株式会社コンプリートコネクションのプレスリリース
2021年7月21日(水)〜8月1日(日)、帝国ホテルプラザ2FのコマーシャルギャラリーMEDEL GALLEY SHU(株式会社コンプリートコネクション)では、アーティスト美波の個展「eN(えん)」を開催します。
美波は、ハリウッド映画にも出演する国際的に活躍する女優ですが、表現者として、演劇や絵画、創作方法を限らずに自らの奥深いところに潜んでいる感情や物語を語り、人生の何処其処の景色に存在する正解を探り出そうとしています。今回の個展”eN”は、描き溜めてきた油絵、16年後に撮影した映画の続編、コラージュ作品等…さまざまな彼女の軌跡が、縁で結ばれたような展示となります。
個展 eN
MEDEL GALLERY SHU(日比谷)
2021年7月21日(水)〜 8月1日(日)
11:00−19:00(最終日は17:00まで)
2021年7月21日(水)〜8月1日(日)、帝国ホテルプラザ2FのコマーシャルギャラリーMEDEL GALLEY SHUでは、アーティスト美波の個展「eN(えん)」を開催します。
美波は、ハリウッド映画にも出演する国際的に活躍する女優ですが、表現者として、演劇や絵画、創作方法を限らずに自らの奥深いところに潜んでいる感情や物語を語り、人生の何処其処の景色に存在する正解を探り出そうとしています。今回の個展”eN”は、描き溜めてきた油絵、16年後に撮影した映画の続編、コラージュ作品等…さまざまな彼女の軌跡が、縁で結ばれたような展示となります。
Exhibition Statement
“私の表現の物語は、16年前に作った短編映画 “eN”からはじまりました。
当時、私はシュールリアリズムが大好きな、エネルギーに満ち溢れている女の子でした。
もうひとりの自分をiMANiMと名付け、
現実と非現実を行き来して心を遊ばせ、
想像の中にいる時だけ、自由になれるような気がしていました。
そんな自分の世界を形にしてみたくて、18歳の夏、映画を撮ったのです。
それから私は表現者として、演じる以外にもさまざまな手法で、物語の結末を自分なりに探ってきました。
今回の個展”eN”は、描き溜めてきた油絵、16年後に撮影した映画の続編、コラージュ作品等…さまざまな自分の軌跡が、縁で結ばれたような展示です。これを発表して初めて先に進める、そんな気がしています。まだ見ぬ世界への一歩を、皆さんと共有できたら幸いです。” <美波>
Artist Statement
ぷかぷかと、裸で海に浮かんでいる心地よさ。
同時に、山脈のてっぺんで綱渡りしているような緊張感。
集中している時、感覚が振り子のように行ったり来たりする。
全神経が研ぎ澄まされ、体のアンテナが総立ちする。
でも心は平和だ。
日本人の母、フランス人の父。二つの文化の狭間で揺れ動いた。感情を言葉に乗せることが人よりも遅かったようだ。
そのためか、名前のないモノや言葉にならない感情を、
自分なりの方法で表現する必要があった。やがて芝居に出会い、虜になった。演じることで感情とエネルギーの奥深さを知り、そこから、想像と現実、物質と精神、あいまいな記憶…名前のない”狭間のモノたち”にいっそう興味を持つようになった。そして、その物語を表現することを始めた。
表現は私にとって、二つの世界を行き来するためのツールだ。
自分の描きたい世界がある。
心の奥で沸沸とするマグマは今でも火傷するくらい熱く居座っている。
それがある限り、私は私の中の物語を描く。
そして集中し続けることで、人生のまだ見ぬ正解を探している。
Profile
美波|Minami
1986年9月22日、東京都生まれ。
深作欣二監督作品『バトル・ロワイアル』(2000)で映画デビュー。
以降、蜷川幸雄演出舞台『エレンディラ』、野田秀樹演出『ザ・キャラクター』、河瀬直美監督『Vision』、手塚眞監督「ばるぼら」などなど数々の映画や舞台、ドラマ、CMで活躍。
18歳からは映画撮影、油絵などの創作活動を開始する。
2014年、文化庁新進芸術家の海外研修メンバーとして、フランス・パリのジャック・ルコック国際演劇学校に1年間在籍。
2021年9月公開映画『MINAMATA(原題)』(アンドリュー・レヴィタス監督)にてジョニー・デップの相手役としてハリウッドデビューを果たす。現在は日本-フランス-アメリカに拠点を置いて活動。今回は3回目の個展となる。
公式サイト:http://minami-imanim.com
アーティストページ:https://imanim.art
Instagram:https://www.instagram.com/minamimanim/
Artwork
Anonymous
Oil on canvas|35x45cm|2021
上気せ気味に何か囁き合っている彼女たち。
同時に、街を照らすように、ランタンを口に加えて世界を見下ろしている…絵を描くとき、歪だったり、非バランスなものをあえて描くことを意識している。だって、バランスよく動いているような世の中、よく見ると、とっても歪じゃない?じっと見据えるとこぼれ落ちていくオカシイ数々。その非バランスがいつしか心地よくなる。そんな作品を創っていきたいなっといつも思っている。
Caméléon
Oil on canvas|35x45cm|2021
この作品は香港にて21日間のホテル隔離中に私のお部屋から毎晩見ていた夜景です。
今回は連想や想像へ発展せず、見たままを描こうと思いました。
窓に反射し映っている姿は私です。
美しさの中に閉じ込められた自分、そしてどこにいるかわからず、なんとなく水の反射の中に浮遊している様子を描けたらと思いました。
HOME
Oil on canvas|35x45cm|2020
6年前、役者として、人間として、表現の幅を広げたく、フランスへ発ちました。今は日・仏・米を拠点に、国境のない役者(表現者)を目指しています。素晴らしい人に沢山出会い、素敵な場所も行きました。いつも、日本に戻るたび、ここが本当のホームなんだと感じます。へその緒が繋がって場所はここなんだなっと。
みなさんにとってのホームは何ですか?
https://medelgalleryshu.com/minami-en/
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
MEDEL GALLERY SHU
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ東京2F
03-6550-8111
info@medelgalleryshu.com
担当:高野賢一