株式会社ほぼ日のプレスリリース
2019年11月のオープン以来、展覧会、ミニコンサート、トークイベントなど、いくつかの「ライブ」を行ってきた「ほぼ日曜日」で、はじめて演劇の公演を行います。本作は、演劇作家・藤田貴大さんが脚本と演出を務める演劇団体「マームとジプシー」がドイツのシューズブランド「trippen」とコラボレーションをした公演です。チケットは 2月10日(月)午前11時より発売します。本イベントの詳細は https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/548.html にてどうぞ。
数ある劇団の中からお招きしたのは人気の演劇団体「マームとジプシー」。ほぼ日でおなじみのクリエーターの方々がこの劇団とコラボレーションしている事実に気づいたのが、はじまりでした。ほぼ日で何度もお仕事をお願いしているブックデザイナーの名久井直子さんは、マームとジプシーの宣伝ビジュアルを手がけるだけでなく、演劇作品を共作で発表されています。ほぼ日のギャラリー「TOBICHI」で展覧会を開いた画家のヒグチユウコさんは、いくつかの公演で舞台美術や衣装を担当。ほぼ日手帳などでご一緒しているファッションブランドのミナ ペルホネンも、同劇団とのコラボレーションを行っています。ほぼ日マンガ大賞の入選者・今日マチ子さんの作品は、マームとジプシーによって舞台化されました。そして、本作でマームとジプシーがコラボレーションするtrippenは、スタイリストの伊藤まさこさんがほぼ日と共に展開するブランド「weeksdays」でご一緒しています。この舞台で、靴と演劇のコラボレーションが実現します。こうした一致だけでもほぼ日との親和性を感じられる「マームとジプシー」という劇団を、はじめて演劇に触れる方々に、自信をもっておすすめします。もちろん、マームとジプシーファンの方もぜひご来場ください。「ほぼ日曜日」という場所が、どんな演劇的空間に変わるのか。それを体験した方はどのような感想を持つのか。なにもかもがたのしみな、新しい試みです。
【trippen×マームとジプシー『CYCLE』】作・演出 藤田貴大
<ストーリー>
夜が明けてから
夜が更けるまで
都市の 片隅に 佇んでいる
ダイナー「CYCLE」にて
はたらくひと あつまるひと
<作・演出を手がける藤田貴大さんより>
また朝を迎える
その色のなかで
おもいだすこと
ざらつきは日々、増していく。
重なり重なって蓄積していく。
いつだったか、からだのなかにとりこんだ言葉にならないこと。
もしくはできないことは、
だれにも知られることのない記憶の場所にとどまって、
息をひそめている。
それらは、いつか声になるか。
外へ、でていこうとするのか。
つまり、循環するのだろうか。
今朝も、靴を履いた。その足もとを、
なぜかみつめた数秒間。
あのときの、あのひとの表情。
あの言葉のほんとうの意味。
夜へと消えていった足音を、おもいだした。
<出演> 小椋史子 猿渡遥 辻本達也 中島広隆 船津健太 吉田聡子
<公演日程> 3月1日(日) 18:00 / 3月2日(月) 19:30 / 3月3日(火) 19:30 / 3月4日(水) 19:30 /
3月5日(木) 14:00、19:30 / 3月6日(金) 19:30 / 3月7日(土) 14:00、18:00 / 3月8日(日) 13:00
<チケット> 前売り ¥3,800(税込)+ drink/当日精算・当日券 ¥4,200(税込)+ drink
チケット発売:2020年2月10日(月)午前11時より、ほぼ日曜日およびマームとジプシーのホームページより発売
*日時指定・全席自由席です。*会場でドリンク代 ¥500 (税込)をちょうだいします。
<場所> 渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」 渋谷区宇田川町15-1
<企画> ほぼ日刊イトイ新聞 trippen 合同会社マームとジプシー