。単なる「職業紹介本」の枠にとどまらず、まるで映画のストーリーを追っているかのように、ときに笑いあり、涙ありで、感情を揺さぶられながら読み進めることができます。
 一人の青年が中年になっていくにつれ、「夢と現実」「仕事と家庭」「自意識と差別」「怒りと諦め」の間でもがき苦しむ様は、「青春物語」として読み解くこともできます。
 若年層から中高年まで、「置かれた場所で懸命に働くすべての人」を応援する作品です。

【書誌情報】
『気がつけば警備員になっていた。–高層ビル警備員のトホホな日常の記録』
著者:堀田孝之
定価:1430円(本体1300円+税)
仕様:46判/ソフトカバー/224ページ
ISBN:978-4-7730-6132-1
発行:株式会社笠倉出版社
発売日:2021年6月28日

●笠倉出版社:https://www.kasakura.co.jp/
●Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4773061324

著者プロフィール
堀田孝之(ほったたかゆき)
1984年、山梨県出身。横浜国立大学中退。日本映画学校卒業。雑誌の編集プロダクションを経て、施設警備員に。その後、いくつかの出版社を書籍編集者として渡り歩き、再び警備員になる(このあたりの顛末は本書に詳しい)。著書に『交通誘導員ヨレヨレ漫画日記』(三五館シンシャ)、『「鬼滅の刃」に学ぶ絶望から立ち上がるための27の言葉』(笠倉出版社)がある。

【発売記念トークライブ配信実施
「気がつけば警備員になっていた。」×「交通誘導員ヨレヨレ日記」
著者二人が語る絶対に面白い〝最前線現場のいま〟
トークのお題は、「警備員と交通誘導員、どっちがホントに大変なの?」「中年と壮年、どっちが生きづらい世の中なの?」など、似たようなテーマの本ながら、ふたを開けてみると世代も職場も異なる二人が見てきた、感じてきたことをとことん語り合っていただきます!

【開催日および開催場所】
日時:7月15日(木)14時~
場所:株式会社伊勢出版社内にて
東京都台東区浅草橋1-24-1 高政ビル3階
配信URL:https://youtu.be/IX4PVKp1C7s

※当日、メディアの方の取材をお受付いたします。トーク内容を抽出し、ぜひ記事にされてください。

【会社概要】
会社名:株式会社笠倉出版社
所在地:東京都台東区東上野2-8-7
代表者:笠倉伸夫
設立:昭和50年5月
URL:https://www.kasakura.co.jp/
事業内容:書籍・ムック・コミック・雑誌の出版

【お客様からのお問い合わせ先】
株式会社笠倉出版社 企画営業部
TEL:0120-984-164
e-mail:sales@kasakura.co.jp

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社笠倉出版社 企画営業部 三上
TEL:0120-984-164
e-mail:sales@kasakura.co.jp

株式会社伊勢出版(企画・編集)
編集担当:伊勢
TEL:03-5846-9193
e-mail:ise@ise-book.biz

 

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